【生産終了】パネライ 定番人気モデルとして活躍したPAM00372「ルミノール 47mm」
パネライの伝統的なデザインを継承し2011年から登場。
秒針を持たず時針と分針だけの極めてシンプルなデザインで多くの人々を魅了し続けていたPAM00372が
2019年で生産終了となりました。
9年間生産されたロングセラーモデルでもあり、パネライを代表するモデルでもありました。
2011年発売からしばらくの間は風防にはプレキシガラスが採用されておりましたが数年前のマイナーチェンジではプレキシガラスからサファイアクリスタルガラスに変更。ストラップも現在のものに変更されております。
シースルーバックであるにも関わらず防水性能は10気圧防水と普段愛用するには十分すぎる防水性能を確保。
搭載されている大型のパネライ自社製キャリバーP.3000もご覧いただけます。
パネライ自社製キャリバーの中でも一際大きなキャリバーとなりツインバレルと呼ばれる2つの香箱を備え、3日間のパワーリザーブを誇ります。
そしてムーブメントを覆うように大きなプレートで堅牢性も確保しており、プレートのエッジ部分は面取りし鏡面仕上げを施すなど細部まで作り込まれております。
テンプやヒゲゼンマイといったパーツから構成される機械式時計の心臓部分には橋渡しのブリッジで耐衝撃性にも優れております。パネライの時計はスポーツウォッチとしての性能が非常に高くフリースプラングと呼ばれる緩急針を持たない構造でテンワの小さな補正ネジを回しテンワの慣性モーメントを調整します。
一般的な緩急針を持つムーブメントに比べ高い精度を安定的に維持できたり、ヒゲゼンマイの耐久性が高いなどメリットもありますが精度の高い部品が必要などデメリットもあります。毎時21,600回の振動数でロービートを刻むケースは直線がないクッション型のルミノールケース。
滑らかなケースは丁寧にポリッシュ仕上げが施されており、上の写真ではケースに映る文字がはっきりと見えます。47mmとパネライらしい大きいケースにはリューズガードを備え、風防には傷のつきにくいサファイアクリスタルガラスを採用。
クラシカルで歴史を感じる1本でもあり、当店では1本目のパネライとして、またパネライユーザーがシンプルさを求めこちらのモデルにたどり着くことも多くありましたが2020年度の生産は行われないというアナウンスがありました。
通称リューズガードと呼ばれるパネライが特許取得しているレバーロック式リューズプロテクターはパネライが考案してから今年2020年で70周年を迎えます。
そんな特別な年に新たな素材を使用した新モデルが登場してきておりますが、生産終了になってしまうモデルも多く存在します。
本日ご紹介致しましたモデル、ルミノール 47mm (PAM00372)はすでにメーカーでの生産が終了となっておりますので次回入荷は未定となっております。
また現在oomiya京都店の店頭にも1本のみとなっておりますので気になる方はお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
【oomiya 京都店からのお知らせ】 ※2020/5/10 更新
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