【IWC】ブロンズの経年変化はどんな感じになるの?~お客様の時計をレビュー~
みなさんこんにちは、内田です。
題名にもある通り、【ブロンズの経年変化】について意外と気になる方いらっしゃるのではないでしょうか?
今回、顧客様にご協力いただき、ブロンズ時計を購入してからの経年変化具合を皆様にもお見せしたいと思います。
時計の紹介
まずはお客様所有の時計を紹介いたします。
IWC
アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”
品番:IW379503
価格:¥1,512,000 (税込)
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(IWC自社製キャリバー89365)
ケース素材:ブロンズ
ベルト:ラバーストラップ
防水:30気圧(300m)防水
サイズ:44mm
現在も販売しております「アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”」。
IWC史上初のブロンズケースとなるこの時計は、進化論を提唱したことで有名なチャールズ・ダーウィンとガラパゴス諸島へ航海した調査船「HMSビーグル号」に捧げるオマージュモデルです。
当時の船は舷窓、金具、航海計器に腐食に強いブロンズが使用されていたことから、ケース素材にブロンズを採用。
ケースバックは、チャールズ・ダーウィンの肖像画がエングレーヴィングされています。
気になる経年変化具合は…?
さて本題の経年変化はどんな感じなのでしょう。
ちなみにお客様ご使用から3年経過したご様子がコチラ!
ぱっと見は分かりづらいかと思います。
比較してみると…
使用していくと徐々に光沢感がなくなり、マットな質感になっていますね。
ベゼルの縁の窪み部分は、特に黒っぽく経年変化しています。
店頭品のベゼルの縁を見ると、唯一窪んでる箇所だけ鏡面仕上げではなくサテン仕上げが施されています。
経年変化している時計の他の箇所は比較的同じ色合いなのにもかかわらず、ベゼルの縁の部分だけきれいに色合いが分かれていることから、ブロンズの仕上げの差が経年変化具合に差がつくのでは…?なんて個人的に分析しています。
オーナー様の使い方によっても変わってくるのでなんとも言えませんが、私には新たな発見でした。
光沢感が無くなり、より深みのあるカラーリングになったことで渋くてかっこいい印象でした!
今回ブログ掲載に快くご協力くださいまして、誠にありがとうございました。
今後さらに変化が見られたときはまたレビューさせてください!