こんにちは、三室です。
ただ今、oomiya 大阪・心斎橋店、京都店、和歌山店では「NEW COLLECTION　FAIR 2015」を開催しております。
8/16日までのフェアとなり、フェア期間中は金利手数料無料の60回までのoomiya プレミアム・クレジットをご利用いただけるほか、各ブランド充実のコレクション・ラインを取り揃えております。
フェアの詳細につきましては、こちらをご覧くださいませ。

【夏季休業日のお知らせ】
8月18日～8月20日までの期間、oomiya 大阪・心斎橋店は夏季休業とさせていただきます。
8月21日　午前11時より通常通りの営業となります。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

さて、本日のご紹介はこちら。

VACHERON CONSTANTIN ヴァシュロン・コンスタンタン
マルタ・スモールセコンド/ ダイヤルカラーシルバー
素材は18K ホワイトゴールド
※詳細スペック・価格は記事文末に記載

先日価格改定が発表されたヴァシュロン・コンスタンタン。
9月1日より、全モデル平均8％の値上げとなっており、こちらの「マルタ」も値上げ対象モデルとなっております。

ヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークを冠する「マルタ・コレクション」の特徴は、ケース形状がトノー型であるという事。

トノー型ケースが登場したのは1900年～1905年の間と言われており、戦時中に多数製造されることとなりました。

ヴァシュロン・コンスタンタンはトノー型ケースのモデルを1912年から製造しており、2012年にトノー型ケース100周年を記念して、こちらのモデルを「マルタ」として復刻させました。

美しくシェイプされたトノーケースの曲線と、アプライドのインデックスや、センターで仕上げ分けをして陰影を表現した時短針は高級感たっぷりです。

ちなみにヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークとして、「マルタ十字」が商標登録されたのは１８８０年の事。
ブランドのシンボルマークとして「マルタ十字」を選定した人物と、その理由については記録になく、理由についてはいくつかの説があります。

１７９０年に製造されたメゾン初の複雑時計（掛け時計）のケース形状がマルタ十字だったので、そこからインスピレーションを得たのではないか、あるいは精度の高い時計に備えられていたゼンマイの破損を防ぐ機構であるジェネバ・ストップの形状から、あるいはヴァシュロン・コンスタンタンのパリにおける代理業者が一時期マルタ通りに拠点を構えていたことが関係しているのか・・・など

と、いくつかの説は存在しているようですが、結局のところこのマルタ十字をシンボルマークに選んだ当時の経営陣にとってマルタ十字はこの十字の長い歴史から気高さや誇り、勇気を示すシンボルとしそれを熟練した職人の気高さや優れた仕事を成し遂げる誇りを重ね、ブランドシンボルとして選ばれたのではないかと言われています。