スタッフ原、時計を買う。選んだ時計はグラスヒュッテ・オリジナル
皆さま、こんにちは。oomiya京都店の原です。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただきありがとうございます。
私は、oomiya京都店に入職して、約3ヶ月が経ち、大好きな時計に囲まれて働いていたので、我慢出来ずついに時計を購入しました!
京都店にはブランドが色々あり、これもいいけど、こっちもいいな…と毎日、どれを購入するか悩んでいました…
ただ、ここ数年、時計の値上がりが多く、金無垢の一回の値上がり幅が大きく、このままでは一生、金無垢が買えないのでは!?という想いがありました。
そして、先日、私は【グラスヒュッテ・オリジナル】の「セネタ・エクセレンス」の18Kレッドゴールドを購入しました!
今回、購入した「セネタ・エクセレンス」のどこに惹かれたのか等をご紹介させていただきます。
グラスヒュッテ・オリジナルの歴史
実は、【A.ランゲ&ゾーネ】と【グラスヒュッテ・オリジナル】には深い関係があります。
歴史を遡りますと、1845年、ドイツのグラスヒュッテにて【A.ランゲ&ゾーネ】の創業者「アドルフ・ランゲ」が時計工房を設立し、時計産業に一歩踏み出したのは有名な話です。
そこから瞬く間にスイス時計とは違う3/4プレート等でドイツ時計として確立し、時計産業で成功を収めました。
しかし、二度の世界大戦にてドイツは東ドイツと西ドイツに分かれ、グラスヒュッテの時計工房は戦争で多くの損害を受け、多くの時計工房を潰れてしまいましたが、存続した時計工房を全て東ドイツ統制下のグラスヒュッテ国営時計会社(GUB)として運営されました。
長い間、国営として運営されましたが、1990年にベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが統合され、GUBも民営化されました。
民営化とともに【A.ランゲ&ゾーネ】等が独立ブランドとして抜けました。1994年に残った民営のグラスヒュッテ時計会社を【グラスヒュッテ・オリジナル】として、ブランドを立ち上げたのがルーツとなります。
こういった深い関係が【A.ランゲ&ゾーネ】と【グラスヒュッテ・オリジナル】にはあり、デザインが似ている部分があるのは納得出来ますね。
セネタ・エクセレンスの特徴
グラスヒュッテ・オリジナル
セネタ・エクセレンス
品番:1-36-01-02-05-61
ムーブメント:自動巻き(自社製キャリバー 36-01)
素材:18Kレッドゴールド
ベルト:ルイジアナ・アリゲーター・ストラップ
防水:5気圧防水
サイズ:40mm
価格:¥2,750,000-(税込)
この「セネタ・エクセレンス」はとにかくスペックが凄いです!
ドレスウォッチの分類に入りますが、なんとパワーリザーブが約100時間。そして、自動巻きのため、とても普段使いがしやすいモデルとなっています。
パワーリザーブが長いと香箱が大きくなったり、自動巻きのローターがあると分厚くなったりするのですが、ケース径は40mmで、厚さ10mmのため、腕が15㎝と細い私でもフィットし、スーツの袖にも引っ掛かりません。
こういった所がストレスを感じる事がなく、日にちが経つにつれ、より気に入るようになってきます。例えば、スルメを噛めば噛むほど味が出て美味しくなるといったようなイメージです(笑)。
ヒゲゼンマイには、シリコンが用いられ耐磁性に優れています。
ムーブメントの固定には、カメラのレンズ固定で使用されているバヨネット式が採用される事で衝撃にも強いです。
パワーリザーブが長い・使いやすいサイズ・耐磁性が優れる・衝撃に強い…こんなタフなドレスウォッチがあるでしょうか。普段使いに言う事がないといっても過言ではありません。
ただ…私が購入に至ったのはスペックではなく、デザインです。
この「セネタ・エクセレンス」の試作を見た当時のCEO ヤン・ガマーが〝エクセレンス〟(優秀)と言ったのにも納得のいくモデルです!
デザイン
私は、正直文字盤に一目惚れし、購入に至りました。
まずこのインデックスを見てください。6と12のローマ数字とバーインデックスにはレーザーで彫ってからガルバニックブラックで墨入れをしています。そのため、文字の滲みがなく角が立ち、非常に綺麗です。
そして、文字盤の色はシルバーなのですが、サンドブラスト加工がされ凹凸があります。他ブランドのサンドブラスト加工に比べ、とても細かい加工のため、一見フラットな文字盤に見えるのですが、ルーペで見ると凹凸が分かります。そして、光が当たる明るい所では、腕の角度を変えると緻密な凹凸がキラキラと光って見え、綺麗です。シルバーのアベンチュリン文字盤なのではないかと錯覚します(笑)。
分目盛りには、伝統的なレイルウェイが用いられ、よりクラシックに、そして引き締まって見えます。
バーインデックスの上にはアラビア数字が小さく赤色でプリントされています。このアラビア数字の赤色は「セネタ・エクセレンス」の18Kレッドゴールドにしか用いられていません。
時分秒針にはブルースチールが用いられ、分針が長く視認性が良いです。分針の形が梨型のため、秒針と見間違える事もありません。
個人的には、秒針の端が『G』ロゴが好きなポイントです。
裏面はシースルーバックになっていて、審美性がとても高いムーブメントになっています。
ドイツ伝統の3/4プレート・自動巻きローター・テンプ受けにはグラスヒュッテストライプの仕上げが施されています。
この3/4プレートには手巻き用の輪列が見えるように配置され、とても美しいです。
そして、デザインだけでなく、機能性のこだわりもあります。
自動巻きローターの『G』ロゴと外周には、21Kゴールドが用いられ、自動巻きの効率を上げています。
青ネジも用いられており、ドイツ時計にはよく見られます。これは、ネジを焼く事で酸化被膜を作って青くなり、耐食性も上がります。青ネジは審美性・機能性の両方が上がる凄い手法なのです。
お支払方法
いかがだったでしょうか?
「セネタ・エクセレンス」は、私個人として現在、一番推せるモデルとなっています。
そして、金無垢モデルは一度の値上げ幅が大きいため、購入するのは今が一番です!
oomiya京都店では金利・手数料がかからない分割払い「oomiyaプレミアム・クレジット」をご利用いただけます。
例えば本日ご紹介させていただきました《セネタ・エクセレンス》¥2,750,000- (税込)であれば 月々45,800円 × 59回(初回支払時のみ 47,800円) でご購入いただけます。
頭金やボーナス払い併用も可能ですので詳しくは店頭スタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ。