1978年のクリスマスの夜。
当時のIWCの開発を担うクルト・クラウス氏と社内デザイナーのハノ・ブルトシャー氏、そして販売とマーケティングの責任者ハネス・パントリー氏の3人はディナーの席でどうしたら機械式時計を守り続けることができるだろうか、そんな話で盛り上がっていました。

クォーツショックからの脱却は可能か、常に彼らは不安を抱えていました。
そしてこの夜、ひとつの時計のアイデアが誕生しました。

かつて作られた薄型のエレガントな懐中時計をベースに腕時計を作れないか。
こうして誕生した大型の腕時計は1984年、IWCのエレガンスを表現する時計が求められていた時代に「ポートフィノ」と名づけられます。

イタリア・リグリア沿岸の美しい港町ポートフィノ(ポルトフィーノ)は1950年代から60年代には漁村でしたが、いつしかセレブリティたちが休暇を過ごす場所となっていました。その港町から由来されるコレクションです。

控えめでエレガントな点はこれまでのポートフィノモデルに共通する部分です。

ケース側面の丸みを均等にすることによって、サイズ以上にスリムな外観をもっています。

ゴールドモデルのみに特別にされる裏蓋のエングレーヴィング。

こちらは、ポートフィノの風景を表しています。

品番：IW356504
機械式ムーブメント、自動巻き
パワーリザーブ：42時間
日付表示
秒針停止機能付きセンターセコンド
両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス
裏蓋に特別なエングレーヴィング
防水性：3気圧
ケース厚さ：9.5mm
直径：40mm
価格：1,220,400円(税込)

その他、IWCの商品は店頭に多数ご用意がございます。

IWC （アイダブリュウシー）
Official Site=http://www.iwc.com
関連記事=https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/osaka/watch/category/iwc

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