A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪

A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こんにちは、伊藤です。
いつもブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミーブログもいよいよ終盤となってまいりました。

3日目の夕方から訪れたツヴィンガー宮殿、目的は数学物理サロンの見学です。
こちらは、サロンの中の写真撮影はOKでしたので色々な写真を撮ってきました。
一枚目は、一番最初に入った部屋です。
ガラスのショーケースにたくさんの時計や工具などが展示されています。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こちらは、熊の胸元に時計が設置されています。
太鼓をたたくような仕組みになっているそうです。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こちらは、距離計。
時計のように三本の針が付いたものがあると思います。これを馬車につけて距離を測っていたそうです。
後ろにみえる羊皮紙は、ザクセン領からフランクフルトまでの距離を記していて、距離に加え、駅舎や風景の特徴が書き加えられています。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こちらは、1569年製の大砲の角度を決めるための角度計です。
一部が焼けているのですが、これは1945年のドレスデン大空襲で焼けてしまったためだそうです。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) これは、私が一番お気に入りのものです。
ヨハネス・ラインホルトとゲオルグ・ロルが1586年に製作した地球儀。
ちなみに、ラインホルトはこれとほぼ同じ地球儀を、オーストリアのルドルフ2世にも納入したそうです。(1583年)
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こちらは、ボヘミア(現チェコ)でヤコブ・ツェッヒが製作したクロック。
製造年は1527年なので、現存する機械式のクロックとしては、もっとも古い物のひとつです。
また、この時計は機械式時計の進化をなぞるようなモディファイを加えられています。
17世紀にヒゲゼンマイが取り付けられています。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) こちらが、数学物理サロンの目玉でもある1563年から68年にかけて製造された天文時計。
製作者は、エバーハルト・バルデヴァイン。
彼はヘッセン公に、この天文時計の原型を製作。
それを見たアウグストはバルデヴァインに、より複雑な物をつくるように依頼したといいます。
しかし、あまりの複雑さのため、注文から5年後にようやく完成。
この時計を見たアウグストは、当時の記録によると「非常に大喜びして楽しんだ」とある。
重さは350kg、そのため第二次世界大戦後に、この時計を接収しようとしたソ連軍は、運ぶことを断念せざるを得なかったといいます。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) ランゲ1も展示されていました。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) 修復された、ランゲ史上最も複雑な懐中時計、グランドコンプリケーションも展示されています。
A.ランゲ&ゾーネ ランゲアカデミー パート5 数学物理サロン♪ - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) 最後にこちらも・・・
1750年にザクセンで製造された望遠鏡。
外枠は金属ではなく、マイセンで焼いた磁気になっています。
18世紀半ばのマイセンらしく、デザインはロココ調。
描かれているのが天使なのですが、この「天使」のデザインがマイセンではかなり珍しいそうです。
大変美しく見とれてしまいました。とても豪華な望遠鏡ですね。

これ以外にも写真を撮影してきたのですが、すべてはご紹介しきれませんので一部気に入った写真を選びました♪

A.LANGE&SOHNE (A.ランゲ&ゾーネ)
Official Site=http://www.alange-soehne.com
関連記事=https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/osaka/watch/category/a-lange-sohne
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