みなさま、「トゥールビヨン」という機構はご存知でしょうか？
世界三大複雑機構のひとつと呼ばれておりフランス語で“渦”を意味します。
機械式時計は姿勢差により主にヒゲゼンマイと呼ばれるパーツが重力の影響を受け精度が前後します。
「トゥールビヨン」はその姿勢差で生じる誤差を限りなく少なくするために天才時計技師と呼ばれたアブラアン・ルイ・ブレゲが1800年ごろに発明したといわれており、重力を分散する機構の組み立てては非常に複雑、かつ極めて繊細です。
またキャリッジごと動く心臓部分は多くの時計ファンを魅了し、憧れでもあります。
各ブランドから様々な「トゥールビヨン」搭載されているモデルが登場しておりますが1000万円を越えるモデルが多く存在します。
前置きが長くなりましたが、本日はその複雑機構を搭載しつつも
200万円代で買えてしまうタグ・ホイヤーのアバンギャルドな1本をご紹介。カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン カーボン＆チタニウム
品番：  CAR5A8W.FT6071
ムーブメント：自動巻クロノグラフ（自社製キャリバーホイヤー02 トゥールビヨン）
素材：チタニウム製×カーボン製ラグ×カーボン製ベゼル
サイズ：45mm
防水：100m防水
価格：¥2,112,000-(税込)

6時位置に「トゥールビヨン」を搭載したタグ・ホイヤーのカレラ、キャリバーのホイヤー02T。本日紹介するモデル以外にもベースとなる素材がチタンやセラミックを採用したモデルがございますがいずれも約200万円ほどで購入することが可能です。
また「トゥールビヨン」機構をただ搭載しただけでなく、経過時間を計測できるクロノグラフ、タキメータースケール、100m防水、COSCクロノメーター取得と非常に高いパフォーマンスを誇ります。

なぜ200万円でタグ・ホイヤーはトゥールビヨン搭載モデルを発売することができたのか？
それは徹底したコストの見直しにより実現されました。スイスの老舗ブランド、タグ・ホイヤーの長年培ってきた技術・品質・性能を結集して制作されたモデルです。
ちなみにベゼルとラグに採用されているカーボンは非常に高価な素材ですが非常に軽量、かつ独特なマーブル模様が特徴です。
マーブル模様は一つとして同じものが存在することがなく1本1本模様が異なります。ベースとなるチタニウム製のミドルケースもステンレススティールに比べ軽量かつ強靭な素材です。立体的なケースは非常に高級感があるデザインとなっております。
高価なモデルではございますが、相場よりリーズナブルに男性のロマンでもある『トゥールビヨン』を手にいれることができます！

店頭では実際に手にとってご覧いただくことはもちろん、ご試着も可能です。
トゥールビヨン搭載モデルとそうでない機械式時計のモデルを見比べていただくことも出来ますのでお気軽にご来店くださいませ。