今注目してほしいブランド!!H.Moser&Cie.(エイチモーザー)#4
こんにちは。
本日は昨日に続く、第4弾ということで【PIONEER/パイオニア】
故郷に戻り壮大な野望を実現させる。ここからはパイオニア、開拓の時代に入っていきます。
当時、シャフハウゼンの人々は、農業用水路の荷運びを主な生業とし、製造業に携わっていたのは時計師は数少でした。
しかし食料の輸入が増えることで農業は衰退し、今までの水路の荷運びの仕事も陸路が整備されれば無くなってしまう。
モーザは様々な経験から、今後の産業の発展を見据えていたに違いありません。
シャフハウゼンを新たな工業地帯へと発展させること、これが彼がシャフハウゼンに戻った大きな理由でした
そこでモーザが目をつけたのは水量豊富なライン川でした。ここに水力発電を作り、電気を供給したらいいのではないか?
モーザは早々に運河の建設を発案しました。しかしながら、、、またそこで地元の政治家たちがこれに強く反対されました。
最初に帰郷を許されなかった、苦い思いが思い出されます。またしても、阻まれるのかに思いました。
しかし状況は一転しました。なぜなら、多くの市民がモーザのこの計画に賛同したのです。
こうして1851年ハインリヒは運河を完成に成功しました。そこで生み出された電力は近くの工場へと供給されていきました。
またハインリヒは自らも鉄道車両の製造工場を新設し、陸路拡大にも大きく貢献しました。
1865年にはスイス最大のダムの建設にも成功し、さらに低価格での電力供給が可能し、やがて海外からもその恩恵を受けるべく工業従事者が集まるようになりました。
その中に有名時計ブランド IWC などシャフハウゼンはモーザの手によって工業都市へと成長していきまいた。
モーザの死後、ロシア革命、クォーツショックによって1979年には廃業となってしまいます。
途絶えたかと思ったブランドですが、2005年には IWC のエンジニアであるユルゲンランゲ博士とハインリッヒの曾孫にあたるロジャーニコルバルジガーの手により復活しまいた。産業を助けたIWCに助けられたのです。
2012年以降はジュウ渓谷の名家メイラン家へと経営が引き継がれ、独立ブランドとしての時計作りを再開しています。
第1弾~4弾までH モーザーの歴史と魅力についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
文字板デザインが特徴的なのでついついそこだけに目が行ってしまうんですが
壮大なストーリーがあるブランドなんです。本日も最後までご覧頂き有難うございました。
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