パネライとは

【パネライ】の歴史は、1860年ジョバンニ・パネライが水の都フィレンツェにスイス時計店を開業。
後に工房を、さらにはフィレンツェ初の時計製造学校をオープンしたことで歴史が始まります。
1910年代にイタリア国鉄とイタリア海軍への時計納入業者となった【パネライ】は、1916年にブランドを運命づける発明により特許を取得します。それが、夜光塗料の「ラジオミール」です。

この強力に自発光する夜光塗料を使用し、1938年に作成された「ラジオミール」。
これにはあの「ロレックス」のケースとムーヴメントを採用。（ロレックスが他社に技術提供したのはパネライのみです。）
またケースサイズは水中での視認性の確保のため、47mmのケースが採用されました。

そして第二次世界大戦のさなか新たな夜光塗料（トリチウム）を使用した「ルミノール」が開発されます。
大型のリューズガードとレバーを装備したことで100ｍ防水から200ｍ防水へと進化し、現在の【パネライ】の象徴ともいえるフォルムが完成しました。

ルミノールとは

【パネライ】はイタリア海軍との軍事機密により1998年まで国際デビューはお預けとなっていました。
しかし国際デビュー後、パネライは時計業界を席巻する「デカ厚ブーム」の火付け役となりました。

そんな「ルミノール」は現在定番サイズを44mmとし、特許を取得したリューズカバーを装備しています。
この一目で【パネライ】とわかるシルエット、実は7つの種類に分かれています。
そのうちの一つが「ルミノールマリーナ」と呼ばれる、9時位置にスモールセコンド、3時位置に日付表示を配置したモデルです。

史上初の40mmサイズ「クアランタ」

イタリア語で「quaranta（クアランタ）」とは「40」を意味する言葉です。
「quattro（クアトロ）」が「4」という意味で「～nta（ンタ）」を組み合わせて「quaranta（クアランタ）」です。
よくピザの種類に4種のチーズを使ったクアトロフォルマッジョがあります。これはquattro＋formaggio（チーズ）です。

そんな「クアランタ」の名前を持つ「ルミノールマリーナ」はケースサイズが40mmです。
腕のおさまりが良いですが、一目でわかる存在感の【パネライ】独自のデザインはそのままです。

歴史的に海との繋がりが深い【パネライ】だからこそ文字盤は深海を思わせるディープブルーを採用。
【パネライ】の中で比較的小さなサイズで世界で年間「1500本」しか製造されていない非常に珍しいモデルです。

イージーチェンジャブル採用のストラップ

【パネライ】は他のブランドに比べてストラップの交換が簡単だという特徴も人気の一因でした。
しかし今回のモデルはイージーチェンジャブルを採用して、さらに交換が簡単になりました。

イージーチェンジャブルとは、特別な工具なしでストラップを付け替える事が可能になった仕様のことです。
指で押してロックを解除する事が可能なので、その日の気分に合わせて5分程でストラップを付け替えることが出来ます。

いかがでしょうか。
視認性を確保するために大きかったパネライも新たな時代へと進化しています。
女性や、これまで【パネライ】のサイズイメージに抵抗感があった方、もともとからパネライファンの方など非常に多くの方にお手に取って頂きやすいモデルだと思います。
是非店頭にてお確かめ下さい！

パネライ
ルミノール マリーナ クアランタ
品番：PAM01370
ムーブメント：自動巻き（キャリバーP.900）
ケーズ素材：AISI 316L サテンスティール
ベルト：アリゲーターストラップ
防水：10気圧（100m）防水
サイズ：40mm
価格：¥1,035,100(税込)

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