クロノスイスの歴史を オープンギア パライバとともにご紹介 (CH-6923-TUBK)

こんにちは、伊藤です。
本日は、クロノスイスオープンギアパライバとともにクロノスイスの歴史をご紹介させていただきます。

クロノスイスは、1983年創業のブランドになります。
今年は、創業40周年の大きな節目の年でもありました。
1983年はクォーツ時計の人気が最高潮に達しているちょうどその時、ゲルト・R・ラング氏はクロノスイスを設立しました。
機械式時計の時代を超越した魅力を彼は固く信じていたからです。

誕生の時から、クロノスイスはすでに先見性と開拓精神に妥協を許さないブランドでした。
さらに、クロノスイスはレギュレーターを腕時計形式に小型化した最初のブランドとなり、このイメージを中心に完全なコレクションを開発しました。

1983年ミュンヘンにクロノスイスを設立。
起業家として取り組む目標は当初より明確でした。
最高品質のスイス製高級機械式時計を世界中に広めることでした。

ケースは縦溝付きベゼル、オニオン型のクラウン、ストラップをラグにしっかりと接続することが出来る特許取得済みのねじ込み方式が含まれています。

2012年からスイスの起業家ファミリーであるエブスタイン氏は、創設者ゲルト・R・ラングからクロノスイス社を取得しました。
オリバーエブスタインが新しいCEOとなりました。

ルツェルンに構えた新しいクロノスイスのアトリエと本社は、一般に開放されています。
忍耐強く堅実な時計職人のミラクルな仕事をいつアトリエでみることができます。
ここでは、ダイヤル職人の手作業によるギョーシェとエナメル技術が21世紀に蘇っています。

本日ご紹介のオープンギアは2019年から発売が開始されました。
レトログラード秒針を搭載した世界初のレギュレーターウォッチです。

今回ご紹介しているモデルは、まるで宝石のように文字盤の色が緑から青に華麗に変化します。
そんな大胆な妄想をかなえてくれるのが、光の加減によって文字盤の色が移り変わる「パライバ」。
美しいカラーチェンジを楽しむための時計です。
柔らかなターコイズ、ぺトロールブルーからジャングルグリーンまで様々なグリーンカラーからディープパープルにまで変化するダイアルは、希少な宝石のように輝きます。

クロノスイスの得意とする手彫りギョーシェダイアルと化学蒸着技術へのたゆまぬ実験の結果、唯一無二の色彩変化が生まれました。

クロノスイスは、先進的なCVDコーティング技術と伝統的な技法である職人により手彫りギョーシェ彫りの融合によって、複雑で魅力的なカラーチェンジを実現させるコンビネーションを作り上げています。
希少なブラジルの宝石パライバを連想させます。

文字盤のギョーシェ模様は100年前の機械で一つ一つ手作業でカット。
クリエイティビティが要求され、かつ最大限の努力が必要とされる気の遠くなるようなプロセスを行える職人技術は、今や絶滅寸前の技術でもあります。
クロノスイスでは、この希少な職人技術を大切に守り、アトリエのマイスターたちが持つ想像力と芸術的なクラフツマンシップを結集させ、最も先進的な時計を作り上げています。
３次元構造のレギュレーター機構を搭載する「パライバ」は、センターに分針、12時位置に独立した時針、6時位置に三日月形の秒針を配置。
レギュレーターを深く知り尽くしているからこそ、美しい陰影を落とす文字盤と一体となって、44㎜ケースの中に3次元の奥行と広がりを感じさせることが出来ます。
非日常を求め挑戦したい方の為のモデルです。