A.ランゲ&ゾーネ、オデュッセウスの日付・曜日表示機構が異彩を放つ
●oomiya 心斎橋店にてA.ランゲ&ゾーネの【新作サンプル展示】を以下日程にて開催します。「オデュッセウスWG/ブラウンレザー」が以下日程にて、実機サンプルを手にとって見ることができます。
本日は、オデュッセウスの日付・曜日表示機構のご紹介です。
オデュッセウスのダイヤルで一際目を引くのは、曜日表示と日付表示です。
曜日表示は左側に、そしてお馴染みの2窓式アウトサイズデイトは右側に配置されています。
この機構は新たに開発されたもので、99個の部品で構成されています。
この機構はオッデュッセウスのために開発されたもので、日付と曜日を間違いなく読み取れるように大きな表示窓を採用しています。その数字と文字は、A.ランゲ&ゾーネの時計にお馴染みの書体です。
曜日の切り替え
日付・曜日表示機構の駆動を司るのは、12時間で1周する筒車です。その動きがちょうど1日をかけて1周する24時間車に伝えられ、24時間車が直接、曜日表示を1日分先に進めます。それと同時に、一の位表示用リングと十の位表示用ディスクを正確に進める役目を果たすプログラム車も駆動されます。
日付の切替え
アウトサイズデイト表示は、できる限り大きく日付を表示するために一の位表示用リングと十の位表示用ディスクで構成されています。プログラム車は一の位表示用リングの輪列を毎日1回、先に進めます。例外は月末31日から翌月1日に切り替わる時です。この時には、プログラム車に設けた凹部により、一の位の切り替えが省略される仕組みになっています。プログラム車は10日ごとに、十の位表示用ディスクの輪列も駆動します。ただし、3から空欄に切り替わる時だけは、ディスクは2日後に先に進みます。
表示の修正
日付表示と曜日表示を1日ずつ先に進めるには、日付ボタンと曜日ボタンを操作します。これらのボタンは表示を進めるだけでなく、日付または曜日を深夜12時をまたいで進めたり戻したりすることもできるという、機能重視の設計になっています。
モデル名:オデュッセウス
品番:LS3633AD 363.068(ラバーベルト)、 LS3633AA 363.038(レザーベルト)
ムーブメント:ランゲ自社製自動巻きキャリバーL155.1
ケース素材:ホワイトゴールドケース
ベルト:ラバーベルト(ブラック)/手縫いレザーベルト(ダークブラウン)
防水:12気圧防水
サイズ:40.5mm
その他の特徴:時、分およびストップセコンド機能搭載スモールセコンドによる時刻表示、ランゲ・アウトサイズデイトおよび曜日表示
入荷時期:未定
価格:4,807,000円(税込)
*入荷時期、発売価格に関しては現在の予定となり、予告なしに変更する可能性がございますので、予めご了承ください。
A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)について
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクター達の垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、東ドイツ政府によりA.ランゲ&ゾーネは国有化され、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナケースを使った腕時計が、毎年数千本のみ製作されています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発され、手作業で入念な装飾と組み立てを行なったムーブメントが搭載されています。1994年以降に開発された自社製キャリバーは62個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。稀に見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トゥールボグラフ・パーペチュアル”プール・ル・メリット”、トリプルスプリットは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。