【9/1～価格改定対象モデル】針が8本？ ジャガー・ルクルト マスター・コントロール・ジオグラフィーク(Q4128420)

こんにちは、伊藤です。
本日は、ジャガー・ルクルトのモデルの中でも針が「8本」もある、マスター・コントロール・ジオグラフィークについてご紹介させていただきます。

最後に、モデルスペックと9/1～の新価格もご案内させていただきますのでお急ぎの方は、目次から「スペック」へおすすみください。

マスター・コントロール(シリーズ)誕生の背景

1972年　最後のレベルソのストックをイタリア向けに販売
1979年　クォーツでジャガー・ルクルトはリバイバルを遂げる
1980年代　エボーシュ販売でジャガー・ルクルトは存続
1986年　経営の立て直しスタート⇒VDOからギュンター・ブリュームライン(ブリュムライン)がアドバイザーとしてジャガー・ルクルトへやってくる　※同年、ブリュームライン(ブリュムライン)がジャガー・ルクルトの全権を握る。
☆ギュンター・ブリュームライン(ブリュムライン)は、ジャガー・ルクルト、IWC、のちにA.ランゲ＆ゾーネの再興に取り組んだ人物。

そして・・・

1992年　マスター・コントロール(ビッグ・マスター)登場。1940年～60年代のデザインをお手本に古典的な時計をデザイン。
また、1000時間コントロールこと”マスター・コントロールテスト”を加えた、古典だけでなく精度と信頼性という付加価値をつけることで、実用時計として作り上げました。

1860年代、ギュンター・ブリュームライン(ブリュムライン)がやってきた当時は、ジャガー・ルクルトは”瀕死の状態”だったそうで、他のブランドのために、ライターやペンを作り、医療機器や測定機器、ムーブメントや時計とできることを全てを行って存続していたそうです。
ギュンター・ブリュームライン(ブリュムライン)がジャガー・ルクルトの全権を握ったことで、ジャガー・ルクルトのビジネスを根本から刷新しようと考え、時計ビジネス以外から撤退。
下請けからの脱却をすることで、エボーシュの供給先を25社から4社に絞ったそうです。
いわゆる“雲上、高級“ブランド”の選び抜かれた供給先のみに絞り、ジャガー・ルクルトを高級なマニュファクチュールとして認識させようと取り組まれたそうです。

1990年代　マスター・コントロールは、このジャンルでは唯一の存在で、ジャガー・ルクルトの復活劇にも一役買ったモデルでもあります。

針が8本、それぞれの役目とは？

今回は、マスター・コントロールシリーズの中でも針が”8本”も、ある、マスター・コントロール・ジオグラフィークをピックアップ。

針の役割を写真と共にご説明しています。

まずは、文字盤中央から出ている針”3本”
①短針⇒時針
②長針⇒分針
③青い針⇒秒針

9時位置の横にある”POWER”と書かれた扇形のインジゲーターはパワーリザーブ表示で、扇形の中央から出ている④青い針はパワーリザーブの残量を指す針です。

6時位置の上にある⑤⑥2本の針は、第2時間帯の時・分を表示する針になります。
その横にある⑦小さな針は、第2時間帯が午後なのか午前なのかが分かるように24時間表示の針になっています。

第2時間帯の表示方法は・・・ケースの10時位置にあるリュウズを回す⇒6時位置にある▽マークに（窓が開いているので）表示したい国を持ってくる⇒第2時間帯の時刻は自動で表示されます。

最後に3時位置の横にあるのは、日付表示。
その中央から出ている⑧青い針は、日付表示の針です。

マスター・コントロール・ジオグラフィーク　Q4128420　スペック

ブランド：ジャガー・ルクルト
モデル：マスター・コントロール・ジオグラフィーク
品番：Q4128420
ケースサイズ：40mm
ケース厚さ：10.96mm
防水性：5気圧
現在の価格：1,707,200円(税込)
9/1～新価格：1,874,400円(税込)

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