”移動中も絶対頼りになる時計の魅力とは?”最も息の長いタイムピースが進化したユリス・ナルダンの「ブラスト・デュアルタイム」の機能は驚異的!
皆さま、こんにちは!渡辺です。
本日は、ユリス・ナルダンから「ブラスト デュアルタイム」の紹介いたします。
ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン)
モデル名:ブラスト デュアルタイム
品番:243-20/43
ムーブメント:自動巻き(キャリバー UN-24)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:アリゲーターストラップ
防水:50m防水
サイズ:42mm
その他特徴:パワーリザーブ約42時間、時、分、スモールセコンド、特許取得の前後に調整できるビッグデイト、9時位置に特許取得の前後に調整できるセカンドタイム表示
振動数:4Hz 毎時28,800振動
文字盤:サンレイ・サンドブラスト
価格:¥1,562,000 (税込)
ユリス・ナルダンの最も息の長いタイムピースが、現代の旅行者のために新たに生まれ変わりました。
都会的なデザインで、移動中もエレガントさをキープ。1994年にユリス・ナルダンが開発した、瞬時にタイムゾーンを調整できるユリス・ナルダン デュアルタイム(特許取得済み)は本当に使い易い機能です。
放射状にサテン仕上げが施されたネイビーブルーの文字盤は、爽やかでスポーティな印象を与え、光の当たり方によって深いダークブルーや明るいパープルのように見えたりと長く使っていても飽きのこない魅力的なも文字盤になっています。海との深い強いつながりを持つユリス・ナルダンなので、ユリス・ナルダンらしい印象を醸し出しています。
エレガントで効率的なデュアルタイムは、アイコニックな3つのラグの「スケルトン X」と同じ特徴的なケースで、12時、3時、6時、9時位置にローマ数字をデザインしています。2時位置に視認性の高いダブルウィンドウでデイト(日付)、6時位置に大型のスモールセコンド針(秒針)、そして日付、時、分は、特許取得済みのホームタイム表示と9時位置の窓によって示されます。
時針の操作はケースの10時位置に取り付けられた「+(プラス)」のプッシュボタン、および8時位置の「-(マイナス)」のプッシュボタンを押すことで簡単に進めたり戻したり調整することができます。この操作の禁止時間帯は無いので、必要が迫われたときに操作ができます。また、その際にはデイト(日付)も連動して動くのでとても便利です。このよく考えられたこの機構は、海外へ行き来するビジネスパーソンの方から、複数の国の時間を素早く確認したい人にとっても便利なつくりになっています。
また、自動巻きムーブメントはサファイアクリスタルのケースバックから眺めることができます。
搭載ムーブメントはUN-24 デュアルタイム・ムーブメントを搭載し、機能的なだけでなくデザイン性も兼ね備えています。ユリス・ナルダンのロゴが際立つ新しいローターを搭載。旅行者にも必要なエレガンスを備えたタイムピースです。ETA 2892-A2ベースのCal. UN-24は、特許取得モジュール搭載モデルで、カレンダーの前後のクイックチェンジが可能となっています。
モジュール式のデュアルタイム機構は、天才時計師ルートヴィヒ・エクスリン博士が1994年に開発したもので、約30年ものあいだ作り続けられています。
ルートヴィヒ・エクスリン博士
1952年生まれのスイス人。スイス時計産業の重鎮であり、最も複雑な機械式時計を作り出す、天才的な時計技師として知られる天才時計技師です。1980年代半ば、物理学者で天文学者であるルートヴィヒ・エクスリン博士は、当時のCEOであった故ロルフ・W・シュナイダーとのタッグによって誕生した3本の天文複雑時計からなる天文三部作を開発。その後、ユリス・ナルダンの「フリーク」などの開発を手掛けました。また、スイス時計産業の中心地、ラ・ショー・ド・フォンにある国際時計博物館の館長も務めていました。
実際に腕に着けてみると角度のついたラグが下に落としているので装着感が高く感じました。シャツの袖にも収まるサイズ感であらゆるシーンで活躍すると思いました。レザーストラップだけでなくラバーストラップもあり、スーツスタイルからカジュアルなスタイルまで幅広く活躍してくれると思います。またデザインだけでなく特許取得済みの優れたデュアルタイムムーブメントが搭載されているのでメカ好きの方にもおすすめしたいです。
【「モジュール式」か「自社キャリバー」の違い】
最後に「モジュール式」か「自社キャリバー」の違いについてお話させていただきます。
まず結論から言いますと、これについては機能に違いはないです。
モジュール式は、3針のムーブメントの上にモジュール → 機能を追加して組み立てた機械で、
自社キャリバーは、専用機械で一体型。あらかじめ機能を入れ込み、一から設計の専用機械です。
「モジュール式」と「自社キャリバー」のどっちが良い?
