IWC 「ポートフィノ・オートマティック 37」の魅力
皆さま、こんにちは!渡辺です。
本日は「ポートフィノ・オートマティック 37」の紹介をしたいと思います。
IWC
アイ・ダブリュー・シー
ポートフィノ・オートマティック 37
品番:IW458601
ムーブメント:自動巻き(IWC自社製キャリバー 32111)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:カーフストラップ
防水:5気圧防水
サイズ:37mm
その他特徴:パワーリザーブ約120時間、インデックスに12個のダイヤモンドをセット、日付表示、両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス、秒針停止機能付きセンターセコンド、サファイアガラスのシースルー裏蓋、クイック交換システム
価格:¥792,000 (税込)
【概要】
「ポートフィノ」は、IWCの腕時計のラインナップの中でも、小ぶりなケースと上品なデザインが特徴的なシリーズです。ポートフィノ37はケース直径37mmでレディース向けとはされているものの、細身の男性にも似合うサイズ感のモデルとなっています。
ポートフィノとは、イタリアのリグーリア海岸に面した絵画のように美しい港町の名前。その名の通り、ゆったりとした大人の余裕が感じられるシリーズで、2022年に登場した新作9本も、1984年の初登場時のエレガントな精神性を受け継いでいます。
また、伝統を守るだけでなく、常に進化し続けているのもIWCの魅力。今回も大胆なモデルチェンジを行いました。
【ケース】
ポートフィノ・オートマティック 37」はケース直径が37mmで、よりスリムな手首にも快適にフィットします。ベゼルはクラシカルな趣のあるスムースベゼル。装飾性を抑えたシンプルなデザインのため、文字盤が見やすく、機能的な美しさが実感できます。表面のなめらかな鏡面仕上げからも、時計づくりに真摯に向き合ってきたIWCの技術の高さを感じます。
リューズの形は前作に比べると、やや丸みを帯びた、よりエレガントな印象を与える形に変更されています。サイズはケースに対して存在感のある大きさがあり、まるで王冠のようにも見えますね。
ベゼルはクラシカルな趣のあるスムースベゼル。装飾性を抑えたシンプルなデザインのため、文字盤が見やすく、機能的な美しさが実感できます。表面のなめらかな鏡面仕上げからも、時計づくりに真摯に向き合ってきたIWCの技術の高さを感じます。
【文字盤】
シルバー文字盤はサンレイ仕上げになっていますのシルバーメッキ。サンレイ仕上げとは、中心から外側に向かって太陽光のような無数の線が走っているように見える加工のこと。光を受けた時に見せる表情の変化がとても美しいです。アワーマーカーと針にはゴールドメッキ加工がなされています。時針と分針は上品さの感じられる流線形のリーフアルファ針。アワーマーカーはバトン型で、12時と6時のみがローマ数字です。アワーマーカーの先端には12個のダイヤモンドがセッティングされています。それぞれのダイヤモンドの台座部分にもゴールドメッキ加工が施されているため、ダイヤの輝きがより一層強調されていますね。
文字盤そのものには、ブランド名、AUTOMATICの表記以外の装飾はなし。前モデルに比べて、より一層シンプルなデザインとなりました。ブランドロゴやAUTOMATICの文字、さらに分数を表すミニッツメーターもすべて黒色に統一。3時の位置にあるデイト表示も黒いフォントとなっているので、全体のカラーバランスが調和して、とても締まった印象の文字盤となっています。
【裏側、ムーブメント】
裏蓋はサファイアガラス製のシースルーバックになっています。外した時に自社製ムーブメント「キャリバー32111」を鑑賞することができるようになっています。過去のポートフィノシリーズでは、裏蓋部分にシリーズの名前にもなっている港町「ポートフィノ」の街の風景が刻印されるのが定番となっていました。それを今作ではあえてシースルーバックにしたことで、レディースモデルでありながら内部機構にも妥協していない、IWCの職人的信念を感じさせる仕様になりました。2022年の新作ポートフィノシリーズすべてに搭載されている「キャリバー32000」シリーズは、IWCでは初めてとなる、シリコン製部品を搭載した自動巻きムーブメントです。摩耗に強いシリコン部品と、双方向爪巻き上げ機構により、5日間のパワーリザーブを実現。ゴールドメッキを施したローター部分には、ブランドの名前とスイス製の表記、そして「Probus Scafusia(*プローブス・スカフージア)」という、最高品質であることを示す認証印が刻まれています。ムーブメントの地盤部分には、湖の湖面をイメージしたともいわれるコート・ド・ジュネーブ装飾と、真珠を敷き詰めたようなペルラージュ装飾に二種類の加工が施されています。石数は21。人工宝石とブルースティール製ビスの色とりどりの輝きを楽しめるのも、オーナーだけの特権です。また、5気圧防水を示す「5 BAR」の横に刻印されている魚マークは、「防水」を示すIWCお決まりのマーク。無駄を削ぎ落した機能美の中に潜む、こうした遊び心もIWCの魅力ですね。
【ベルトについて】
2022年に発表されたポートフィノは、最も先進的な特徴はベルトにあります。スイス製カーフ・レザーでできたベルトは、ひとつひとつに独自のコードがついていて、オンラインでレザーの調達元を追跡することが可能。スイスの時計業界初となる、トレーサビリティを備えたレザーベルトです。このレザーは、高級時計業界では初めて透明性を測る為にIWCのアプリを読み取り、ベルトの裏側の数字を入力する事で、素材の調達源追跡できるようになっています。
ベルトそのものは着けた時に腕馴染みのよいソフトな仕上げで、バックルには革への負担の少ないバタフライバックルを採用しています。
クイック交換システムを採用しているため、別のストラップと簡単に交換することができます。
【まとめ】
シルバーの文字盤にはサンレイ仕上げが施されており、いっそうソフトで洗練された印象になっています。またシンプルなデザインが好印象で、ジェンダーレスで使用できるケース直径37mmでビジネスシーンでも活躍しそうです。
約5日間のパワーリザーブを備えた自社製ムーブメントを搭載しているので、デイリーユースとしても使ってもとても便利です。
より高性能に進化を続けるポートフィノ・オートマティック37は、20代から上の幅広い年齢の方におすすめです。