皆さま、こんにちは！渡辺です。

本日は、ジラール・ぺルゴのロレアートの紹介をいたします。

GIRARD-PERREGAUX
ジラール・ペルゴ
ロレアート 42MM
品番 81010-52-3118-1CM
ムーブメント自動巻き（自社製キャリバー GP01800）
ケース素材 18Kローズゴールド
ベルト 18Kローズゴールド
防水 50m防水
サイズ 42mm
その他特徴：オニキス文字盤、パワーリザーブ約54時間、サファイアクリスタルの裏蓋、ピンクゴールド製ローター、トリプルフォールディングバックル
価格 ¥7,139,000 （税込）

【概要】

1975 年に初めて発表されたロレアートは、スポーティ&エレガンスの逸品です。一体型ブレスレットのなめらかなラインと優れた着脱性によって、ジラール・ペルゴにしか成し得ない美しさと機能性を融合させたコレクションとなっています。パワフルな個性と力強いアイデンティティを備えたこの時計は、ジラール・ペルゴというブランドの発展における中心的な存在でオールマイティに使えるベーシックモデルです。直線的なエッジと曲線的なラインを組み合わせたスタイルで、ケース表面にはポリッシュ仕上げとサテン仕上げの両方が施されており、八角形のベゼルと一体型ブレスレットを特徴的なデザインとなっています。

ジラール・ペルゴは、今なおスイスで活動を続けている高級時計マニュファクチュールとしては屈指の古い歴史を誇ります。1791年創業のジラール・ペルゴは今年で230周年を迎え、今もなお、継続して時計生産を行っている時計ブランドでは、世界で2番目の歴史があります。全てのムーブメントの製造と開発を自社で行っている、スイスを代表する、数少ない本格マニュファクチュールです。これまでに自社で開発したムーブメントを数多くの時計ブランドに提供し、その信頼性の高さと、優れた技術力からは時計ブランドが認める時計ブランドでありながら、時計愛好家にも根強い人気を誇る高級時計ブランドです。ものづくりにも徹底的にこだわりの作り込みで、細部の仕上げには熟練職人の手作業を多く取り入れていて、年間生産本数は約12,000本ほどしかありません。時計好きには「GP」（ジーピー）の相性で親しまれており、日本に最初に正規輸入されたスイス時計として知られ、実は日本とも深い関わりあいを持っています。

1975年に初代ロレアートが誕生し、自社製クォーツを搭載した初代ロレアートは、「円と八角形のベゼル」のデザインを採用しました。スイス製クォーツの先駆けとして、初代ロレアートはイタリアで火がつき、世界的な大ヒットとなりました。以来、ロレアートは、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げ、直線と曲線を魅力的に組み合わせたデザインで知られてきました。「スポーティーシック」をコンセプトとしつつ、フォーマルな装いをも引き立てるモデルとなっています。優れた多用途性がアイコニックな魅力を際立たせています。一体型ブレスレットのなめらかなラインと優れた着脱性によって、ジラール・ペルゴにしか成し得ない美しさと機能性を融合させたコレクションとなっています。『ラグジュアリースポーツウォッチ』というカテゴリーにおけるジラール・ペルゴの強みは、ロレアートのように歴史的な正統性のあるアイコニックな時計が存在することです。このブランドのアイコニック的な存在のロレアートは時間の経過と共に進化し、進歩するように設計されたコレクションです。大聖堂の円蓋（えんがい）をモチーフとした円と八角形を重ねたベゼルが、外観上の最大の特徴。円はポリッシュ、八角形のベゼルの上面はサテン仕上げ（艶消し）、横面はポリッシュ仕上げ（艶有り）とたくみに使い分けがなされています。

【ケースについて】

ケースは 18K ピンクゴールド製で、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げをミックスしたロレアートの伝統を受け継いだモデルです。同じピンクゴールド製のブレスレットが、時計と身に着ける人を結び付けるかのようにしっくりと手首に馴染みます。

ケースサイズは42mmとなっています。ロレアートは45mm、42mm、38mm、34mmの4サイズが用意され、42mmは人気の中心モデルとなっています。ケースサイドもサテン（艶消し）仕上げを施していますが、ケース角の稜線にはポリッシュ（光沢）仕上げを綺麗に施しているので、高級感を感じさせます。こういったこだわりの仕上げがあると、実際着用した時にシャツの袖口が損傷しにくいようになるのでとても実用的に作られていると思います。装着時の美しさと理想的な付け心地はジラールペルゴのこだわりであり、それを実現するために、ロレアートのケースの厚みはトゥールビヨン搭載モデルであっても「12mm以下」に抑えられています。

