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本日はタイトルにもある通り、50万円前後の時計をお探しの方におすすめの一本をご紹介いたします。

クリフトン ボーマティック COSC
品番 M0A10468
価格 ¥511,500  （税込）
ムーブメント 自動巻き（Baumatic BM13-1975A）
ケース素材 ステンレススティール
ベルト ステンレススティール
防水 5気圧（約50m）防水
サイズ 40mm

価格以上の高機能時計

この時計の良さは何といっても実用性の高いスペックを持ち合わせながらも、価格が相場よりもお安く提供しているところです。
ボーム＆メルシエは「何も見のがさない。最も優れた品質の時計だけを作る」という指針のもと、高品質な時計を作り続けている老舗ブランドでもあります。
まさにその指針を体現しているのが「クリフトン ボーマティック COSC」です。
では具体的にどこが優れているのかを細かく見ていきます。

①磁気に強い

時計の天敵でもある、磁気帯び。
磁気を発生させる携帯電話やパソコンなどの電化製品等に近づける・密着させてしまうと金属でできている時計は磁気を帯びてしまい、精度が狂ったり故障の原因となります。
そんな弱点を克服しているのが、この時計です。

1500ガウスという高い耐磁性能を持ち、これによって財布やバッグの磁気留め具、携帯、タブレットケース、スピーカー、その他のデバイスがもたらす日常的な磁場から充分に耐えることができます。
耐磁性能の得るためには軟鉄性ケースを時計に組み込むことが一般的ですが、この時計は軟鉄性ケースは採用していません。
ではどう工夫しているのかというと、時計の精度を司る脱進機をシリコン製にし、加えて文字盤側に耐磁の素材を差し込み、ムーブメントホルダーをクロムコア素材（真鍮とクロムの合金）に代えることで、1500ガウスの耐磁性能を得ています。

②5日間のロングパワーリザーブ

機械式時計は一般的に稼働時間は約2日間ですが、こちらのモデルは驚異の120時間（5日間）稼働します。
5日間に1回はめてあげるだけで時計が止まる心配はなくなるので、時刻や日付合わせが面倒と感じるかたこそ嬉しいスペックですよね。
稼働時間が長くなればなるほどゼンマイを収めるスペースも大きくなるため、ケースサイズが大きくなったり、ケースの厚みが分厚くなったりするのですが、こちらのモデルはケース直径40㎜、厚さ11.3㎜とコンパクトに仕上がっています。

大きすぎる心配はなく、装着感に優れています。
薄型ケースなので袖口にも隠れ、ビジネスシーンにもさりげなくお使いいただけます。

③精度の高さ

搭載するBM13-1975Aは、COSC認定を受けています。

〈COSCとは？〉
　スイスのクロノメーター協会が定める精度基準をパスした時計だけに与えられる称号。
　日差－ 4 ～＋ 6 秒という高精度を誇り、COSC認定を受けている割合は、スイス時計全体の、わずか5％といわれている。

厳しいテストをパスしたCOSC認定ウォッチは高い精度の証となり、時計の本質である「正確に時を刻む」ことにも重きをおいた時計だといことが分かります。

④メンテナンス間隔が長期化

通常メンテナンス（オーバーホール）の期間は3年～5年の間に1回が好ましいとされていますが、こちらのモデルは5年に1回のメンテナンスを推奨しています。

メンテナンス間隔を長期化できた理由の一部として、１0年以上もの摩耗性に関するシミュレーションテストが行われ、リシュモンが採用している3種類の合成オイルと航空業界から取り入れた潤滑油を採用しています。
40万円台で潤滑油にまでこだわる徹底ぶりには脱帽です。

⑤その場でベルト交換可能

クイックリリースシステムにより、わざわざお店に行かなくてもご自身で簡単にベルトの付け替えができます。
別売りにはなりますが、ダークブルーやブラウンなどの革ベルトやステンレスブレスなどのご用意もございます。

ちなみにステンレスブレスに交換すると、、、

雰囲気もガラリと変わりますね。夏の汗をかきやすい時期にもおすすめです。
ファッションやシーン、季節に応じてすぐさまベルト交換ができるのは実用的であると嬉しい機能です。

まとめ（個人的感想）

シンプルなデザインだからこそシーンや年齢問わず長期的に使うことができ、長期的に使えるよう高い耐磁性能やメンテンスの長期化を実現。時計の本質でもある精度も申し分なく、5日間のパワーリザーブやベルトの交換もその場で楽しめる実用性も兼ね備える。
個人的な意見ではありますが、50万円アンダーでここまで実用的で非の打ち所がない時計はないのではないかと思います。間違いなく値段以上のパフォーマンスをしてくれています。
「50万円以内で何かいいのない？」と言われたら、真っ先におすすめしたい1本です。