【ゼニス/デファイ】圧倒的な存在感と機能性!スペシャルなデファイ「ZERO G」
こんにちは!
京都店の瀧澤です。
本日は【ゼニス】より、非常にスペシャルな1本が入ってまいりましたので、早速ご紹介します!
デファイ ゼロG
品番:18.9000.8812/79.M9000
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(エル・プリメロ9004)
ケース素材:18Kローズゴールド
ケース径:44mm
防水:100m防水
価格:¥15,120,000-(税込)
ゼニスの高い技術力と、フルスケルトンの高いデザイン性が特徴の「デファイ」
ただでさえパフォーマンス力の高いモデルですが、今回ご紹介するデファイはさらに機能性とデザイン性をグレードアップさせたモデルになります。
ケースとブレスには18Kローズゴールドを使用し、高級感に溢れています。
また、デファイの特徴であるフルスケルトン文字盤もケースやブレスの存在感に負けない存在感を放ちます。
そして最大の特徴は、6時位置に配されたグラビティコントロールと呼ばれる「ジャイロスコープモジュール」。
この機構は調整機構とテンプを水平の位置に保つことにより、重力が時計の精度に与える影響を相殺します。
写真だと少しわかりずらいですが、時計をどの向きにしてもこの機構は地面に対して常に水平になります。
似たような機構として「トゥールビヨン」を思い浮かべられる方もいらっしゃるかと思いますが、トゥールビヨンは調速脱進機をキャリッジといわれる籠に入れ、その籠自体が「常に」「1方向だけに360度」回転します。それにより姿勢差による重力抵抗を分散しているのですが、対してグラビティコントロールはその調速脱進機自体が回転するまではトゥールビヨンと同様ですが、その回転の仕方に違いがあります。
このグラビティ-コントロールは「必要な時に」「あらゆる方向に360度」回転します。
もちろん両者とも重力の姿勢差を少なくするという点では同様なのですが、トゥールビヨンは「常に」回転する為トルクの消耗も多く、テンプの振り角も少なくなりがちです。テンプの振り角が少なくなるということは逆に時計の精度が悪くなることすらありえます。それに対しこのグラビティコントロールは、時計の姿勢が変わった際のみ自動的に回転します。
つまりトゥールビヨンよりも負荷がかかりにくい為、安定した精度が期待できます。
そして「あらゆる方向に360度」回転するということも非常に重要なポイントです。
トゥールビヨンが「1方向に360度」回転する為、基本的には縦姿勢などの単純な方向には効果的ですが、斜めなどの変則的な角度には対応できません。それに対しグラビティコントロールは「あらゆる方向に360度」回転する為、どの角度でも対応でき、常に地面に並行な状態を保つことが可能なのです。
トゥールビヨンは非常に複雑な機構であり、機械式時計を代表する機構でもあり、画期的な発明でもあります。
ただ、この機構は懐中時計が全盛の時代に開発された機構で、現代の腕時計のあらゆる姿勢差に対応できないことも事実です。
以上のことからグラビティコントロールはトゥールビヨンとは似て非なるものであり、ゼニスの技術力だからこそなしえた、現代の腕時計事情にうってつけの画期的な機能といえます。
いかがでしたか?
今なら店頭でこちらのモデルをご覧頂けます。
滅多にない機会ですので、是非ご興味のある方はお早めに店頭まで見にいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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