皆様、こんにちは。oomiya心斎橋店の原です。
いつもoomiya心斎橋店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日、【グラスヒュッテ・オリジナル】からお勧め出来るモデル「セネタ・クロノメーター」が入荷しました！
時刻調整の際にストレスを感じなかったり、時計裏面の仕上げが非常にこだわっていたり等、実機を観て本当に良いなと感じました。

時刻調整にストレスを感じない！？

時刻調整の際は、分針をミニッツインデックスを指すように合わして、秒針も0秒になるまで待ち、0秒になるとリューズを引っ張って、秒針の動きを止めます。そこから、時刻調整する必要があります。そのため、手巻きの時計だと時刻調整が大変だなと感じる方もいらっしゃると思います。
「セネタ・クロノメーター」は、時刻調整がとても容易になる他の時計にはない機構が備わっています。
①分針がミニッツインデックスをしっかり指すように分刻みで動くようになっています
②リューズを引くと、秒針が0秒を指すように戻って止まる仕組みになっています

どういう事か詳しく説明すると、リューズを引くと、秒針が0秒に戻って止まり、分針がミニッツインデックスとミニッツインデックスの間を指していたとしても、分針が少し進み、しっかりミニッツインデックスを指すようになっています。そしてリューズを操作するとミニッツインデックスから次のミニッツインデックスに飛ぶように分針が動きます。そのため、カチッカチッとうクリック音と手に感触が伝わってきます。
入荷して、初めて実機を触ったのですが、個人的にこの音と感触が堪らないぐらい良いです…（笑）
是非、来店されるお客様にも実機に触れて欲しいです！

下記に分かりにくいかもしれませんが、動画を載せていますのでご覧ください。

文字盤、ケースについて

「セネタ・クロノメーター」のデザインは、マリン・クロノメーターからインスピレーションを得ています。
そのため、12時位置には、パワーリザーブ計、6時位置には、スモールセコンドが配されています。

ちなみに「セネタ・クロノメーター」のパワーリザーブ表示は、AUFがぜんまいがフルに巻かれた状態、ABがぜんまいが全く巻かれていない状態です。
そして、注目していただきたいのが、パワーリザーブ表示の数字です。
他の時計のパワーリザーブ表示は、AUFからABに近づくにつれて数字が減少していく形となります。
例えば、AUFが充電100％だとすると、時間が経つと62％といったような表示になるのです。
それが、「セネタ・クロノメーター」は、時間が経つにつれて、逆に数字が上昇していきます。これは、マリン・クロノメーターの航海してから何時間経過したか分かるようにしている機能をあえて採用しています。こういった部分に【グラスヒュッテ・オリジナル】のこだわりを感じますね。
パワーリザーブ表示の18と27の数字の間に小さな丸の小窓がありますが、デイ/ナイト表示になっています。
デイだと白く表示され、ナイトだと黒く表示されるようになっています。

パワーリザーブの下にはクロノメーター(CHRONOMETER)の記載があります。
これは、チューリゲン州度量衡管理局に時計を送り、厳しいテストを行い、合格すれば公式クロノメーターとして認定されます。
テスト内容としては、15日間のテストを行って、5つの姿勢差と3つの異なる温度で精度検査を行うものとなります。
スイスのクロノメーター(C.O.S.C)としての違いは、スイスはムーブメントのみでテストを行うのですが、ドイツはケーシングした状態からでテストを行うので、非常に厳しいテストになります。
そのため、Cal.58-08(手巻き)はコストがかかっているムーブメントである事が想像出来ます。

ムーブメントだけでなく、文字盤にも非常にコストがかかっています。
ローマ数字のインデックスやロゴは一度、レーザーで彫ってから塗料を流し込んでいる工程を踏んでいるので、文字滲みがなく、角が立ち非常に綺麗に見えます。
それだけではなく、文字盤に銀粉、水、塩を混ぜたものを手作業で文字盤全体に手作業で塗っています。シルバー均一の間伸びした文字盤ではなく、腕の角度を変えるとキラキラと光るようになっています。
私も同様の仕上げを行っている「セネタ・エクセレンス」を所持しているので、時間を見ずについ腕元を確認して見惚れています…（笑）。
個人的にシルバー文字盤のアベンチュリンのような仕上げだと感じています！

ケースサイドはサテン仕上げとなっており、ポリッシュ仕上げでサンドウィッチしています。
リューズには、【グラスヒュッテ・オリジナル】のロゴである「G」が装飾されています。
そして、ケースサイドのプッシュボタンで日付を変更する事が出来る様になっています。

時計裏面は、シースルーバックの仕様となっていて、Cal.58-08(手巻き)のムーブメントが一望出来ます。
ドイツ伝統の3/4プレートには、グラスヒュッテストライプの装飾が施されています。
さらに、手巻きの輪列歯車が3/4プレートの上に見えるように配されていて、リューズを操作し巻き上げている歯車を観れるようになっているのは、嬉しいポイントです！
一部の歯車には、サンバースト加工を施しており、時計の角度を変えると表情が変わるのも良いです。

テンワ周りには、チラネジがふんだんに用いられており、テンワが動いていなくても観る人を楽しめる仕組みになっています。
そして、テンプ受けには、ツルのデザインが手彫りされ、その上からゴールドを用いて装飾を施しています。

スペック

お支払い方法

「セネタ・クロノメーター」は、いかがだったでしょうか？
自社製の手巻きキャリバー58-01は、機構・仕上げ、全てにおいて素晴らしいムーブメントです。
これは、内製率95％の【グラスヒュッテ・オリジナル】だからこそ、なせる業です！
ご検討されている方、実機を見られた事がない方、ご来店を心よりお待ちしております。

oomiya心斎橋店では金利・手数料がかからない分割払い「oomiyaプレミアム・クレジット」をご利用いただけます。
例えば本日ご紹介させていただきました《セネタ・クロノメーター》¥3,971,000 （税込）であれば　
月々66,100円　×　59回(初回のみ71,100円)でご購入いただけます。
頭金やボーナス払い併用も可能ですので詳しくは店頭スタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ。