昨年発表され話題となった A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ 1・タイムゾーン」が入荷!
2020年に発表された、GMT機能搭載モデルを新開発の自社製キャリバーで刷新した「ランゲ 1・タイムゾーン」が入荷しました。
ランゲ 1・タイムゾーンは、自分が今いる時間帯ともう一つの別の時間帯の時刻を同時に表示します。初めてこのモデルを発表してから15年を経た今、新たに開発した自社製キャリバーを搭載して登場します。
デイ・ナイト表示サークルは読み取りやすく、新しく組み込まれたサマータイムマーカーで夏時計を採用している都市が分かります。
グローバル化が進む中で世界中を飛び回り、異国で仕事をし、外国の人々とコミュニケーションする人々が増え続ける現代の高級時計産業界では、付加機能「第二時間帯」は特に便利な複雑機能に数えられます。
A.ランゲ&ゾーネは2005年、ランゲ 1をベースに、世界にある24の時間帯の時刻を簡単に表示させることができる、二つの時間帯を表示する機能をもつ時計を開発しました。
新しいランゲ 1・タイムゾーンは、機能性と読み取りやすさ、そして美しい仕上げ装飾が一体になった時計です。二つの時刻表示サークル、アウトサイズデイト、パワーリザーブ表示がオフセンターに配置された特徴的なダイヤルが、視線を集めます。さらに、第二時間帯を容易に設定できるおなじみの回転式24都市リングも健在です。
二種類の時間帯を一目で把握
ランゲ 1・タイムゾーンはワールドタイム機構付きの時計と異なり、ホームタイムと第二時間帯の時刻を一目で読み取ることができます。大きな時刻表示サークルは現在地の時刻を示し、小さな時刻サークルでは24都市リングを使って第二時間帯を設定します。リューズを使って時刻合わせをすると、二つの時刻を同時に修正できます。
リング状のデイ・ナイト表示
この新しいランゲ 1・タイムゾーンの最も重要な変化は、従来の小さな回転式の三角マーカーを付けたホームタイムとゾーンタイムのデイ・ナイト表示を、それぞれの時間帯が日中または夜間のどちらなのかが分かるようになりました。このデイ・ナイト表示サークルは、ダイヤルにより自然に溶け込んでいくだけでなく、直感的に読み取れる印象を与えます。青い半円弧がプリントされたダイヤルは24時間で1回転し、その24時間に時針が2周します。時針がダイヤルと同じ色の部分にある時は日中(午前6時から午後6時)を、そして青い半円部分にある時は夜間(午後6時から午前6時)を意味します。
革新的なサマータイムマーカー
新しいランゲ 1・タイムゾーンにはもう一つ、実用的な表示機能が追加されています。その機能は、5時位置にあるゴールドの三角インデックスの底辺側にある小さな窓に潜んでいます。このインデックスは、設定した時間帯の代表都市を示します。そしてその窓が赤色になると、その地域ではサマータイム制を採用していることを意味します。その場合には、北半球では春から秋、南半球では晩夏から春までの間は、そのゾーンタイムに一時間を加える必要があります。その地域が一年を通じて標準時であるという場合には、窓は淡色のままです。この表示を可能にするため、24都市リングの下側に夏時間制を見分けるための工夫が施されています。
時間帯の切り替えも簡単
前モデルから、第二時間帯を簡単に設定できる回転式24都市リングを踏襲しました。このリングには、1884年に定められた世界の24の時間帯の代表都市がプリントされています。8時位置にある調整ボタンを押すと、24都市リングが西から東へと回転し、次の時間帯に切り替わります。それと同時に小さなサブダイヤルの時針が一時間進み、ゴールドの三角インデックスが指す時間帯の代表都市の時刻を示します。大きな時刻表示サークルには、ホームタイムあるいは自由に選んだ時間帯の時刻を表示させることができます。ホームタイムとゾーンタイムを間違えないようにするための工夫もなされています。ホームタイムのインデックスを立体的なゴールド製のローマン数字で表示する一方、ゾーンタイムにはアラビア数字をプリントしました。
同期メカニズム
小さなサークルのゾーンタイムを大きなサークルに移行させるというユニークな同期メカニズムも、前モデルから受け継ぎました。これは、外国に長期滞在するときにゾーンタイムとホームタイムの表示を入れ替える場合に便利な機能です。リューズを引き出して引き出して針を動かすと、両方の時間帯の時刻を同期できます。その際に、第二時間帯の時刻合わせ用のボタンを押したままにすると、ゾーンタイムの時針は動きません。こうして、ゾーンタイムとは別に新しいホームタイムの時刻に針を合わすことができます。時刻合わせができたら、10時位置のボタンを使ってホームタイムと連動するアウトサイズデイトの日付を修正します。
新開発の自社製キャリバー
自社製キャリバーL141.1が新しく開発されたことにより、ランゲ 1 ファミリーのベースキャリバーL901を使用していた全てのモデルに新しいムーブメントが搭載されることになりました。ランゲの自社開発キャリバー65個目となったこの新しいキャリバーには、これまでに培われた経験が活かされています。このモデルでは香箱は1個で、パワーリザーブ72時間を実現しました。それ以外にも、古典的なチラネジテンプや、一時間に21,600回振動する自社製フリースプラング式ヒゲゼンマイなど、ランゲならではのディテールが盛り込まれています。
キャリバーL141.1↓
サファイアクリスタルのシースルーバックからは、素材の特性を生かした洋銀製4分の3プレート、ビス留め式ゴールドシャトン、ブルースクリュー(青焼きしたネジ)、テンプ受けおよび中間車の受けなど、ランゲならではの品質の証しを見ることができます。
二度組方式で仕上げられたムーブメントの随所に施された手彫りの装飾模様が、A.ランゲ&ゾーネの最高品質基準を物語ります。
ぜひこの機会に店頭で御覧ください。
モデル名:ランゲ 1・タイムゾーン
品番:LS1363AG 136.029(ホワイトゴールド)
ムーブメント:ランゲ自社製手巻きキャリバーL141.1
ケース素材:ホワイトゴールド、ピンクゴールド
ベルト:手縫いのレザーベルト
防水:3気圧防水
サイズ:41.9mm
その他の特徴:ホームタイム表示およびゾーンタイム表示それぞれに専用デイ・ナイト表示
ストップセコンド機能搭載スモールセコンド
第二時間帯設定用24都市リング、サマータイム対応
ホームタイム対応アウトサイズデイト表示
パワーリザーブ表示AUF/AB
パワーリザーブ:完全巻上げ状態で72時間
価格:6,435,000円(税込)
他にも、A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)を多数店頭にて取り揃えております!
ぜひこの機会に、A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)のコレクションをご覧ください。ご試着も可能ですので、お気軽にお申し付けください。
Aランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルナンド・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクター達の垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、東ドイツ政府により、Aランゲ&ゾーネは国有化され、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作されています。1994年以降に開発された自社製キャリバーは64個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。稀に見る複雑時計を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トリプルスプリット、そして2013年に発表された6本限定のブランド史上最も複雑なモデル、グランド・コンプリケーションは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとする A.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019年にはステンレススチール製ケースに身を包み軽快さとエレガンスが共存するオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾーネの歴史に新しい章を開きました。
店舗における感染防止対策
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