知っているようで知らない!?『ムーンフェイズ機構』を深くご紹介致します!☽
こんにちは!大谷です(^^)♡
皆様、、いきなりですが『ムーンフェイズ機構』はご存じでしょうか???
ご存じでない方はもちろん大体知っているけれど詳しくしらないよぉ~っていう方
ようこそ!!ゆっくり紐解きながらご説明させていただきますので是非、お付き合いいただければと思います。
ムーンフェイズとは、簡単に言うと「月の満ち欠けがわかる機能」。一目見ただけで今日が新月か満月か認識が出来るのです。ですが、皆さんどういう理屈で動いているのか、この機能は凄い機能なのか、なぜ月の満ち欠けがわかるムーンフェイズ機能を搭載したのかご存知ですか?
時計の時刻情報は「平均太陽」といってまず1日を24時間と定め、それを等分して示されたのが時間。
このような時刻情報に対して、実際の月の満ち欠けを時計機構で忠実に再現すべく考え出されたのが「ムーンフェイズ」なのです。ムーンフェイズとは、月相を意味し、文字通り満月や上弦、下弦といった月の形、位相「フェイズ」を忠実に再現する複雑機構。
時計という腕の上に乗る小さいサイズのケース内に搭載していると考えるとムーンフェイズのすごさが少し分かるような気がしますね、、、。
余談ですが時計によっては、「ムーンエイジー」を搭載している時計もあります。ムーンエイジーとは、月齢を指し新月から始まって次の新月までの1周期を日数カレンダーのように数字で表す機能があります。ロマンティックです(^^)♪ 現在の暦はご存じのように、太陽暦の一種”グレゴリオ暦”を基にしたカレンダーとなっています。一方、月の満ち欠けを基準とするのは太陽暦。紀元前の古代の暦として使用されてきた歴史があり、「何月」というのは、元々”月”の動きによるもので決められていました。今では、多くの時計に搭載している日付機構とムーンフェイズには、少なからずゆかりがあるのかもしれませんね(^^)☆太陽暦は、1年が約354日で現代の暦に比べ約11日短くなっているそうです。
(暦=時の流れを、一日を単位として年・月・週などによって区切り、数えるようにした体系。また、それを記載したもの。こよみ。)
(グレゴリオ暦=西暦年数が4で割り切れる年を閏(うるう)年とするが,100で割り切れる年は100で割った商をさらに4で割って割り切れる年のみを閏年とするもの。)
(太陽暦=地球が太陽のまわりを一回転する時間を一年とする暦のたて方。一年を三六五日とし、また四年に一度閏(うるう)年をおいて三六六日とする。)
この「ムーンフェイズ機構」は、16世紀頃のヨーロッパの置き時計には、既に搭載されていた物も発見されました。
何百年もの前に環境が今ほど整っていない状況下でこのような複雑な機構が製造されていたと考えると昔の方々の努力、発想、繊細さ、言葉では言い表すのはとても難しいですが本当に「すごい!!」の一言ですよね。。。笑 語彙力が乏しくて申し訳ございません。泣
ムーンフェイスを時計に搭載するだけで、腕時計ダイアルに魅力的アニメーション効果をもたらし、機能性だけでなくビジュアルも兼ね備えています。
ムーンフェイズの機能は、時計上に月が描かれたディスクが、29.5日で一回転し、月齢(直前の新月の日数を0とし、そこから経過日数を表した数値)のおおよその姿を表示させています。
このように掲載させていただきました
IWC(メンズウォッチ、レディースウォッチ)、モーリスラクロア、ジラールペルゴ等のブランドに問わず数多くのブランド、モデルにムーンフェイズ機構を搭載している時計が沢山ございます。どのような機構なのか詳しく知識を得たうえで見る時計は、また一味違う深みを感じられるのではないかと思います。
是非、この機会にoomiya時計店に遊びに来てくださいね♡皆様のご来店、スタッフ一同楽しみにお待ちしております!!!