【パイロットウォッチ】文字盤に「PILOT」の刻印を出来るのはゼニスだけ?
みなさん、パイロットウォッチという言葉は聞いたことがありますか?
パイロットウォッチとは本来、飛行機の操縦者用(パイロット)の腕時計のこと。
公式な定義はないですが視認性の高さや航空用回転計算尺、ストップウォッチ機能などの機能が備えられております。
飛行機の操縦者が使いやすいようにデザインされており、各国の軍用装備品としても正式採用されたモデルもあります。各ブランドからもパイロットウォッチが存在しますが本日はちょっとした豆知識とゼニスのパイロットウォッチをご紹介。
ゼニスのパイロットウォッチは歴史があり1909年7月、世界で初めてドーバー海峡横断飛行を成し遂げたフランス人パイロットでもある
ルイ・ブレリオが身に着けていたのがゼニスの腕時計でした。
フランスの国民的英雄との関係を活かし、ゼニスはフランス空軍用のパイロットウォッチの開発にも携わっていました。
今から約100年以上前からパイロットが愛したゼニスのパイロットウォッチにはパイオニア的存在でもあります。
その歴史と伝統に敬意を表し、現在腕時計の文字盤に「PILOT」と記載してよいのはゼニスだけとなっております。
この商標はゼニスだけの特権でもあり、唯一無二の存在でもあります。
さて少し前置きが長くなってしまいましたが本日はゼニスのパイロットウォッチ、しかも世界限定僅か250本しか生産されていない貴重なモデルをご紹介。2012年以降、毎年バリエーションを追加している「パイロット タイプ20」から、ブランド初となるシルバー925製のケースを採用した世界250本限定モデルです。
文字盤はブラッシュ仕上げが施してあり、ダイヤルのデザインも相まって航空機の機体をイメージさせるような恰好良さ。
メタリックな印象ですが、レトロでどことなく上品です。
飛行機の甲板を彷彿させるような文字盤に大きめなアラビア数字インデックスはパイロットウォッチとして極めて視認性が高く、また大型の玉ねぎ型のリューズは操作性に優れております。
ちなみにこの大型のリューズは当時パイロットがグローブをしたままでも操作がしやすいようにと考えられて大型のリューズにスリップがしないように刻みが入れられております。
ケースバックには冒頭に述べましたパイロットであるルイ・ブレリオの機体とゼニスの社旗がエングレーヴィングされております。ケース径は45mmで腕時計としての存在感は抜群。インデックスも見えやすいです。
シルバー925という素材はあまり高級機械式時計では使われていない素材です。
ステンレススティールに比べると酸化がしやすい素材ではありますが近年各ブランドより登場しているブロンズ素材ほど経年変化は進行が早くないのでシルバー925ならではの少しずつの経年変化が楽しんで頂けるモデルです。
ちなみに経年変化をすると少し黒っぽくなってきますがよりヴィンテージ感が出てきますので当時の時計もこんな感じだったかなと楽しんでもらえる1本だと思います。 ブラウンのカーフストラップにはリベットがついており、文字盤と統一感のあるデザイン。
ケース同様にカーフストラップも使い込むとクタクタな感が出てきます。
是非、自分の腕の中で歴史を感じつつ、時計を育てていただければと思います。
自動巻きムーブメントのエリート679を搭載しているので、精度も抜群。
パワーリザーブは50時間。身に付けず放置したとしても約2日は動き続けてくれます。
いかがでしょうか。
シルバー素材は滅多にないモデルで、限定モデルのため通常より数に限りがございます。
ぜひこのチャンスに手に入れてくださいませ。
ZENITH ゼニス
パイロット タイプ20 エクストラスペシャル シルバー
品番:05.2430.679/17.C902
ムーブメント:自動巻き(エリート679)
ケース素材:シルバー 925
ベルト素材:リベット付きブラウン カーフスキン レザー
ケースサイズ:45mm
防水:10気圧防水
その他特徴:文字盤色ブラッシュ仕上げ、リベット加工の光沢ダイヤル
裏蓋にゼニスの飛行計器のエングレービング
世界限定250本
価格:\1,017,500.-(税込)