アニュアルカレンダーと7日間パワーリザーブ搭載モデル、IWC「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」
皆様、こんにちは!渡辺です。
本日は、IWCの「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」のご紹介です。
IWC(アイ・ダブリュー・シー)
ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー
品番:IW503502
ムーブメント:自動巻き(IWC自社製キャリバー52850)
ケース径:44.2mm
防水:3気圧防水
その他特徴パワーリザーブ7日間
月、日、曜日を表示するアニュアル・カレンダー
価格:2,348,500円(税込)
英語で「アニュアルカレンダー」と呼ばれることも多い、いわゆる「年次カレンダー」搭載のモデルです。1年に1回、3月1日に調整するだけで翌年2月の月末まで、毎日の日付、曜日、月名を自動表示する非常に便利な機構です。
ちなみに、パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)は、日付の調整が不要で、閏年(うるうどし)まで計算してくれる時計で、カレンダーの計算をしなくてもよい機構のことを言います。
また、ブライトリングがお得意とする「セミパーペチュアルカレンダー」は4年間の日数1461日を1サイクルとして機能する簡易版の永久カレンダーと呼べるもので、1年で一度修正を要するアニュアルカレンダーより機構はもちろん複雑になり、カレンダー修正は4年で一度に済むというものです。
IWCは2015年にポルトギーゼコレクションでアニュアルカレンダーを発表。ムーブメントには、IWCのトレードマークであるペラトン巻き上げ方式が採用され、約7日間のパワーリザーブを誇ります。アニュアル・カレンダーが、文字盤にある3つの窓に月、日付、曜日を表示します。
時計の時間を合わせる。これはジュリアス・シーザー皇帝と教皇グレゴリウス13世が、日常使われるカレンダーが天体の現実に忠実になるようにと、数世紀の間隔を置いてそれぞれ決めたことです。実際には複雑なことで、人類にとっては永久に続く挑戦ですが、IWCにとっては新しい挑戦が一つ増えたに過ぎません。そして、現代にはカレンダーの不規則な機構を時計に組み込みこむことができるようになりました。
ステンレススティール製ケースとシルバーメッキの文字盤を備えた「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」です。IWCのポルトギーゼ・アニュアル・カレンダーは、ゼンマイの持ち時間が7日間のパワーリザーブという、アニュアルカレンダーだけでなくロングパワーリザーブも実現したこの上ない魅力を持ったモデルです。
ガラスのエッジをアーチ型に加工したサファイアガラスのおかげで、ケースが実際よりスリムな印象になり、この時計のクラシカルな優雅さがさらに際立ちます。また、滑らかな輪郭を描くラグが、手首の細い方にも最高の着用感を提供します。
サファイアガラスのシースルー裏蓋からは、IWCの新しい自社製キャリバー52850の極めて美しい姿を存分にご覧いただけます。
双方向巻上げ式のペラトン爪レバー式自動巻き機構を搭載したキャリバー50000を継続開発した結果、非常に効率的な巻上げが実現しました。2つの香箱が7日間という驚くべきパワーリザーブを確保します。巻上げ爪と自動巻きホイールはブラック・セラミック製、ローター軸受はホワイト・セラミック製です。こうした極度に硬いハイテク素材を用いることにより、自動巻きにおける磨耗がほぼ排除されます。振動数4Hz(1時間あたりの振動数が28,800回)のインデックスフリー・テンプとブレゲひげゼンマイは最高の精度を保証します。ムーブメントのデザインと仕上げは顕著に改善されました。ローターならびに、はめ込まれた“Probus Scafusia”(プローブス・スカフージア)のゴールド・メダルのプロポーションはこれまでよりずっと薄型になりました。
ステンレススティールケースに、鮮やかなブルーのダイヤルが好印象です。