2021年4月5日

ボーム&メルシエ渾身の複雑時計「クリフトンボーマティックパーペチュアルカレンダー」

約2分

本日は生産本数が僅か10本の「クリフトンボーマティックパーペチュアルカレンダー」をご紹介いたします。

2018年に発表されたボーマティックシリーズに加わったコンプリケーションウォッチです。

パーペチュアルカレンダーとは閏年を考慮し、時計が稼働している限りは、全ての月の日付を自動的に切り替えてくれる、腕時計の機構の中でも非常に複雑な機械とされています。

例えば、閏年でない年の、2月の日付は28日まで。
実際の日付は、28日の次の日となると3月1日となりますが、通常の腕時計は常に1日だけ日付を進める機構となっていますので、本来は3月1日でも、腕時計は無いはずの2月29日を表示します。

修正して本来の3月“1日”を表示する為には、人が腕時計を操作して修正する必要がありますが、パーペチュアルカレンダーでは人の力を借りず、時計が稼働する限りは暦通りに日付を進めていきます。

ただし、１世紀に一度だけ、100で割り切れる年は閏年でない為、調整が必要となるので、今回ご紹介している「クリフトンパーペチュアルカレンダー」は、次回2100年の3月1日までが調整不要となっています。
ベースは“ボーマティック”なので、120時間のロングパワーリザーブ、メンテナンスサイクルが7年などの特徴を引き継いでいます。