【グランドセイコー】SBGH273が廃盤!?そしてSBGH353へ!何が変わった?
皆様こんにちは。龍野です。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
二十四節気シリーズの秋をイメージしたモデル「秋分」から発表されている二つのモデルはご存知ですか。
秋にちなんだモデル「SBGH273」と「SBGH353」はどちらも秋分という名前を持っていますが、ハイビートモデルの「SBGH273」が生産終了となった事から、新たに「SBGH353」が登場しました。
どちらもブルーの文字盤が特徴のモデルですが、デザインや素材にいくつかの変更点があるので
本日は“どこが変わったのか”比較してしていきますので、是非参考にしていただけたらと思います!
2つのモデルを比較
1.トーンの違うブルー
二十四節気の一つ「秋分」のころの澄んだ夜空の美しい情景を切り取ったかのようなダイヤルであり、月をイメージした【グランドセイコー】のロゴ、夜空をイメージした藍色ダイヤル、うっすらと見える空に浮かんだ秋の雲といった「月夜」を表現されているのは変わりません。
ですが、見比べてみると印象が違います。

SBGH273(旧)
やや暗めのネイビーで落ち着いたダイヤルです。例えると、夜の静けさを感じさせる実際の夜空に近い印象。
光の影響を受けにくく、どの角度から見ても均一な色合いをキープされます。
深みのある青色が、大人っぽくクラシックな印象を演出してくれます。
SBGH353(新)
より明るく透明感のあるネイビーのダイヤルです。例えると、絵に色付けする絵の具のような青色に近い印象。
光の当たり方によって見え方が変化し、より軽やかな印象を与えてくれます。
インデックスとのコントラストがはっきりしているので視認性もバッチリです。

どちらも美しいですが、「SBGH353」の方が少し明るく、澄んだブルーになっています。
派手すぎず、どんなシーンでも馴染むカラーです。
2.素材の違い
「SBGH273」は通常のステンレススチールを使用していましたが、「SBGH353」ではエバーブリリアントスチールを使用しています。


エバーブリリアントスチールは、ステンレススティールよりも耐食性が高く、白く明るい輝きを持つのが特徴です。海洋構造物にも使われるほど錆びにくく、時計としてもより長く美しさを保ちます。
ステンレススティールは使っているうちにくすみや傷が目立つことがありますが、エバーブリリアントスチールはその点でも優れた耐久性を発揮してくれます。
見た目ではあまり変化は分かりにくいですが、素材の特徴としては大きく違います。
「せっかくのグランドセイコーをできるだけ長く綺麗なまま使いたい!」という方にはとても嬉しいメリットですね。
3.リューズの仕上げ変更
リューズの仕上げ方に変更があります。
「SBGH273」では全体的にポリッシュになっていましたが、「SBGH353」は【グランドセイコー】のロゴがポリッシュ仕上げになっていて背景はサテン仕上げと使い分けられているので、【グランドセイコー】だとわかりやすくなりました。



装着していてあまり目に付くところではないと思いますが、細かなところまで工夫されているのがグランドセイコーの魅力です。
まとめ
SBGH273からSBGH353への変化
- 文字盤のブルーが明るくなり、繊細なパターンに!
- 素材がエバーブリリアントスチールに進化!
- リューズのデザインがサテン、ポリッシュの使い分けた仕上げに!
デザインの方向性が「上品さ」から「華やかさ」へとシフトし、さらに素材の進化で実用性も向上しました。
より長く愛用できる1本になりました。
SBGH273のデザインが好きだった方には少し惜しい変更かもしれませんが、SBGH353はより洗練された仕上がりになっています。
実際に見ないと分からない魅力でもありますので「どっちもいいな~」という方、是非店頭にて見比べてみて下さいね。

グランドセイコー
9Sメカニカル ハイビート 36000
品番:SBGH353
ムーブメント:自動巻き(9S85)
パワーリザーブ:約55時間
ケース素材:エバーブリリアントスチール
ベルト素材:エバーブリリアントスチール
防水:日常生活用強化防水(10気圧)
サイズ:40mm
グランドセイコーマスターショップ限定モデル
価格:¥990,000-(税込)

グランドセイコー
9Sメカニカル ハイビート 36000
品番:SBGH273
ムーブメント:自動巻き(9S85)
パワーリザーブ:約55時間
ケース素材:ステンレススチール
ベルト素材:ステンレススチール
防水:日常生活用強化防水(10気圧)
サイズ:40mm
グランドセイコーマスターショップ限定モデル
価格:¥880,000-(税込)
生産終了モデル