【グラスヒュッテ・オリジナル】価格以上の“品質・クオリティ”だからこそ、時計ファンから信頼を得る人気ブランドに
こんにちは、内田です。
いつもoomiya京都店ブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
本日はグラスヒュッテ・オリジナルより「セネタ・パノラマデイト・ムーンフェイズ」をご紹介いたします。
品番:1-36-24-02-02-61
ムーブメント:自動巻き(自社製キャリバー 36-24)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:ルイジアナ・アリゲーター・ストラップ
防水:5気圧防水
サイズ:40mm
こちらのモデルは以前ブログでご紹介いたしました、セネタ・パノラマデイト・ムーンフェイズ「品番:1-36-04-01-02-61」が生産終了となり、リニューアルしたモデルとなります。
生産終了モデルの記事はコチラから↓↓
リニューアルしたもののデザインの大まかな軸はブレることなく、文字盤の製造方法やムーブメントをマイナーチェンジし、よりグラスヒュッテ・オリジナルらしくなった印象です。
こだわりの文字盤
インデックスは全てブルーのローマ数字に変更。
なおかつアプライドによるローマ数字になり、より立体感があり高級感が増しました。
デイト表示もブルースティールの針やインデックスに合わせてブルーの背景に白い数字で表示しています。
一目で日付が分かり視認性も良く、統一感が出ています。
文字盤の表面は梨地のような細かい凹凸があります。
こちらの凹凸を付ける作業はよくある型押し…ではなく、職人の手作業で銀粉と塩と水を混ぜたものを文字盤にこすりつけることで独自の文字盤にしていくというなんとも手間のかかる工程を経て仕上げられています。
文字盤にある「GLASHUTTE I/SA」とは?
3時位置に記載されている文字をよく見ると「GLASHUTTE I/SA」と表記されています。
こちらはグラスヒュッテ製の原産地証明であるとともに、グラスヒュッテの伝統的な時計製造技法に則って製造されたことを示した品質の証でもあります。
”グラスヒュッテの伝統的な時計製造技法”
ムーブメントを大きく覆う「3/4プレート」、軸受けのルビーを固定するゴールドの輪、3/4プレート全体に施された縞模様のグラスヒュッテストライプといったスイス製には見られない独特な技法が、グラスヒュッテ製の様式美として確立されています。
厳しい製造条件をクリアしたグラスヒュッテ産の時計のみが「GLASHUTTE I/SA」と表記できるいわゆる“選ばれし時計”だけが名乗れる称号ですが、グラスヒュッテ・オリジナルに関しては全てのモデルに無条件で表記していいと特別に認められています。それだけ絶大なる信頼があるという証拠ですよね。本当に凄いブランドです…!
ムーブメントのマイナーチェンジ
今回のモデルの登場にあたり、ムーブメントが「Cal.36-04」から「Cal.36-24」へ変更されました。
100時間のパワーリザーブやシングルバレルなど基本設計は同じになりますが、ローター部分とテンプ受けの仕様が変わり、より手間のかかるものになっています。
【ローター部分】はダブルGロゴはくり抜いてスケルトンにすることで、ローターの隙間からグラスヒュッテらしいディテールが観賞できるようになっています。
【テンプ受け】は手彫りのエングレービングが施され、より美しく繊細な印象になりました。
時計好きには嬉しい変更ですね。
抜群の操作性
時刻表示だけでなくパノラマデイトにムーンフェイズと複雑機能が搭載されているので、操作も大変なのでは・・・?と思われがちですが、リューズ1つで時刻もパノラマデイトもムーンフェイズも操作ができるのがこの時計の特徴の一つになります。
通常ムーンフェイズ機能はケースサイドのプッシュボタンを押して操作するのが一般的です。
操作にはプッシュピンが必要なので、手元にない時にはムーンフェイズを操作できないといったハプニングがありますが、そういったことも気にせず、その場で簡単に操作ができるのは嬉しいですよね。
見た目だけでなく、実用性も重視するのはグラスヒュッテならではだなと感じます。
ドイツ時計も数多くありますが、スイス時計にない作り込みかつ価格以上の作り込みだからこそ、時計好きの方に注目されているブランドです。
個人的にも一押しのブランドです!
店頭にございますので、実機をお手にとってご体感くださいませ。