こちらは二十四節季をモチーフとしたシリーズとなり、ダイヤルを夏の始まる「立夏」の頃の季節の一瞬をとらえ、その美しさを目で楽しむことができます。夏はやがて米の種まきの時期に移り（芒種）、昼が長く夜が最も短い時期（夏至）になります。暑さの度合いが増し（小暑）、最も暑い日を迎え（大暑）、夏は終わりを告げます。そんな夏の情景の束の間の時を切り取ったダイヤルです。

数あるグリーン文字盤の中でも、不思議な輝きをしているこちらのモデル。夏にふと薫る草木や雨の匂いを連想する和風なカラーリングですね。
ゴールドのインデックスと針も美しく調和が成され、決して派手でない上品な印象です。

ムーブメントは「グランドセイコースタジオ 雫石」で熟練の匠の技によって組み立てられた、10振動のメカニカル・キャリバー「9S85」を搭載。
10振動ムーブメントとは、機械式時計の精度を司る「てんぷ」が1秒間に10回振動します。これを1時間に換算すると36,000回になるため、「ハイビート 36000」の呼称がつけられています。一般的なムーブメントは21,600振動/時（6振動/秒）または28,800振動/時（8振動/秒）なので、10振動という単位がいかに振動数の多い、精工なムーブメントであるかが分かりますね。

いかがでしょうか。
世界最高峰の技術と日本の伝統的な美的感覚を盛り込んだ1本となっております。
直径は40mmと大きすぎないサイズ感となっておりますので、是非文字盤の美しさと並べてサイズ感も体感してみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。