こんにちは！坂本です。
今週は一段と寒くなる天気予報ですので皆さま暖かい格好でお過ごしください。
さて、本日のご紹介は『IWC』より「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」のご紹介です。

様々な表示がなされている文字盤には”月・日・曜日、暦年”また北半球と南半球の永久ムーンフェイズを表示しています。
ムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる誤差が577.5年間でたった1日分という非常に高い精度を誇ります。
通常パーペチュアルカレンダーなどではケースサイドに設けたいくつかのボタンとリューズによって調整することが必要ですが、驚くべきことは、こちらのモデルは全ての調整をリューズ一つで安易に行うことができます。
また、この機構を持つ時計の場合、小の月（30日までの月）・大の月（31日までの月）は時計自身が把握していくことになります。
さらに注目すべきメカニズムは閏年（2月を29日とし1年を366日とする年）の補正を自動的に行ってくれます。

ケース素材には１８Kホワイトゴールドを採用し、ケースサイドにはサテン仕上げをメインに施し、面取り箇所にはポリッシュ仕上げを施したバランスの良い仕上げになっています。サファイアクリスタルガラスは少し立体感のあるボックス型ガラスの風防になっています。

双方向巻上げ式のペラトン爪レバー式自動巻き機構を搭載したキャリバー52615によって非常に効率的な巻上げが実現し、約７日間のロングパワーリザーブを確保します。
デュプロインバックルは片折れ式となっており、ストラップはサントーニ社製アリゲーターストラップをセッティングしています。

サンレイ仕上げを施した美しい深みのあるブルーダイアルにパーペチュアルカレンダーと存在感がマッチした特別な１本。
是非、店頭にてご試着してみて下さい。