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近年、時計業界だけでなく様々なジャンルで騒がれているのは価格改定(値上げ)です。
値段が上がるから買わないというよりも、ここから先、さらに値上がりしてしまうかもで今買わないととお考えの方も多い印象です。
実際に数年前と比較、さらには10年前と比較しても値上がりの傾向なので今後も価格改定が行われる可能性はございます。

時計のジャンルにおいては値上がり幅の大きいのが時計のケースやブレスレットに18K素材を使用しているモデルです。
地金の値上がりの影響をそのまま反映されてしまうので。ゴールドのお時計をお探しの方やご検討中の方はもしかしたら“今”が買い時？かもしれませんね。

さて本日はそのゴールドをケースに採用した【ブランパン】の「フィフティ ファゾムス オートマティック」をご紹介いたします。
こちらは18Kレッドゴールドをケーズ素材に使用したゴージャスな1本です。

レッドゴールド製のケース

コレクション初となる、サテン仕上げのレッドゴールド製ケースにブルーセラミック製ダイヤルを組み合わせたスタイリッシュなデザインです。
まず、目を引くのがその美しいレッドゴールド製のケース。
このケースは、贅沢さと耐久性を兼ね備えた一品で、どんなシーンでもその存在感を発揮します。
光の当たり方によって異なる表情を見せる金色は、まるで海の波間に反射する太陽のように、視覚的な楽しさを提供してくれます。

ブルーの文字盤

ブルーの文字盤はこの時計のもう一つの魅力です。
深い海を思わせるこの色は、ダイバーズウォッチとしての機能性を象徴するとともに、どんなスタイルにもマッチします。
アワーマーカーや針とのコントラストが鮮やかで、視認性も抜群です。水中でも明確に時間を確認できる設計が施されています。

深みのあるブルーの文字盤は時計業界でも多く存在しますがこちらのモデルは文字盤の素材はセラミック製となります。
セラミックには、いくつもの利点があります。
ステンレススティールの6倍の硬度を誇るセラミックは、抜群の安定性と耐久性など優れた性質を有しています。
生産と加工が非常に複雑でありながらブランパンがこの素材を重視している理由は、その深い色合いにあります。
このウォッチはコバルト色の光沢を放ち、サンバーストのダイヤル中心部とマットなチャプターリングがコントラストを描きます。
硬度が高く加工が難しいですが時計作りへの思いが高いブランパンだからこそ、コストや手間をかけてでも作り続けるブランドです。


Dバックルも18Kレッドゴールドを使用しており、こちらも傷が目立たないようサテン仕上げが施されています。
基本的に「フィフティ ファゾムス」シリーズはピンバックル仕様が多いのですが、Dバックルになっており着けやすいのも嬉しいポイントですよね。

高性能ムーブメントとパワーリザーブ

ムーブメントにもこだわりが詰まっています。
フィフティファゾムスオートマティックは、ブランパンの自社製ムーブメントを搭載しており、高い精度を誇ります。
また、約120時間のパワーリザーブを備えているため、週末に時計を外しても安心して使えるのが嬉しいポイントです。この高性能な機構が、信頼性と使い勝手の良さを提供します。

ダイバーズ ウォッチは少なくとも、100m の潜水に耐えその1.25倍の耐圧性があり、かつ時間を管理するシステムを有する時計として定められています。
高い防水性能をはじめ、【ブランパン】が初代「フィフティ ファゾムス」に採用した逆回転防止ベゼルや耐磁性能、視認性の高いダイヤルデザインなどは、全て現代のダイバーズウォッチの基本条件となっています。
今回ご紹介のモデルも裏側はシースルーであるにも関わらず30気圧(300ｍ)防水が備わっており、【ブランパン】のダイバーズウォッチにかける思いが込められていると言っても過言ではないでしょう。

まとめ

ブランパンは、1735年に創業された時計メーカーで、ダイバーズウォッチの先駆者としての地位を確立しています。フィフティファゾムスは、1953年に登場し、フランス海軍のダイバーたちからの信頼を得ました。その歴史的背景が、この時計の特別な魅力をさらに引き立てています。

ブランパン フィフティファゾムスオートマティック18Kは、歴史、デザイン、機能性のすべてが調和した傑作です。美しいレッドゴールドのケースとブルーの文字盤は、視覚的な魅力だけでなく、実用性も兼ね備えています。ダイバーズウォッチとしての伝統を引き継ぎつつ、現代のニーズにも応えたこの時計は、時計愛好者にとって見逃せない存在です。