皆さま、こんにちは！渡辺です。

本日は、1970年代の伝説的なオールブラックの「タグ・ホイヤー モナコ」にオマージュを捧げる希少なスペシャルエディション「タグ・ホイヤー モナコ スペシャルエディション」の紹介をしようと思います。

 

【概要】

タグ・ホイヤーは、ブランドの真髄にモーターレーシングがあることをご存じの方も多いかもしれません。すぐにそれとわかるアイコニックなスクエア型の「タグ・ホイヤー モナコ」は、モーターレーシングのDNAに大胆なトリビュートを捧げています。

自動巻きクロノグラフの先駆的モデルでもある「モナコ」は、かつてスティーブ・マックイーンが映画「栄光のル・マン」で着用したことによって、一躍文化的なアイコンとなりました。

今回紹介するのは、1970年代の希少で伝説的なオールブラックの「タグ・ホイヤー モナコ」にオマージュを捧げるスペシャルエディションです。ブラックDLC加工を施したエレガントな39mmのチタン製ケースには、不屈の自社製ムーブメント キャリバー ホイヤー02が搭載されています。

2011年以来モナコ グランプリの公式ウォッチを担うタグ・ホイヤーが、命知らずなレーサーたちのがもつ、恐れを知らない精神とひるむことのない情熱を体現。モナコを特徴づける伝統的なデザインコードは踏襲しつつ、より現代的なアレンジを試みた意欲的な一本となっています。

【ケースについて】

ケースは39mmのスクエア型となっており、素材には強度が高く腐食耐性にも優れたチタン素材にブラックDLCコーティングを施しています。

チタンは堅牢でありながら羽のように軽い超軽量素材であるため、長時間着けていても腕への負担が少なく、着け心地も抜群です。

チタンケースに施されているDLCコーティングとは、「(Diamond-Like Carbon)ダイヤモンド ライク カーボン」の略で金属表面にナノレベルの薄膜をつくることで、従来にない高硬度の表面にすることができる技術です。使用傷に強くなり時計の美観性を末永く持続させます。

左右にやや膨らみを持たせたスクエア型は、スマートさと柔らかさを兼ね備えた、シンプルながら立体的なフォルムとなっております。

スクエア型のケースが腕の曲線に沿うよう、ラグが短く切りつめられているのも特徴的です。ケース右側面には、同じ素材のリューズリュウズ、および2つのプッシュダイヤルが備わっています。丁寧に面取りが施された角型プッシュボタンは、スクエアケースでも押しやすいよう、上下それぞれに傾けて設置されています。

風防は、縁が立ちあがったグラスボックス型のサファイアクリスタルを採用。クラシカルな雰囲気が、長年に渡り人気を保ち続けているモナコにぴったりです。

 

【ダイヤルや針について】

次は、ダイヤルについて詳しく見ていきましょう。挑戦的で反逆的なブラックサーキュラーブラッシュドダイヤルは 5Nローズゴールドプレートの針とインデックス、塗布されたホワイトのスーパールミノバ®が大胆なコントラストを形成します。

スクエア型のダイヤルに円形のミニッツスケールが収まったモナコらしいデザインになっており、バーインデックスがその円を貫くような形で配置されています。

円形のミニッツスケールの外側は、アスファルトの様な仕上げになっており、円の部分は、サンレイ文字盤で光が当たると綺麗に輝きます。

センターのクロノ秒針にはスポーティな赤色にしていて、ゴールドの時分針、インデックスとうまく調和をしています。

「モナコ」のオリジナルデザインにのっとり、3時位置には30分積算計、9時位置には12時間積算計のサブダイヤルが配されています。一段下がったスクエア型のサブダイヤルの目盛り部分は、統一感があるブラックを採用しています。それぞれの針には鮮やかな赤色が用いられています。上下に並んだインデックスの数字の配置もオリジナルモデルから変わっておらず、唯一無二の魅力を感じられます。6時位置にあるのは、秒針とデイト表示です。デイト表示の窓は、白地に黒で記された大き目の数字で、黒いダイヤル上でしっかりと存在感を出しています。針、インデックスは夜光蓄光塗料のスーパールミノバが塗布されて処理されているため、夜間でも時刻を瞬時に読み取ることができます。

12時位置には「モナコ」のモデル名、そして「タグ・ホイヤー」のロゴが配されています。

【裏蓋・ムーブメントについて】

次はウォッチの裏側を見てみましょう。

ウォッチの裏側は、サファイアクリスタルを用いたシースルーバックとなっており、自社製ムーブメントの動きと細部にまで手をかけた精緻な仕上がりを、より詳しく見ることができます。

ダイヤルにマッチした、大胆な 5N ローズゴールドプレートのローターが備わった、自動巻ムーブメント キャリバー ホイヤー02をシースルーのケースバックから鑑賞することが可能です。4分の3を覆う大きなローターに刻まれている「SWISS MADE」や「Cal.HEUER02（キャリバー ホイヤー02）」といった文字が施されています。

搭載されているムーブメントは、2017年に登場した自社製キャリバー「ホイヤー02」です。

タグ・ホイヤーの自動巻きムーブメントはすべてスイス国内で製造されており、手首に付けられる前に、極めて厳格な精度基準を満たさなければなりません。このホイヤー02も、スイス公認クロノメーター検査協会の認定を受けており、究極の精度と信頼性を誇るムーブメントです。「ホイヤー01」からの改良の結果、パワーリザーブは80時間へと伸び、自動巻きクロノグラフとしては圧倒的な長さを誇っています。

【ストラップについて】

腕時計本体のカラーリングに合わせたブラックアリゲーターストラップが採用されています。

ブラックを基調としたダイヤルのクールな雰囲気を、より一層高めてくれるでしょう。

【防水性能について】

防水性能は100m防水となっています。

角に水圧がかかりやすいスクエア型ケースでありながら、高い防水性能を実現している点も、タグ・ホイヤーの技術力の高さとモナコの革新性を示しています。

【まとめ】

今回のタグ・ホイヤー 　モナコ クロノグラフの感想ですが、これは実際に触れてみると、とても魅力に溢れたウォッチだと感じました。特にブラックケースを採用した角型ケースは非常にかっこいいですね。また、モーターレーシングにインスピレーションを得た赤のクロノ指針、ゴールドの時分針インデックスは力強い印象が強調されます。そして、このウォッチのケース素材がチタンであるという点も魅力的です。チタン素材は軽量なので着け心地がよく快適に感じました。ラグジュアリー感溢れるブラックアリゲーターストラップは、とてもしなやかで柔らかく、腕馴染みも良いのではないでしょうか。

スクエアウォッチをお探しの方や、こだわりの本格機械式時計をお探しの方にもおすすめです。

TAG Heuer（タグ・ホイヤー）
モデル名：タグ・ホイヤー モナコ スペシャルエディション
品番：CBL2180.FC6497
ムーブメント：自動巻きクロノグラフ（自社製キャリバーホイヤー02）
ケース素材：チタン（ブラックDLC加工）
ベルト：アリゲーターストラップ
防水：100m防水
サイズ：39mm
その他特徴：パワーリザーブ約80時間
振動数：28800 (4Hz)
価格：¥1,133,000 （税込）

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