いつもoomiya京都店ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は先日発表されましたグランドセイコーの限定モデルについてご紹介。

タイトルにもある通り45GSの復刻デザイン限定モデルということで非常に注目度の高いモデルで店頭に並ばず完売される予想がされるモデルです。

1968年(昭和43年)に商品化された、ブランド初となる10振動手巻きメカニカルモデル「45GS」が復刻デザイン限定モデルとして18Kイエローゴールドケース(SLGW004)とステンレススチールケース(SLGW005)の2種類が登場。

グランドセイコーが得意とするザラツ研磨を施した歪みのない鏡面をフラットな仕上げとケースサイドのカーブが特徴的なエッジのきいたケースは現在の技術によって忠実に再現されています。

ちなみに現行モデルでもラインナップされている「44GS」のケースは
1967年(昭和)42年にグランドセイコーが発表、いまもなお「セイコースタイル」が継承されております。

現在ラインナップされているモデルにも取り入れられている“光”と“影”を基調としており、陰影が非常に綺麗で、芸術品ともいえる美しさを備えます。

そしてケース同様に注目度の高いのが文字盤に配置されている“ロゴ”
2017年にグランドセイコーは母体となるセイコーからの独立、高級路線及び海外進出への1歩を踏み出しました。
それに伴い文字盤に配置されていた「SEIKO」のロゴは消えました。
独立前のグランドセイコーのモデルは12時位置に「SEIKO」6時位置に「GS」のロゴが配置されておりましたが現在ラインナップされているモデルは旧型ロゴは使用せず、12時位置に新ロゴが移動しています。

今回の限定モデルにはもう一つの“ロゴ”が配置されております。
オリジナルモデル発祥の地を示す「第二精工舎(現セイコーインスツル)」のロゴマークが配されており、当時のモデルを忠実に再現。
当時のモデルを復刻させるだけでにもファンにとってはありがたいですが、ロゴまで復刻となるとますます注目度の高いモデルと予想されます。

どちらのモデル2024年11月発売予定となっており
SLGW004(18K イエローゴールドケース)は世界限定200本(うち国内175本)
SLGW005(ステンレススチールケース)は世界限定1200本(うち国内425本)
と限られた本数のみ生産となっております。

ケースサイズはどちらも38.8mmと絶妙なサイズ感です。

搭載されるムーブメントは『9SA4』
機械式手巻きムーブメント で最大巻上時のパワーリザーブは約80時間。
実はこのムーブメントは今年発表され話題となりました手巻きキャリバーを搭載した“白樺”「SLGW003」と同じムーブメントです。
「SLGW003」はグランドセイコーショップでもサロン、もしくはブティックのみの販売ですが、今回の2つの復刻モデルは
マスターショップ限定モデルとして登場しております。
手巻きの巻き心地も良く完成度の高い『9SA4』を搭載したモデルが初めてマスターショップモデルとして搭載されているという点も魅力的なポイントです。

2024年11月発売予定のモデル、今から入荷が楽しみなモデルですね。