【ボーム&メルシエ】歴史と実績、安心できるブランドの国際的名声とは？？

はじめに

oomiya心斎橋店のブログをご覧の皆さま、こんにちは。守谷です。
突然ですがボーム＆メルシエというブランドはご存知でしょうか？？

日本ではあまり知られていないように思われがちですが、世界的にみると実はかなり知名度のあるブランドだそうです。特にイタリア、フランスではあのロレックスより有名で揺るぎない地位を誇るんだとか、、、

ボーム＆メルシエをご存知の方も初めましての方もぜひその魅力にハマっていただければと思い、今回はブランドの歴史や人気の理由をお話ししていきます。

【ボーム&メルシエ】歴史と実績、安心できるブランドの国際的名声とは？？ - BAUME＆MERCIER

ボーム＆メルシエとは

1830年、スイスのレ・ボワにルイ＝ヴィクトール・ボームとポール・メルシェによって創立されたボーム＆メルシエはなんと6番目の古参ブランドです。ちなみに一度も途絶えることなく現存するブランドとしては4番目に古いので、ロレックスやオメガよりも長い歴史があるのですね。

「最高品質の時計だけを作る」

「何も見逃さない。最も優れた品質の時計だけを作る」

「完璧なものしか認めない。最高品質の時計しか製造しない。」

妥協することなく時計作りに挑んだボーム＆メルシエですが、歴史も長いため海外ではお祝いのプレゼントなど、節目のときに昔から贈られているそうですよ◎

ボーム＆メルシエの国際的名声

そんな実力派のボーム＆メルシエ、国際的名声も多くあります。
①クロノグラフを自社開発する優れた技術。

②1885年:時計精度コンクール「キュー・テディントン・コンクール」に初参加し、上位7位のうち3つをボームが占め、翌年には4つのモデルが受賞。

③1892年:トゥールビヨン付きクロノメーターで最高記録(100点満点中91.9点)をマーク。
→これは10年以上破られたことのない素晴らしい記録です！！

④19世紀半ば:各国で開かれた万国博覧会で金メダルを含む5つの賞を獲得。

⑤19世紀後半:国内と国際フェアに出展した際10個のグランプリ、7個の金メダルを獲得。
(パリ、メルボルン、チューリッヒ、アムステルダム、ロンドン、シカゴ)

ボーム＆メルシエのロゴΦの由来

φはギリシャ文字で『理想的な均衡や調和の美』を表すとされており、黄金比の記号として用いられました。
自社デザインに確固たる自信をもっているのがあらわれていますね！
こちらは1964年にボーム＆メルシエの商標として登録されました。

1918年に時計界の中心であるジュネーブに拠点を移し、翌年の1919年にジュネーブの高級時計委員会からジュネーブ刻印を受けるなど、さまざまな功績を残し確固たる地位を築き上げたボーム＆メルシエですが1988年にはIWCやジャガールクルトなどと同じリシュモングループの傘下に入りました。
ちなみにIWCやジャガールクルトがリシュモングループの傘下に入ったのは2000年なのでボーム&メルシエはリシュモンの初期メンバーといっても過言ではないですね！！

そんなボーム＆メルシエはなんと女性にも大人気のブランドなのですよ◎
他の時計ブランドと比べてユニセックスなデザインやレディース向けのモデルも多く出しています。

ボーム＆メルシエが女性に人気の理由

1869年、女性も時計に関心を寄せていることをいち早く感じ取った創立者のルイ＝ヴィクトールは娘のメリーナにゴールドの時計を贈ったのだとか。複雑機構に力を入れていたボーム＆メルシエが、このようにエレガントでラグジュアリーなデザイン性のあるモデルにシフトチェンジしたことにより当時離れていく古参ファンは多かったそうです、、、
しかしこの時代の変化に順応したからこそボーム＆メルシエというブランドを残すことができたのですね。
技術力はもちろんのこと、マネジメント能力も高かったためここまで幅広く愛されるブランドに成長したのではないでしょうか。

最後に

ここまでざっくりとボーム＆メルシエの歴史を辿ってきましたがその魅力は伝わりましたでしょうか、、、
今までなんとなくボームってすごいブランドだなぁと思われていた方も多いかと思いますがこれを機に少しでもご興味をもっていただければ嬉しいです。
長々と書いてしまいましたが今回はこのあたりでお別れしましょう！！
次回はボーム＆メルシエの各モデルの魅力に迫りますのでお楽しみに！！