まだまだ、新作モデルをおさらいしていきます！
さて、2016年は今までになかったモデルも新しく登場しました。

「ひねり」をきかせたシティリング。
機械式時計では初めて、たった一つの回転操作だけでタイムゾーンを変更できるようになりました。
ベゼルを上から押しながら、希望のタイムゾーンにベゼルを合わせたら、再び手を離す、これだけの操作で、時針、昼夜の識別が簡単な24時間表示、そして日付表示がそれぞれタイムゾーンに合わせて自動的に変更されます。

選択した国に夏時間が導入されている場合には、都市名の横に小さな「S」の文字が付けられています。
この機構を実現するため、IWCのエンジニアは3つのテクノロジーを組み合わせました。
まず一つ目は、「パイロット・ウォッチ・ワールドタイマー」のシティリングです。
リングには、世界のタイムゾーンを代表する都市名が記されています。
二つ目はスプリングを使用した回転式ベゼルです。
この技術が初めて搭載されたのは、1980年代に製作された「ポルシェ・デザイン・オーシャン 2000」でした。
これは、両側を均等にしないと回すことが出来ないというベゼルで、タイムゾーンを誤って操作してしまう事態を防いでくれます。
最後の三つ目は、新生代の「アクアタイマー」コレクションに搭載されている回転式アウター/インナーベゼルです。
差動装置を介し、ベゼルの動きを時歯車、24時間表示針、日付先送り歯車の各パーツに伝えられます。
海外の取引先に電話をかけたい場合など、対応する都市名を12時の位置にさっと合わせ、相手先の営業時間なのか夜間なのかを確認したら、またすぐに戻すことができます。

品番：IW395001
機械式クロノグラフ・ムーブメント、自動巻き
IWC自社製キャリバー89760
パワーリザーブ：68時間
日付表示
24時間表示ワールドタイマー機能
12時位置に同軸上に組み合わされたアワー・カウンターとミニッツ・カウンター
秒針停止機能付きスモールセコンド
ねじ込み式リューズ
両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラスで急激な気圧変化にも対応
防水性：6気圧
ケース厚さ：16.5ｍｍ
ケースサイズ：45mm
サントーニ社製カーフスキン・ストラップ
価格：1,555,200円(税込)

IWC （アイダブリュウシー）
Official Site=http://www.iwc.com
関連記事=https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/osaka/watch/category/iwc
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