クロノグラフ徹底解説第2段! フライバッククロノグラフとは、、、
皆様こんにちは、大谷です!
今回は、前回徹底解説させていただきました「クロノグラフ誕生」に続きクロノグラフを一種「フライバッククロノグラフ」をご紹介致します♪
実は、クロノグラフというだけでも本当に沢山の種類が存在し、多くの皆様がどの様に使うのかどのように誕生したのか具体的にどういう機能なのかご存知でない方がほとんどだと思います。
フライバッククロノグラフの使用方法
まずフライバッククロノグラフとは、完結に申し上げますと通常のクロノグラフ機構だと
スタート⇨ストップ⇨リセット⇨リスタート
がクロノグラフ基本操作方法です。
フライバッククロノグラフは、この工程における操作を簡略化したもので通常、計測を一旦止めて再度計測を始めるには、プッシュボタンを3回押さないといけないですがフライバッククロノグラフだと4時位置のリセットボタンを押すと計測がリセットされ同時に計測がスタートするので本来は、3回押すべきところを1回で行うことが出来中間タイムの読み取りがしやすくなっています。
フライバックの歴史
100年以上の歴史をもつクロノグラフは、近代オリンピックから始まり飛行機時代の到来、世界大戦など時代の流れに大きく影響を受けながら進化を遂げてきました。その中でも、フライバック機能は、軍需品として発展してきた歴史があり飛行機の登場と共に正確なクロノグラフは、自身の飛行位置や目的地への到着時間を測る為の機器としてクローズアップされてきました。しかし、操縦中に操縦桿から手を離して何度もプッシュボタンを押すのは、難しくそれ故に簡略なフライバッククロノグラフは、大きな進歩であった。
戦争真っ最中で活躍していた空軍たちが命をかけて戦う環境化では、一分一秒が命の分かれ目だった大切な道具の一つだったのでしょう。
フライバック機能のさらに進化した物
「スプリットセコンドクロノグラフ」
スプリットセコンドクロノグラフとは、フライバッククロノグラフからさらに進化した機構。
通常のクロノグラフの秒針は1本だが、スプリットセコンドクロノグラフは最初から2本のクロノグラフ針が用意されており、複数のタイム計測が可能になったのである。さらに、一旦停止させた針を再始動させると動いている針の位置まで瞬時に移動し、再びタイム計測させる事が出来る非常に優れた便利な設定に進化しました。
今では、レースのラップタイム計測が出来るのでかなり実用性が高くなっています。
当時は、飛行中に突然遭遇した出来事に素早く対応しなければならない為発明されました。
現在と歴史とでは、用途は異なりますが時代の流れに合わせ日々進化を遂げていると考えると過去の良さを残しつつ新しい技術でそれを磨き上げるというなんだか誇らしい気持ちにさせられます。
フライバッククロノグラフは、クロノグラフ動作を伝えるキャリングアームとリセットハンマーを連動させる必要があり、小さなムーブメントにその為のパーツを収めるのがかなりの技術を要した。また、スプリットセコンドは、ムーブメントにかかる負担が非常に大きく歯車が欠けないよう高い耐久性が求められる。いずれも、高い手腕を持つブランドからしか出せない機構になっています。
フライバッククロノグラフが搭載のタグホイヤーオータヴィアをご紹介
こちらのモデル「タグホイヤー オータヴィア」は、「ヴィンテージパイロットウォッチ」にインスパイアされた落ち着きのある上品なデザインに成されています。
ケースバックは、サファイアガラススケルトンになっており美しいパーツ達を眺めることも可能でムーブメントは、最新のホイヤー02が搭載されているのでなんと80時間ものパワーが備わっています。巻き上げが面倒な方には嬉しいですよね。
美しいシルバーの文字盤上にロジウムプレートのアプライドインデックスにホワイトのスーパールミノバコーティングされているので昼夜それぞれの美しさを体感していただく事が出来ます。
是非、店頭にてお試しくださいませ♪
モデル名:オータヴィア キャリバー ホイヤー02
品番:CBE511B.FC8279
価格(税込):748,000円
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