ベゼルはポリッシュ仕上げのリング上に配され、人間工学に基づいた形状のラグを持つミドルケースと組み合わされています。これによって着用感が良くなるだけでなく、ケースがステンレススティール製ブレスレットと融合してデザイン性も向上しています。

リューズには八角形のデザインがあしらった、GPロゴが記されています。

八角形のベゼルは角が柔らかく、外縁に向かって緩やかに下がっており、表面にはサテン仕上げ、側面にはポリッシュ仕上げが施されている。ミドルケースへの面取り加工はサテン仕上げのH型のブレスレットのリンクへと続き、そこにポリッシュ仕上げのあるミドルパーツが組み合わされています。

ケースからブレスレットまで、流れるようなデザインはついつい眺めてしまいたくなると思います。一体化した一つの部品のようで、365日ON/OFF問わず快適に着けることができます。

【文字盤や針について】

オニキスから薄型の文字盤を作るには 15 種類もの作業を要しますが、それだけに、実に精妙で鏡のような表面に仕上がります。

針、バトン型インデックス、そして 12 時位置の GP ロゴは共に暖かみのあるゴールドの色調となっています。深みのあるブラックオニキスにピンクゴールドのアクセントを合せることで、ロレアートの名前と結び付いた独特のコントラストを生み出しました。

【ムーブメントについて】

ムーブメントは自動巻きとなっております。ケースバックはシースルーになっていて、いつでも綺麗な自社製ムーブメントを眺めることができます。

ムーブメントの基盤となる地板にはペルラージュ仕上げ、ムーブメントの一部とローターにはコート・ド・ジュネーヴ装飾が刻まれて美しさを表現しています。ジラールペルゴの特徴と一つは、手仕上げによる磨きの美しさにあります。部品一つをとってみても、手間を惜しまず、時計装飾の伝統的な技法を今も継承しています。

搭載ムーブメントは自社製Cal.GP01800で191個の部品が使用されています。ムーブメントの厚みは3,97mmしかなく、ケース厚も10.88mmと薄くなっています。

パワーリザーブは54時間となっております。回転ローターは両方向巻き上げで、腕の動きに合わせ効率よくゼンマイを巻き上げるので、デスクワークにも心強いですね。

【ベルトについて】

続いてブレスレットは、ケースと同じくローズゴールド製となっております。
ケース一体型の、H型のブレスレットを採用しており、中一列は、ポリッシュ仕上げH型のリンク駒はサテン仕上げ。サイドも艶消し仕上げになっています。しなやかなブレスレットは、ブランドのイニシャルがエングレービングされたダブルフォールディングバックルのサイドにあるプッシュピースを押すだけで簡単に開くことができます。

しなやかなブレスレットのバックルはGPロゴが入った、両開き（観音開き）式を採用し、サイドにあるプッシュボタンを押すだけで簡単に開くことができます。

腕に着用時もエレガントな雰囲気を醸し出します。また、時計本体から流れるように一体化したフォルムのブレスレットは手首の形状に合わせて柔らかくしなり、抜群のフィット感を約束します。とくにサテン（艶消し）仕上げのケースからラグまでのラインは美しく湾曲し流れるようにて､形成（デザイン)されているので、絶妙に腕に沿った独特なフィット感を与えてくれます。

【まとめ】

美しいローズゴールドカラーに手仕上げの壮麗なブラックオニキスの文字盤に組み合わせに気品の感じるモデルだと思いました。ラグジュアリーなゴールド素材には手作業で成形および研磨が行われ、熟練職人の専門技術が注ぎ込まれています。多彩な仕上げ、完成されたケースデザイン、特徴的な8角形のベゼルに、傾斜をつけたデザインはやわらかな印象が目に飛び込み、デザインの奥行きを感じさせます。ケースとブレスとが切れ目なくひと続きになっているのは逸品です。

また建築設計を応用した美しさは、スポーティ＆ラグジュアリーの枠から、一歩、抜きん出たエレガンスをもたらした印象を与えます。この『ロレアート』を装着した時には、高いブレスレットのその装着感の高さにとても驚きました。ケースの厚みが薄く、そして、しなやかなブレスレットは腕にスッとフィットして気持ち良い重さを感じました。面取りされた１つ１つのパーツが組み合わさり、そして絶妙な可動域、サテンとポリッシュを交互に組み合わせることで美しいフォルム、立体感を作り出し、滑らかな装着感をつくり出しています。

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