時計専門店 スタッフが、IWC を実際に6ヶ月間使用してみたレビュー企画
こんにちは、渡辺です。
今回、私が実際に6ヶ月間使用したIWCのパイロットウォッチの使用感のレビューをご紹介させていただきます。
ちなみにこちらの写真は、滋賀県大津にある近江神宮の時計博物館に行った時の写真です。
こちらの博物館は、大津宮を開いた天智天皇が日本最初の時計である漏刻を使用したとの故事にちなみ、時計発展の歴史を物語る和時計などの時計関係資料を多数展示した日本初の時計博物館です。需要な文化財もあって時計好きの方にはオススメです!
さて、本題のレビューは、IWCのパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・プティ・プランス IW377714を実際に6ヶ月間使った感想を、以下の3点のポイントに絞ってお伝えします。
ポイント1 : 着用感
ポイント2:コーディネート
ポイント3:メリットとデメリット
ポイント1 : 着用感
存在感のあるパイロットウォッチなので、使い始めは「大きく重くて着け心地は悪いのではないか?」と思いましたが、「とても装着感が良くて驚きました」。ベルトのデザインが細くシェイプされていて、柔らかい素材を使っているので着け心地が抜群に良いです。とても装着感が良いのでこの時計を着ける頻度も高くなって、とても満足しています。
ポイント2:コーディネート
ブルーとブラウンの組み合わせが、ビジネスシーンでもオフスタイルでも使いやすかったです。
ビジネスシーンでは、ネイビーのジャケットやスーツにも合いますし、それに革靴もブラウンに合わせたらバッチリ合います。ブルーのシャツにも相性抜群に良いです。個人的にはブルーのジャケットに、ブラウンのレザーシューズの合わせるのが多いので、ビジネスシーンでとても活躍しています。
オフシーンでも、落ち着いたブルーとブラウンのカラーなのでどんな服装にも合いやすく使いやすかったです。これからの春夏のシーズンでは腕元が目立ってくるので、さらにオフのシーンでの着用も今から楽しみです。
ポイント3:メリットとデメリット
メリットは、ブラウンのカーフストラップに良くあることですが、手洗いの時に水しぶきがかかってしまい、すぐに吹き取ったとしてもシミが残りますが、私の使用する限りでは、このベルトではシミができなかったです。また、このレザーベルトで暑い夏場での使用をした時にどうなるのかと思いましたが、暑くない時期の6ヶ月間ですが、ベルトの裏に汗染みもできず、裏素材は汗にも強そうだと感じました。でも夏場は1つ大きめの穴に挿して使うといいと思います。ケースが少し重めなので、ベルトが緩めだと腕の上で動き装着感に影響を及ぼすこともありますが、ベルトの形状が付け心地のカバーをしてくれます。夏場はアウターがないので、少し大きめに着けても、時計の厚みで洋服の着脱の時に引っかかる心配はなく快適に使えると思います。
デメリットは、ケースの厚みと角張ったフォルムで、冬のアウターの着脱の時には時計が引っかかることがありましたので、アウターの着脱の時には少し気を遣います。
あくまで使用した私の主観ですが、最後にパイロットウォッチならではの視認性の高さはどんなシーンでも感じられました。綺麗なブルー文字盤、白い針やインデックスを見るたびに、いつでも私の気持ちを”上げてくれる”時計でした。使用する回数もおのずと多くなっていたのも、その理由があったからだと思います。また機会があれば他の時計もご紹介させていただこうと思います。