【チューダー】ファン必見!ヴィンテージ好きには「ブラックベイ 54」
皆様こんにちは。
いつもoomiya京都店のブログをご覧頂き誠に有難うございます。
本日はチューダーより「ブラックベイ 54」をご紹介いたします。
歴史を感じるデザイン
2023年に発表されたこちらの「ブラックベイ 54」は、チューダーを語るうえで欠かせない歴史をもっているのはご存じでしょうか?
チューダーで初代ダイバーズウォッチ「オイスター プリンス サブマリーナー Ref.7922」を手本にしており、モデル名に“54”が付いているのはその初代モデルが登場した1954年の年数に由来しています。
回転ベゼル、分針・秒針の形、デイト表示のないところや丸形・長方形・三角が組み合わさった視認性の高いインデックスのデザイン、全体的なカラーリングなど初代モデルの特徴を最も忠実に再現しているモデルです。
当時は100m防水でしたが、今回のブラックベイ 54は200m防水へと変更されています。
ぱっと見て、従来のブラックベイやブラックベイ 58のサイズ感が小さくなっただけ?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は細かい点で差別化されています。
ベゼル
他のモデルとは違い、ベゼルには唯一ハッシュマーク(0~15分まで1分刻みの目盛り)がなく、5分単位にのみ目盛りがついています。
またベゼル12時位置にある▽の部分には赤色を採用していましたが、カラーを使わずハッシュマークと同色でシックにまとめられています。
【左写真:ブラックベイ 54 右上写真:ブラックベイ 58 右下写真:ブラックベイ】
ダイビング用として実用的に使うのであれば従来のモデルのように細かい目盛りや赤いポイントカラーがついていたほうが分かりやすいですが、初代モデルのベゼルの特徴を唯一継承しているので、ヴィンテージ時計が好きであればこういうちょっとしたところはそそられますよね。
ベゼル側面の凹凸も従来のモデルよりも粗目に設計されており、ベゼルを回転させるときのグリップ感が強くなった印象です。
針
分針と秒針にご注目!
従来のブラックベイ58やブラックベイと比べて微妙に形が違っているのはお分かりでしょうか?
秒針は分かりやすいですね。
ブラックベイには秒針に◇のポイントが付いているのに対し、ブラックベイ54は〇のポイントになっています。
分針は難易度上がります。
一見同じ形のように見えますが、分針の軸付近にご注目。形が違います。
こちらも初代ダイバーズウォッチのデザインを忠実に再現しています。
リューズ
リューズの形も微妙に変更されています。
リューズの大きさは初代モデルに習い、従来よりも小ぶりに作られています。
操作がしづらくなっているのでは?と個人的に思いましたが、ベゼル同様、リューズにある凹凸も少し粗目になっていることで、リューズをつまむとしっかりグリップが効き、見た目以上に回しやすいです。
またリューズにはチューダーローズの浮彫が施されていて、同じブランドでもモデルによって仕様が違うので、ついコレクションしたくなる気持ちが分かります。
小さめサイズが◎
こちらのサイズ感は37㎜とダイバーズウォッチとしては小ぶりなサイズになります。
厚みも11.2㎜とブラックベイやブラックベイ58と比べても最も薄い設計になっています。
ケースが薄く小ぶりになればなるほど装着感も高まるので、着け心地にこだわりたい方や腕が細い方、女性にも抵抗なく使えます。
またバックルの部分はチューダー独自の“T-fit”が搭載されていますので、工具不要でその場でベルトのサイズを微調整でき、さらに装着感を高めることができます。
ブラックベイ 54
品番:M79000N-0001
価格:¥546,700 (税込)
ムーブメント:自動巻き(マニュファクチュール キャリバー MT5400)
ケース素材 ステンレススチール
ベルト ステンレススチール
防水 200m防水
サイズ 37mm