レザーストラップの種類をご紹介!~オーダーベルトであなただけの特別な時計を演出~
皆様こんにちは。中原です。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
だいぶ涼しくなってきましたね。日中は暖かい事も多いので着る服を選ぶのが大変な季節です。
腕時計は季節関係なく着用できるので、是非ご自分に合った時計をお選びいただければと思います(笑)
本日はこれからの季節に重宝する「革ストラップ」の種類を紹介させていただきます。
革といっても数種類あるので、どんな特徴があるのか分からない方も多いと思います。
アリゲーター(クロコダイル)
時計に一番多く使われており、一番革のイメージが強いものが「鰐」だと思います。
イメージとして高級時計のベルト=アリゲーターというイメージが強い方が多いと思います。
アリゲーターの特徴として、比較的質感が柔らかく耐久性に優れています。時計のベルト以外にも財布であったりカバン、ベルトなど様々な部分で使用されている革製品の代表格です。
因みにクロコダイルとの違いは、表面に穿孔(せんこう)と言ってクロコダイルは小さな突起物があるのに対しアリゲーターは滑らかな表面となっています。
また腹部の部分は特に柔らかく、腕の部分と比べて高値で取引されることが多いです。
腹部の部分は竹斑、腕の部分は丸斑と呼ばれます。
時計に合わせて雰囲気を変えるのもいいかもしれません。
カーフ
次にポピュラーなものが、カーフです。
カーフとは生後6か月以内の孔子から取れた革のことを指します。
非常に緻密な繊維組織で構成されているため、しなやかで上品な質感が特徴的です。
因みに生後1年以内になるとキップレザー、生後2年以内になるとカウレザーという風に呼び方が変わってきます。
腕馴染みはとてもいいですが、反面傷が入りやすいのがデメリットでもあると思います。
リザード
リザード革は爬虫類のトカゲの革のことです。
トカゲのイメージは日本だと小さくてすばしっこいイメージの方が多いと思います。
しかしここでいうトカゲは主に海外に生息している大きな個体のトカゲを指します。
最も多いのが東南アジアに生息している「ミズオオトカゲ」、「ナイルオオトカゲ」というアフリカに生息しているトカゲも革製品に数多く使用されています。
粒が揃っているのが特徴的で、薄くて軽いというメリットもあります。
光沢感も多い事から高級感があり人気の革の一つです。
シャーク
その名の通りサメの革です。
サメの種類としては、日本近海や世界中の海で生息している「ヨシキリザメ」やカリブ海に生息している「カリビアシャーク」が主な種類です。特徴としてはまずは希少価値が高いということです。
サメなので捕獲するのも一苦労ですから数が多く取れないことが分かります。
また水に強く、耐久性にも優れています。
表面はザラザラしておりますが、経年変化と共に滑らかになっていくのも特徴の一つだと思います。
オーストリッチ
オーストリッチとはダチョウの革になります。
エキゾチックレザーとも呼ばれ、ダチョウの毛穴の跡によってできた突起物が特徴的な革です。
この突起物はクイルマークとも呼ばれ、全体の40%ほどしか採れないため全面にでているものは非常に希少といいます。
ダチョウの皮は非常に強靭で、耐久性に強いことが特徴です。
少し他の革とは雰囲気が違うので、一つあるとバリエーションも増えそうです。
オーダーベルト
oomiya京都店では「ジャンルソー」や「ヒルシュ」といったオーダーベルトも取り扱っております。
長さや幅などのサイズはもちろん、厚みなども自分好みのカスタムできるベルトです。
色味や裏側の素材、サイドの部分に至るまで細かな設定が自分好みにできるところが非常に好評いただいております。
夏場は汗などを気にされる方も多く、革だとダメージを負ってしまうと考えている方が大半だと思います。
このオーダーベルトでは、裏地をラバーなどのゴム素材にすることも可能ですのでオールシーズンで活躍してくれます。
革の種類や色見を変えるだけでも時計の印象はガラッと変わります。
時計を買い替えることは簡単なことではありませんが、革を変えていただくだけでも非常に面白いと思います。
考えるだけでも楽しいので、是非一度oomiya京都店にご来店いただければと思います!