皆様、こんにちは。oomiya心斎橋店の原です。
いつもoomiya心斎橋店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日、ご紹介するモデルは【グラスヒュッテ・オリジナル】の「パノインバース」です。
時計の裏側を装着していても眺めていたいな…そういった時計好きの欲望を忠実に再現したモデルになります。

時計表面には様々なこだわりが盛りだくさん！

インバースとは、日本語で「逆」「反対」という意味があり、「パノインバース」は、ムーブメントを反対に取り付けています。
そのため、時計を装着しながら、シースルーバックから見えるムーブメントの裏側の装飾を文字盤側から眺める事が出来ます。
ドイツ時計の伝統の3/4プレートにグラスヒュッテストライプが綺麗に施されています。

時針・分針とスモールセコンドの周りには2つの円が重なっていますが文字盤に凹凸があるため、高級感があります。
3.6.9.12のアラビア数字とバーインデックスは、アプライドになっている上に平面ではなく、山なりになっています。そうすることで陰影を付け、光の当たる角度により時計の表情を変化させています。

2時位置には、パワーリザーブインジケーターが配されています。
手巻きの時計なので、ゼンマイの巻き具合が分かるのは嬉しいポイントです。

この「パノインバース」で一番注目していただきたいポイントは3時位置～6時位置にあるテンプで、時計を装着している時、いつでも動きを眺める事が出来ます！
ここ最近、フリースプラング等で時計の精度の調整を行うブランドが多いですが、【グラスヒュッテ・オリジナル】はチラネジとスワンネック緩急針を採用しています。
テンワの周りに付いている突起物がチラネジになります。このチラネジを回し、重量バランスを調整する事で精度を調整します。
スワンネック緩急針は、バネで押さえられた緩急針を反対側からネジで調整し、ヒゲゼンマイの長さを短くしたり長くしたりして精度を調整します。
チラネジやスワンネック緩急針は、装飾として非常に優れ、この機構のファンも多いです。
余談ですが、ドイツ時計が好きな私もチラネジのファンの一人です…(笑)。
そして、スワンネック緩急針は、衝撃等によった緩急針のズレも起こしにくいというメリットもあります。

本来、ドイツ時計は青ネジ、【グラスヒュッテ・オリジナル】では、テンプ受けに手彫りでツタのデザインを施した上にゴールドを埋める工程を行います。「パノインバース」は、時計表面のバランス、審美性を損なってしまう為、あえて採用していません。

さらに、ゴールドシャトン、テンプの下にはペルラージュが施されたプレート等、他にも様々なこだわりがあります！

時計裏面もシンプルで綺麗

時計の裏面は、シースルーバックになっています。
文字盤側が裏にくるので、とてもシンプルなプレートが一面に張り巡らされています。
ただプレート一面にグラスヒュッテストライプが施されているので、角度を変えると時計の表情が変わり綺麗です。

ベルトにまでこだわりが！？

革ベルトは、黒か濃いネイビーが採用されている時計が多いですが、「パノインバース」は、時計本体だけにこだわっているのではなく、革ベルトにもこだわっています。
ベルトには、マットなグレー色のルイジアナ・アリゲーターが用いられています。
これが非常に時計とマッチしていて上品です。

スペック

お支払方法

いかがだったでしょうか？
【グラスヒュッテ・オリジナル】の「パノインバース」は、ムーブメントの表裏を逆にするという画期的な発想をもつ唯一無二の時計です。
ご検討されている方や実機をまだ見たことがないという方、ご来店を心よりお待ちしております！

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