2012年にSIHH 2012にて発表されたラルフローレン･サファリRL67 クロノグラフモデル。その「他にはない」独自のケース仕上げに世界中のバイヤー、各メディアが注目した。※日本では、10月頃より入荷が始まりました。

一見ハイテクのようでいて職人の手作業が欠かせないこのケース仕上げ。本日は、このラルフローレンの「ガンメタル」についてご紹介いたします。

ベースとなるケースは、一般的に時計ケースに用いられるステンレススチール素材。
まずは、表面をマットグレーに仕上げます。

エアピストルを利用して研磨粉子を吹き付けるサンドブラスト加工、マイクロブラスト加工をケースやパーツに施します。非常に微細な凹凸が表面に生じ、表面が滑らかなマットグレーになる。

続いては、ガンメタル仕上げを施していきます。

銃の表面処理に施される特殊な化学熱処理を施すことで、滑らかでマットグレーだったスティールの表面が、ガンメタルになり、触感もザラッとした感じに変化します。

その後、ポリシュ＆サテン仕上げを施します。

ダイヤモンドペーストと高速回転する特殊ブラシを使用して、表面にポリッシュ仕上げを交互に施していく。表面に微妙な色彩と艶が生じ、ヴィンテージの風合いが生じます。

そして、最後は組み立て作業。

一連の加工を施されたパーツが組み立てられいく。ここまでの一連の工程はほとんどが手作業で行われています。　ガンメタル仕上げは、使い込まれたヴィンテージ感が漂うだけではなく、表面の耐傷性も倍増（4倍）するメリットもあります。

オーダーメイドの銃と同じ化学熱処理を施すなど、時計ブランドでは考えにくい様々な分野に注目しているラルフローレンブランド。そんな独自の視線がアパレルのみならず、時計ファンをも引き付けるのでしょう。

RALPH LAUREN（ラルフローレン）スポーティング コレクション

クロノグラフ モデル サファリ　RL67-45MM
ステンレス スティール
ブラッシュ＆ガンメタル仕上げ
ラルフローレンのためのジャガー･ルクルト(Jaeger-LeCoultre)製マニファクチュール
ムーブメント：キャリバーRL750
自動巻き
機能：時、分、秒表示、クロノグラフ、日付表示、タキメーター
サイズ：44.80mm
防水性：約5気圧（～50m）
オリーブキャンバス地ストラップ
品番：RLR0230900
特徴：スモーキー サファイア クリスタル裏蓋、オレンジのクロノグラフ秒針

価格：￥729,750（税込）

RALPH LAUREN （ラルフローレン）
Official Site=http://ralphlaurenwatches.com/jp/Watch
関連記事=https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/osaka/watch/category/ralph-lauren

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