1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!

皆様こんにちは。菊池です。

ゼニスから早くも2021年の新作モデルが入荷してきましたのでご紹介。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -ZENITH_CHRONOMASTER-A385-REVIVAL-2
1969年はゼニスにとってまさに記念すべき年であり、クロノグラフを根本から造り変えた年として時計製造の歴史に深く刻まれています。
この年、世界初の自動巻き高振動クロノグラフであるゼニスの“エル・プリメロ”が世界に公開され、個性的な3種類のステンレススチール製モデルでデビューを果たしました。そのうちの一つが今回ご紹介するA385で、トノー型スチール製ケースに、目を引くブラウンのグラデーション文字盤が施されたクロノグラフでした。
「スモークダイヤル」と呼ばれるこの文字盤は、ゼニスが時計業界で初めて製造しました。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -ZENITH_HERITAGE-1969-1970_2
1970年に行われた「オペレーション・スカイ」でA385は大きな話題となりました。
極めて過酷な条件におけるこの試験は、パリ~ニューヨーク間のフライトを行うエールフランスのボーイング707のランディングギアにこの腕時計を巻き付け、激しい温度変化、風圧、気圧の変動といった外気の厳しい条件に対する耐久性を測るもので、着陸後も腕時計は完璧に機能し続けていました。この偉業は、エル・プリメロキャリバーの開発に精力的に取り組んできた人々が抱く自信の証であり、同様の飛行実験における温度差に当時は耐えることが出来なかったクオーツムーブメントよりも、機械式ムーブメントの方が優位性があることを証明しました。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -P202015850年以上の年月を経て、A385が「クロノマスター リバイバル」となってカムバックを果たす時がやってきました。単にヴィンテージにインスパイアされたモデルをはるかに超えた存在である「クロノマスター リバイバルA385」は、「リバースエンジニアリング」を採用したゼニスが、1969年の初代モデルを忠実に再現したモデルです。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -P20201591969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -P2020155唯一の相違点としては、風防にはアクリルガラスの代わりにドーム型のサファイアクリスタルを使用し、ケースバックがはめ込み式のスチール製裏蓋から、シースルーバックに変更され、エル・プリメロ400ムーブメントを直接眺めることができる点です。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -P2020152A385を真の意味で際立たせているのは、スモークブラウンのグラデーションカラーの文字盤で、外周側ほど色が濃くなるヴィネット・エフェクトで文字盤が立体感のあるドーム型に見える見事な視覚効果が施されています。赤いクロノグラフのセンターセコンドハンドとシルバーホワイトのクロノグラフカウンターも備え、温かみのあるトーンとグラデーション効果により、初代モデルとほとんど見分けがつかないレベルの復刻を目指しました。
1969年に世界初のグラデーション文字盤を搭載したA385が、クロノマスター リバイバル A385として復活!-ZENITH -P2020160過去のスタイルを正確に再現したプロポーション、印象的な文字盤、ゆるぎないエル・プリメロの高性能を備えた「クロノマスター リバイバルA385」は、このたぐいまれなクロノグラフが持つタイムレスなルックスとフィーリングを称賛する人々にとって、クロノマスターコレクションに新たに加わる魅力的なアイテムとなります。

是非、店頭にご試着にいらして下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ゼニス
クロノマスター リバイバル A385
品番:03.A384.400/385.C855
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(エル・プリメロ 400)
素材:ステンレススチール
ベルト:ラバーのライニング付きカーフストラップ
防水:5気圧防水
サイズ:37mm
価格:¥935,000.-(税込)