ミッドナイトブルーが圧巻 フュメダイヤル！

皆様こんにちは！舩越です。

今回はH.モーザーからエンデバー・センターセコンド・オートマティックのご紹介。

ミニマリスティックでありながら平凡でないEndeavour（エンデバー）コレクションは、H. モーザー社のクラシックなラウンド型をユニークかつ現代的に再解釈したデザインです。必要最小限の要素のみを残し、レス·イズ·モア「少ないほど豊かである」という概念を体現する、複雑さを増す一方の現代社会とは対極をなすモデルです。美しいカーブを描く彫りの深いケースから徹底的に無駄を排除したダイアルまで、Endeavour（エンデバー）のすべての要素は、まるで発掘されるのを待つ芸術作品のようです。時代に左右されない、真の時計愛好家のためのコレクションです。

Hモーザーといえば、ヒゲゼンマイまでも自社一貫製造体制により、手作業で作り上げらていることをご存知の方も多いかと思います。

そしてなんといっても、どのブランドも真似できない美しいダイアルは圧巻です！

グラデーションを作るには塗料を薄く吹いていきますが、塗料が薄いと下地が見えてしまうため、ダイアルの面をしっかりと磨く必要があります。下地を整え、色ムラが出ないように塗らなければならないので、非常にコストがかります。

フュメダイアルでは下地の処理からインデックスがセットされるまでに約200の工程を経ます。熟練の時計師であってもこの間に傷を付けてしまうことはあるようで、品質チェックもH.モーザーは他社と比べてより厳しく行なっています。一般的なスイスメーカーでは時計から30cmの距離をとって、肉眼で傷などを見ますが、H.モーザーではルーペを使って確認します。それだけで不合格になるダイアルは増え、おおよそ半数が破棄されています。それほどの厳しいチェックによりできたダイヤルは見事です！

ミッドナイトブルーのダイヤルは内から外側にかけて深みを出し吸い込まれそうなほど上品で奥行きのあるグラデーションです！

裏側は18Kレッドゴールド製ローターがご鑑賞いただけます。