”色彩のダンス、ブラックとブルーの誘惑に魅了される瞬間”:ジラール・ぺルゴ ロレアートクロノグラフの魅力とは?
皆さま、こんにちは!渡辺です。
本日は、ブラックとブルーのコンビネーションの文字盤を採用したジラール・ぺルゴの「ロレアート クロノグラフ」のご紹介をいたします。
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(自社製キャリバー GP03300)
ケース素材:904L ステンレススティール
ベルト:904L ステンレススティール
防水:100m防水
サイズ:42mm
その他特徴:パワーリザーブ46時間、クル・ド・パリ仕上げブラック文字盤、トリプルフォールディングバックル
『ロレアート』の歴史
1975年に誕生したジラール・ペルゴの代表モデル。特徴は8角形ベゼルとブレス一体型が主流だった1970年代のスポーティスポーツウォッチを象徴しています。当時は自社製クオーツムーブメントの周波数32,768Hzを開発。これが後にクオーツムーブメントの世界基準となりました。
【名前の由来】
クロノメーター検定の承認を得たことから、””資格あるもの””という意味を込めて、当時のジラール・ペルゴ イタリア代表の提案で、マイク ニコルズの有名な映画『卒業(IL LAUREATO)』(ダスティン・ホフマン、アン・バンクロフト、キャサリン・ロス出演)のもリンクしています。
洗練されたライン、身につけやすさ、直線と曲線の組み合わせが、このモデルをアイコニックなものにしました。『ロレアート』は、ジラール・ペルゴならではの美しさと機能性を融合させたモデルです。1975年のアイコンモデルのレガシーを強調すると同時に、大胆で男性的なキャラクターを感じさせる時計です。
【ケース】
ロレアートの中でもこのクロノグラフのモデルには、クロム成分が高配合されていることが特徴の「904Lスティール」を採用しています。マシンでの加工が特に困難なこの金属は腐食への耐性がきわめて高くて、ケースとブレスレットに施されるポリッシング後、あるいはサテンブラシング後、見事な輝きを放ちます。
ステンレススティールの中でもグレードの高い素材なのでどこかしら光沢が違います。あらゆるロレアート モデルの力強いアイデンティティが与えられている「ロレアート クロノグラフ」。独自のパーソナリティはその本質を損なうことなく、過去43年間に渡りデザインのディテールにおいて進化を続けてきた遺伝的規範を基盤としています。
個性的で識別しやすいデザインとして、ラウンドケース+八角形ベゼル、直線的なエッジと曲線的なラインが美しいです。8角形の8つの角度は、完全にポリッシュ仕上げされた凸面または凹面を組み合わせた調和のとれた曲線で結ばれています。
8角形ベゼルのデザイン上、ゴツゴツした雰囲気に見えがちですが曲線がうまく使われているので、ベゼルからは主張しすぎることがなく、美しく柔らかい光を発しています。
【文字盤や針について】
ブラックの文字盤にブルーのインダイヤルの組み合わせがとてもかっこいいです。最も特徴的なのは、文字盤全体に施されたクル・ド・パリ装飾です。クル・ド・パリとは「パリの爪」という意味で、ピラミッド型の突起を連ねたような細かなプレス加工は、文字盤の表情を豊かにするだけでなく、光の反射を抑え視認性を高める効果もあります。また、3つの黒いサブダイヤルには円形の筋を重ねたスネイル装飾が施されており、独特の光沢が高級感を演出します。小さな文字盤上に凝縮された美しさは、ジラール・ぺルゴの加工技術の高さがあってこそのものです。サブダイヤルは、3時位置がスモールセコンド、6時位置が12時間積算計、9時位置が30分積算計となっております。白で記された数字とスケールは、スリムかつシンプルなデザインで非常に見やすく、スポーツウォッチとしての実用性の高さが伺えます。
ミニッツスケールを備えた文字盤の外周部分を黒にしているため、文字盤全体の印象が締まって見えますね。インデックスと針にはブルーの縁取りが施されており、精悍でスポーティな印象を高めています。内側には蓄光塗料が塗布されているので、暗い場所でもはっきりと時刻を読み取ることができます。他の要素を邪魔しない4時半の位置に横長の日付表示窓が備わっており、12時位置には「GP」のイニシャルロゴ、そしてその下にはブランド名と共に、ジラール・ぺルゴの独創性を象徴するブリッジマークが配されています
