皆さまこんにちは。北野です！

近年パネライは最小の38mmケースの新作を発表したり、薄型のルミノールドゥエなど《デカ厚》のパネライのイメージを覆すモデルがラインナップされています。

ただし今までのイメージ、パネライらしさを求める根強いファン層も衰えず、どうせパネライを着けるなら思いっきりデカ厚を楽しみたい！というお客様も多くいらっしゃいます。
そんなお客様にご紹介するのはパネライらしさがギュッと詰まったこちらのモデルです。
【写真左】ルミノール マリーナ 1950 スリーデイズ　品番：PAM00423
【写真右】ルミノール マリーナ 1950 スリーデイズ パワーリザーブ　品番：PAM00422
ムーブメント：手巻き（パネライ自社製キャリバー P.3001/P.3002）
ケース素材：AISI 316L ポリッシュスティール
防水：10気圧（100m）
ケース径：47mm
その他特徴：パワーリザーブ72時間
価格：￥1,134,000-(税込)￥1,155,600-(税込)

こちらの両モデル、ルミノール1950と名前がつきますが、前回ご紹介したPAM01320などの44mmケースのものとはデザインが違います。PAM00372や、PAM00422・PAM00423は1940年代後半のルミノールケースからデザインを継承しています。
パネライいわく、ケースの角に向かって緩やかにカーブしていく面を作るのがケース製造において非常に困難な技術だそうです。搭載されているムーブメントは、大型にして屈強で高精度！
2分割の巨大なブリッジが全体を覆い、テンプも両受けとした屈強かつモダンな作りになっています。テンプは13.2mmと巨大で、ゆったりと毎時2万1600振動で時を刻むクラシカルなロービート。ツインバレルは、駆動時間を延ばす目的よりも精度の安定のためという意味合いが強く、実際、大型テンプとツインバレルの恩恵によって、テンプの振り角は安定し、高精度が維持されています。
創造的なデザインと、機能性の共存は、軍用として求められたパネライだからこそ実現できたのです。10年20年後も古くならないそのデザインは一生もののお時計として寄り添ってくれます。

是非一度店頭にてご試着ください。皆さまのご来店心よりお待ちしております。