ポートフィノ･･･シリーズ名
ハンドワインド･･･手巻き
エイトデイズ…パワーリザーブ8日間　
モデル名からも読み取れる通り「手巻き」かつ「8日間のパワリザーブ」を兼ね備えたお時計になります。

パワーリザーブの重要性

世の中に流通している時計の多くは汎用ムーヴメントを採用しています。
その汎用ムーヴメントのパワーリザーブは約30時間から長くて72時間（3日間）ほどです。
72時間パワーリザーブのイメージは、平日お仕事で着けられて土日は他の時計を着けられる方が月曜日着ける時に針が止まっていない状態です。
192時間のパワーリザーブは一週間の初めに最大まで巻くと一週間ゼンマイを巻き上げる必要がありません。

ロングパワーリザーブの仕組み

①香箱の数を増やす方法はツインバレルやトリプルバレルと呼ばれる構造です。
仕組みとしては分かり易く、1つのゼンマイで足りないなら2つ目を足そうという事です。
しかしデメリットとしては、小さな時計の内部でスペースを生み出すにはケースサイズを上げるか厚みを出す方法が多く時計自体が大きくなりやすくなります

②ゼンマイの長さを長くする方法は非常に繊細な作業となります。
ゼンマイを収納する香箱を大きくすると、その分他の部品には耐久度の底上げが必須となります。
結果的に時計の部品を大きくする必要がある為、各部品を動かすための力が大きくなりゼンマイの力の浪費も多くなります。
必然的にゼンマイの力の浪費が多いためパワーリザーブが延びないという結果になります。

しかし、今回ご紹介している「ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ」は香箱一つです。
着目したのは、「香箱の内壁」「摩擦係数」でした。
ただでさえ薄い香箱の内壁を薄く削りゼンマイのスペースを確保する事で、ゼンマイの長さを延ばしました。
さらに摩擦係数を減らすことでゼンマイの力が出来る限り伝わるようにしました。
この血のにじむような開発の末誕生したのが「ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ」です。

エイトデイズパワーリザーブのメリットは
①安定したトルクを供給する事で精度を安定させる。
②一週間に一度最大まで巻き上げると一周間ゼンマイを巻く必要がない。
今回ご紹介のモデル実は8日目でも安定したトルクを提供するため9日間のパワーリザーブを実現しております。

ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズの使用感

手首周り15cmの西川が実際に着けてみたところ、ケースサイズは45mmですが、厚さが約12mmとなっており違和感なく着けることが出来ます。
リューズのサイズも目立たないサイズ感ですので、着けていて手首に当たる心配もありません。

レザーストラップには最高峰の”パーフェクトシューズ”ことイタリア製革靴ブランド「サントーニ」の革を使用。
美しい色合いに染め上がった柔らかくも芯のあるストラップは、イタリアの高級リゾート地をモデルに作られた「ポートフィノ」に
ピッタリで時計の風格を更に一段押し上げています。

いかがでしょうか。
試着されたと同時にIWCのこだわりや魅力に吸い込まれるでしょう！
ぜひ店頭でお試しください。

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例えば本日ご紹介させていただきました《ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ》¥1,562,000(税込)
であれば　月々26,000円　×　60回　(初回お支払のみ28,000円)でご購入いただけます。
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