2018年11月10日

独創的な、極めて希少な時計のH.モーザー。

約2分

年間1000本あまりしか製造することができない、H.モーザー。

”独立した家族経営の会社であり、起業家精神が根付いていること”、”自社でムーブメントを開発・製造ができる体制が整っていること”、”独創的な機構を持ち、いずれも実用的で簡単な操作が可能なこと”、これら3つの要素を兼ね備える極めて希少な時計ブランドです。

H.モーザーのシリーズの中でも、文字盤の種類が最も豊富な「エンデバー・スモールセコンド」。ダイヤルいっぱいの大型スモールセコンドは、往年の懐中時計を継承するもの。歯車にはH.モーザー独自の歯車を採用し、摩耗軽減のため硬化処理されたゴールド製アンクルやガンギ車、自社製のシュトラウマン・ヘアスプリングなど、H.モーザーならではの独創技術が盛り込まれています。シングルバレルで3日間のパワーリザーブを実現。巻き上げ残量を示すパワーリザーブインジケーターはムーブメント側に装備。正確な時刻合わせが可能な秒針停止機構も備えています。

グラデーションが掛かった、フュメ文字盤は独自性が溢れ、ヴィンテージ感も感じられます。

文字盤の外側が濃く、内側が淡い独特なグラデーション。フランス語で煙を意味する「フュメ」、このフュメ文字盤は、高度な職人の技が導入された作品です。その作業は、まず素材の金属板に放射状の溝を入れることに始まり、メッキを掛けた後、1枚1枚丹念にグラデーションをつけて塗料を吹き付けます。一連の作業は全て手作業。機械で行うと、どうしても深みが出ないので、この手作業から生まれたフュメ文字盤は、ひとつひとつが個性を持って、独特な雰囲気が出ます。