ラグスポを選ぶ!【IWC】インヂュニアと【ジラール・ぺルゴ】ロレアートを徹底比較Part2
皆様こんにちは。中原です。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
先日掲載させていただいた、「インヂュニア」と「ロレアート」の比較の記事はいかがでしたでしょうか?
下手くそな文章ですが、少しでも皆様に魅力が伝わっていれば幸いです。
本日はその第二弾をアップしたいと思います。
今回は「ムーブメント・スペック」「ブレスレット」「装着感」の観点からご紹介できればと考えています。
最後までお付き合いいただければと思います。
それではまずは、「インヂュニア」のムーブメント・スペックから見ていきましょう。
搭載されているムーブメントは自社製キャリバーの32111です。こちらはパイロットウォッチの「マーク〷」にも搭載されているもので一番の特徴はロングパワーリザーブです。なんと5日間ものパワーリザーブを誇ります。
ロングパワーリザーブのモデルは香箱(主ゼンマイを収納しておくパーツ)を大きくする関係で、どうしてもケース径が大きくなったり厚みが増えたりといった傾向があります。そこを「キャリバー32111」は40mmのケース径で10.7mmというケース厚で製作できるということは技術力の高さを感じることが出来ます。
またエンジニアの意味をもつ「インヂュニア」なので、歴代のモデルすべてに共通している事は耐磁性に優れた時計という事です。
「インヂュニア」はムーブメントの周りを軟鉄製インナーケースで覆っており磁気を外へ逃がす構造を持っています。
この軟鉄製インナーケースは避雷針のような役割を担っており、一度磁気を取り込んだ後ムーブメント外へ磁気を逃がします。
小さく薄いうえにロングパワーリザーブで、耐磁性抜群なモデルで非常に実用性を重視した時計といえると思います。
次は「ロレアート」のムーブメント・スペックです。
搭載されているムーブメントはこちらも、【ジラール・ぺルゴ】自社製キャリバーの「GP01800」です。
パワーリザーブは約54時間と「インヂュニア」に比べると、少し短くなっております。
「ロレアート」の特徴はムーブメントの美しさだと個人的に思います。
「インヂュニア」はインナーケースを使用しているため裏蓋が閉じていて、ムーブメントを見ることは出来ませんが「ロレアート」はシースルーバックになっており美しいムーブメントをご覧いただけます。
ムーブメントの地板部分だけでなく、ローターと呼ばれる回転錘にまで施されたコート・ド・ジュネーブ仕上げ。
地板の隙間にまで施されているペルラージュ仕上げなど。ムーブメントを含めた時計全体が美術品のような美しい仕上がりになっています。因みに目に見えない部分もすべて同様の仕上げが施されており、「ジラール・ぺルゴ」のプライドのようなものを感じることが出来ます。
実用性を極めた「インヂュニア」
芸術性を突き詰めた「ロレアート」
同じラグスポと呼ばれるジャンルの時計ですが、方向性は違うものを感じることが出来るのですごく面白いと思います。
次はブレスレットを比較していきます。
最初は「インヂュニア」のブレスレットから見ていきましょう。
Hのようなパーツと中のコマから出来ています。一つ一つのコマは細かく作られており柔らかい印象を受けます。
外側に向かうごとにシャープになっているので腕に装着した時も違和感なく着けられます。
全体の仕上げはサテン(艶消し)加工ですが、エッヂの部分はポリッシュ(鏡面)仕上げがされています。
エッヂ部分は面取りもしっかりと施されており細かな部分も魅力のブレスレットだと思います。
次は「ロレアート」のブレスレットを見ていきましょう。
形状は「インヂュニア」と同じです。中のコマがポリッシュで仕上げられている部分は違う所でしょう。
また「インヂュニア」はエッヂ部分は表面だけポリッシュでしたが、「ロレアート」は表裏両方にポリッシュ加工が施されています。
可動域の大きさも「ロレアート」ならではの特徴で、表にも裏にもここまで曲がるのは他の時計では中々見られないと思います。
また「ロレアート」【ジラール・ぺルゴ】は装着感に非常にこだわっております。
例えばブレスレットの一コマ目の、厚みを変えることでより腕にフィットさせ装着感を向上させています。
「ロレアート」は1975年の登場以来約20回にわたってブレスレットの仕様変更をしてきたと言われています。
ブレスレットに関してはどこにも負けない自負があるという風に担当者も話していましたが、間違いないなと思いました。
装着感はどちらも素晴らしいです(笑)
装着感の良さに繋がるのは「ケースの薄さ」「ブレスレットの質」にあると私は思います。
どちらも高いレベルで実現している両モデルですので、間違いないと思います。
40mmの「インヂュニア」も腕乗りが良く、42mmの「ロレアート」も薄いので大きさも気になりません。
どちらも捨てがたいとしか言えません(笑)
ラグスポとは「ラグジュアリースポーツウォッチ」の略。これは前回の記事でも書かせていただきました。
ラグジュアリー…スーツなどのビジネスシーンやフォーマルな場所でも着用可能。
スポーツ…オフの日のラフな格好や、少し着けていきたいところなど。
色々な場面で活躍してくれるのが「ラグスポ」です。
【IWC】の「インヂュニア」と【ジラール・ぺルゴ】の「ロレアート」
今のラグスポ界でも非常に注目されている両モデルですが、比較してはみたもののどちらも素晴らしい!というのが私の答えです。
「インヂュニア」は実用性やサイズ感での良さがあったり、「ロレアート」は美術品のような作りの細かさや装着感の良さなど。
これは実際に見て、実際に着けてお客様自身に決めていただくしかないです!(笑)
今oomiya京都店ではどちらのモデルも見ていただけるので、ぜひご来店いただければと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております!
IWC
インヂュニア・オートマティック40
品番:IW328901
ムーブメント:自動巻き(IWC自社製キャリバー 32111)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:ステンレススティール
防水:10気圧防水
サイズ:40mm
価格:¥1,776,500-(税込)
ジラール・ぺルゴ
ロレアート 42MM グリーン
品番:81010-11-3153-1CM
ムーブメント:自動巻き(自社製キャリバー GP01800)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:ステンレススティール
防水:10気圧防水
サイズ:40mm
価格:¥2,013,000-(税込)
oomiya京都店では金利・手数料がかからない分割払い「oomiyaプレミアム・クレジット」をご利用いただけます。
例えば本日ご紹介させていただきました《インヂュニア オートマティック40》1,776,500円(税込)
であれば 月々29,600円 × 60回 (初回お支払のみ30,100円)でご購入いただけます。
≪ロレアート 42MM グリーン≫2,013,000円(税込)であれば月々33,500円×60回(初回お支払いのみ36,500円)
でご購入いただけます。
頭金やボーナス払い併用も可能ですので詳しくは店頭スタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ。