いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
oomiya京都店では数多くのメジャー高級時計ブランドを取り揃えております。

新品・正規取扱店舗となりますのでお時計購入時にはメーカーの保証ももちろんございますが各ブランドによって保証期間が異なります。
保証期間中でも有償修理になる場合もございますので本日はoomiya京都店で取り扱いしておりますブランドのメーカー保証についてご説明します。

oomiya京都店取扱ブランドの保証期間一覧

ブランド	保証期間
ボーム&メルシエ	2年 / 8年※ ※ボーマティック ムーブメント搭載モデルは「保証期間延長の申請」で、保証期間が6年間延長され8年保証になります（2023年4月1日以降）。
ベル&ロス	2年 / 5年 ※「BR-X5」は5年保証。
ブランパン	2年
エドックス	2年
クストス	2年
グラスヒュッテ・オリジナル	5年（※2021年1月以降）
ジラール・ペルゴ	2年（5年※） ※保証書からの別途ご登録で、保証期間が3年間延長され5年保証になります。
グラスヒュッテ・オリジナル	2年
IWC	2年（8年※） ※My IWC ご登録で、保証期間が6年間延長され8年保証になります。
モーリス・ラクロア	2年 / 5年 ※「アイコン #タイド」は5年保証。
ノルケイン	2年 / 4年※1（3年 / 5年※2） ※1 マニュファクチュールキャリバー搭載モデルは4年保証。 ※2 ご購入時にNORQAINER CLUBご登録で、保証期間がそれぞれ1年間延長されます。
オッソ イタリィ	2年
パネライ	2年（8年※） ※Pam.Guard ご登録で、保証期間が6年間延長され8年保証になります。
ロジェ・デュブイ	2年（3年※） ※ユーザー登録で、保証期間が1年間延長され3年保証になります。
ティソ	2年
チューダー	5年
ゼニス	2年（5年※） ※マイアカウント登録で、保証期間が3年間延長され5年保証になります。

多くのブランドが2年を目安にしておりますがブランド公式ホームページからアカウント登録をするとさらに保証期間が延長されるブランドも近年増えてきております。

修理についての疑問

お時計を購入してから保証期間内に時計が止まってしまった場合や時計が遅れたり、早くなってしまった場合などは修理が必要な場合がございます。

機械式時計は多くの歯車やネジ、米粒よりも小さなパーツや髪の毛より細いパーツを使用し組み上げられています。
またパーツの点数も自動巻きの機械式時計であればおおよそ100個、クロノグラフ機構が搭載されれば約プラス100個、コンプリケーションモデルともなれば700個～1000個以上使用する場合もございます。
店頭では今までの事例や経験に基づいて原因が分かる場合もございますが多くの修理はメーカーに修理を依頼し、メンテンナンスに長けた技術者がチェックを行います。また悪い箇所だけでなく、他に不具合がないかも同時にチェックしてくれます。

A. 時計が動かなくなってしまったという場合は購入から年数が経過している場合、内部のオイルが減少しておりスムーズに歯車が動かなくなってしまっている場合があります。
時計を購入して短い間の期間で止まってしまった場合はパーツがズレた、ネジが外れて歯車の間に挟まって動かなくなってしまったなどもあり、保証期間内であれば保証期間内での無償修理が可能の場合がございます。
ただし、保証期間内であっても外的要因が原因でパーツが外れたなど可能性もございますので保証期間内であっても必ず無償で直るわけではございません。

A.自動巻きの時計は身につけているだけで、自動巻き上げ部品“ローター”が腕の振りにより回転することでゼンマイを自動的に巻き上げてくれます。
ただし普段デスクワークなどでパソコン作業が多い方などは腕の振りが少なくなってしまうのでゼンマイを巻き上げることが出来ず、想定されているパワーリザーブよりも早く止まってしまう可能性があります。
十分にゼンマイが巻き上げられていなければパワー不足で時計が遅れてしまうということもあります。
また自動巻き上げ部品は回転しているのにパワーリザーブが溜まらないという場合もございますが、何らかの原因により自動巻き上げ部品とゼンマイを巻き上げる部分が上手く伝達していないという症状もございます。
この場合は保証期間内であれば無償での修理も出来る場合もございますが、外的要因による故障と判断される場合もございます。

A.時計購入後、気がついたら早く進んでいる。もしくは遅れている症状について
機械式時計は内部が金属で出来ており、金属の特性上 温度の変化や磁気に影響されます。
特に機械式時計の1秒を作りだしている重要なパーツ「ヒゲゼンマイ」は髪の毛より薄いパーツでできております。
厚さは僅か0.05mm。磁気帯びをするとヒゲゼンマイ同士がくっついてしまい正常に動かず精度不良を起こす場合がございます。また“ヒゲ絡み”という症状も同様に精度不良になります。ヒゲゼンマイというパーツが広がりすぎたり、上下にブレてしまう状態です。
軽度の磁気帯びであれば店頭の脱磁機を使用すると直る場合もございます。
重度の磁気帯び、またはヒゲ絡みの場合はメーカーでの修理となります。
この場合も保証期間内で修理可能な場合もあれば、外的要因とみなされて有料の修理になる場合もございます。

店頭で良くお聞きする修理の事例をご紹介させていただきましたが
あくまで事例であり、使用される方によって時計へのダメージも異なります。

oomiya京都店ではお時計の販売だけでなく、お時計の修理も承っております。
お時計の修理を依頼したい場合は、いつ、どこの店舗でご購入されたのかが分かる保証書を一緒にお持ち込みいただければよりスムーズに修理の受付が可能です。

どれくらいの修理金額になるのか、など大まかな金額は店頭でお伝え出来るときもありますので、お気軽にご相談いただければと思います。
他にもご不明な点があれば店頭スタッフまでお問い合わせくださいませ。

ご精読、誠に有難うございました。