【裏蓋・ムーブメントについて】
時計の裏側はクローズドバックで、表面のベゼルの形状を反映させた、八角形と円を組み合わせたデザインが象徴的な裏蓋となっております。
搭載されているムーブメントは、自社製キャリバーGP03300をベースに、デュボア・デプラのクロノグラフモジュールを採用した、自動巻きキャリバーGP03300-0137です。パワーリザーブは約46時間となっております。残念ながら見ることはできませんが、コート・ド・ジュネーブやペルラージュや丁寧な面取りの仕上げなど、見た目にも美しいムーブメントとなっております。
そもそもロレアート、とは“資格あるもの”という意味を持つ言葉で、誕生当時にクロノメーター検定を得たことからついた名前です。1971年にクォーツムーブメントの自社設計・製造に成功したジラール・ペルゴの、精度にこだわる時計づくりの姿勢を示しており、機械式になってもそのこだわりは変わっていません。
【ベルトについて】
ブレスレットにも、ケースと同じく904Lステンレススティールが使用されています。ケースとの一体感の高い設計となっており、ラグスポウォッチらしいスポーティでエレガントな装いです。一体型ブレスレットの採用は1975年の初代モデルから変わっていませんが、細かいブラッシュアップは行われ続け、装着感の良さは進化しています。
手首の形状に沿って可動するコマによってフィット感が高く、しなやかな曲線のラインは見た目にも美しいです。H型のコマはサテン仕上げ、中央のコマはポリッシュ仕上げと、異なる仕上げが施された、アクセサリとしての美しさと上品さとのバランスが取れた見た目となっております。
両開き式のバックルには、ジラール・ぺルゴのGPロゴが刻印されております。
【防水性能について】
防水性能は100 m防水となっております。
【まとめ】
文字盤に施されたクル・ド・パリ装飾に目を奪われ、本当に美しいと思いました。そして、ステンレススティールケースも素晴らしく、光の当たり具合でキラキラと輝き、エレガントな雰囲気を演出してくれます。これは着けるだけで気分が上がりますよね。特徴的な8角形のベゼルに、傾斜をつけたデザインはやわらかな印象にも見え、デザインの奥行きを感じさせます。ケース一体型のブレスレットは、しっかりと腕にフィットし、心地よく腕につけることができました。面取りされた1つ1つのパーツが組み合わさり、そして絶妙な可動域、サテンとポリッシュを交互に組み合わせることで滑らかな装着感をつくり出しています。ムーブメントも美しい仕上げが細部まで施されていて、時計好きならずっと眺めていたくなるほどです。スポーティでラグジュアリーなスタイルを超えて、非凡な美しさをもたらすロレアート クロノグラフは、スポーツウォッチでありながらフォーマルなシーンでも活躍してくれる腕時計ではないでしょうか。
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水曜定休日
ジラール・ペルゴは、今なおスイスで活動を続けている高級時計マニュファクチュールとしては屈指の古い歴史を誇ります。1791 年以来、ジラール・ペルゴの歴史を彩る比類ない作品の数々は、美しさと機能性の融合によって、「時」の価値を明らかにしています。 コンスタン・ジラール・ペルゴのスリー・ブリッジから、讃嘆の念を吹き込むコンスタント・エスケープメント L.M まで、ジラール・ペルゴは本物の革新を巻き起こしてきました。とくにコンスタント・エスケープメント L.M によって、5 世紀にわたって時計製造の世界が取り組んできた、コンスタント・フォース(一定した力)という問題が解決されました。 熟練時計師の無限の創造性により、ジラール・ペルゴの偉大な歴史は現在にいたるまでたえず豊かなものになっています。
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