2020年6月15日

2層構造のダイアルが繊細で美しいクロノスイスフライング・レギュレーターオープンギア

約2分

皆様こんにちは、及川です。
本日ご紹介いたしますのは、クロノスイス「フライング・レギュレーター・オープンギア」です。
クロノスイスは1983年、時計師ゲルト・R・ラングがドイツ・ミュンヘンに設立しました。
時分針が同軸上にない、レギュレーター式ダイアルの腕時計としては初の量産モデルを生み出し、現在もレギュレーター機構をメインモデルとしています。

“スイス製”を冠する高級機械式時計を作るにあたり、厳選したスイスのサプライヤーが製造する部品だけを使用しています。
ブランドを支えているのは、長い時間をかけて知識と経験を培った職人達です。
高品質、そして少ロットのアトリエから紡ぎだされる機械式腕時計は、年間僅か3000本となっております。
シルバーダイアルに独特の装飾が施されております。
このデザインはムーブメントの地板も兼ねており、その上にスケルトンの輪列受けが乗せられています。
アクセントにもなっているブルーのネジは、機能的な役割を果たすと同時に優れたデザイン性も兼ね備えております。

6時位置のインダイアルと輪列受けは秒針と同じ高さでスケルトナイズされ、秒針と連動する歯車の精緻な動きを見ることができます。
本来ダイアルの下に隠れているギアがダイアル上に表れているのが、この時計の特徴といえます。
一見すると、奇抜…。ですが、その機能性にも優れたデザイン性により、日常にさりげなく溶け込みます。