【モーリス・ラクロア】流行に左右されないアイコンモデル「アイコン オートマチック」

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今回は、当店でも20万円台で断トツ人気を誇るこちらのモデルをご紹介いたします。

この記事の目次

モーリス・ラクロア「アイコンオートマティック」

販売開始から約4年経ちますが、現在も勢いは止まることなく売れ続けているモデル。
売れる理由を私なりに解説していきます。

【モーリス・ラクロア】流行に左右されないアイコンモデル「アイコンオートマチック」-MAURICE LACROIX -IMG_5158

売れる理由① 人気ジャンル「ラグスポ」

近年、高級時計を席巻する人気ジャンルが「ラグスポ」。
ラグスポとは、「ラグジュアリースポーツ」の略語で高級感のある外装とスポーティなデザインを併せ持った腕時計のことをさします。
高級感とスポーティさを兼ね備えたデザインは汎用性が高く、シーンを問わず幅広いスタイリングに調和するのも支持を得ています。

ラグスポ時計の特徴として、頑丈なステンレススチール素材をはじめ、ラグと一体化したストラップ、エッジを立たせた仕上げなどが特徴といえます。

モーリス・ラクロアのアイコンオートマティックもラグスポの特徴である、ケースからラグ、ブレスにかけて流れるように一体化したラインや立体的なベゼル、全体的にエッジが効いた仕上げが施されています。

売れる理由② 他を圧倒する“手の届く価格”

パテック・フィリップの「ノーチラス」がラグスポ時計の元祖とも言われており、その他オーデマピゲの「ロイヤルオーク」、ヴァシュロンコンスタンタンの「オーヴァーシーズ」、などがラグスポ時計の代表各と言われています。

ラグスポの始まりはパテック・フィリップのノーチラスのように、これまでドレッシーなゴールド製の時計を作っていた雲上ブランドがスポーティーなステンレス製の時計を作るようになったことがきっかけと言われています。

もともとは超高級ブランドがステンレス製のスポーティー時計を作っていたことから、「ラグスポ時計＝超高級時計」というイメージを持たれていました。

常識を覆す新鮮なデザインが世界中にうけ、他のブランドもノーチラスやローヤルオークに近いデザインを発表するようになりました。例を挙げると、ブルガリの「オクトフィニッシモ」やジラールペルゴの「ロレアート」、ランゲ&ゾーネの「オデュッセウス」などが当てはまるかと思います。
しかしながらケースやブレスの作りが複雑なため製造コストがかかり、現在でもラグスポ時計の価格相場は170万円~400万円なのが主流です。

そんななかモーリス・ラクロアが20万円台という破格の価格帯でラグスポ時計を発表したことが話題に。
「ラグスポ時計カッコいいけど、高い。。」「気軽には買えない」と思っていた方にも挑戦しやすい価格帯だと思います。