2010年「ETA」問題を皮切りに各ブランドは「自社キャリバー=マニュファクチュール」化が進みましたが、1990年以降の時計作りの主流は「モジュール」を使用することでした。モジュール式と専用キャリバーに優劣をつけることは非常に難しいです。嗜好品・工業製品としては専用(その時計のために作られた)機械の方が良いかもしれませんが、モジュールを使用することにより時計本体の価格が抑えられることは違う意味でメリットが大きく、単純に比較ができません。
以下に、それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。ご参考までにご覧ください。
モジュール式
メリット・・・コストが抑えられる。凡用性に優れる。メンテナンス性に優れる。
デメリット・・・ベースムーブメントの上に機能を足すので、時計の厚みが出ることが多い。ケース側面からみるとリューズの位置が下がるなど、ヴィジュアル性に劣る。機能・機構上、負荷がかかる場合があり、衝撃に強くない。
自社キャリバー
メリット・・・機能の専用機械であるため、各歯車はダイレクトに駆動し、安定性に優れる。内・外装ともにヴィジュアル性に優れる。長い期間、メンテナンスを行うことが可能。
デメリット・・・開発コストがかかるので、時計の値段が高くなる。メンテナンス面で今後20年〜30年経過してみないと本当の意味で評価できない。
いかがでしたでしょうか。ほかにも、多数ユリス・ナルダンのコレクションをご用意しています。
この機会に、ぜひ実物をご覧ください。
創業から歩み続ける177年の軌跡
1846年 「ユリス・ナルダン」自身が23歳の時、ル・ロックルに小さな工房を設立。大きな功績として、船舶用マリンクロノメーターで米、露、英、日本など世界50以上の海軍に使用。数千もの受賞歴、特許を持つ。
1970年代 クオーツ時計の科学技術が急速に進歩し、方向転換を余儀なくされる → 会社存続の危機
1983年 ロルフ・シュナイダーCEOと物理学者兼時計師ルードヴィヒ・エクスリンのタッグにより、機械式複雑時計のブランドとして再興。「イノベーション」(ビジネスに新しく価値を見出す「変革」)がブランドのキーワードに
1983年〜2000年 数々の複雑時計を発表。天文三部作(ファーストモデルがギネスブックに登録)、オートマタ付きミニッツリピーター等。複雑機構を製作する時計ブランドの地位を確立。
2001年 ムーブメントで時刻を表示する革命的な「フリーク」を発表、時計製作史上初シリシウム製脱進機を搭載。
2011年 エナメル工房「ドンツェ・カドラン」を傘下に収め、自社製エナメルに着手
2014年 ケリング・グループの傘下になり、2017年より現CEO「パトリック・プルニエ」が指揮
2019年 サステナビリティ、国連の持続的な開発目標(SDG14)に注力、海洋保護に関する活動の一環でサメの生態系調査団体や写真家などに協賛
2022年 パトリック・プルニエCEOへの会社売却によりソーウィンドグループとしてケリングから独立
COSCとUNサーティフィケート(ユリス・ナルダン独自の規格テスト)
COSC サーティフィケート:
・COSCはスイスの公的クロノメーター検定機関でスイス製ムーブメントの精度、正確性を認定します。
・COSC認定では7つのテストを行っていますが、一番有名なのは平均日差です。
・一般的な紳士用時計サイズのムーブメントの精度は日差−4/+6秒が求められます。
UN サーティフィケート:
・UN独自の規格テストでは、ムーブメントをケースに入れた状態=時計として完成された状態で行います。
・ユリス・ナルダン サーティフィケートは下記を含む完成時計の最終テストです。
・自動巻きのテスト
・腕につけた状態を想定してのテスト。精度はCOSCと同じ日差−4/+6秒
・パワーリザーブのテスト
・最終確認:機能チェック、外観、防水性能も含まれます。
※一日(24時間)は、86,400秒です。時計が24時間に6秒進むと想定すると、誤差は0,0069です。直径4cmにも満たない小型の機械の精度が99.99%ということは、驚くべきことです。
ダイヤモンシル(耐磁・耐久性を向上。シリシウムを人口ダイヤモンドでコーティングしたユリス・ナルダンの独自技術)
・ユリス・ナルダンは冒険心を持ち技術革新を追い続け、時計の精度向上と部品寿命をさらに進化すべく素材の探求と実験を重ねています。
・2005年、ユリス・ナルダンは地球上で最も高硬度とされているダイヤモンドウェハーを用いた「フリークダイヤモンドハート」を発表。
・2007年、ユリス・ナルダンはダイヤモンドシル(シルシウムを人工ダイヤモンドでコーティングした特許取得の独自技術)を発表。この技術により、ダイヤモンドに匹敵するほどの硬度をもったシリシウムがさらに耐久性をもたらします。現在でもユリス・ナルダンの基幹ムーブメント、UN-118とUN-119のガンギ車&アンクルに使用されています。
シリシウムの開拓者
ユリスナルダンは2001年にフリークで時計に初めてシリシウム脱進機を使用。以後数年は他ブランドがシリシウムを開発・仕様に遅れをとった。その理由は「製造が非常に困難」であったことと「未知の素材」のため、安易に着手できなかった。開発から20年以上経過した現在、シリシウム脱進機は時計業界には欠かせないものとなった。ユリス・ナルダンは伝統的な時計製造技術と革新的な素材や技術開発を探求する時計マニュファクチュールとして、その地位を確立しています。
脱進機の主要は、多くの時計(90%以上)が使用しているスイスレバー式。スイスレバーは100年近く使用されており、再起動性に優れる一方で脱進機負荷が大きく、長時間一定の時間(精度)を保つことが難しい。効率の良い、新たな設計の脱進機を作ることは、時計製造に携わる者の永遠のテーマでした。
特徴 利点
1、磁気が帯びない 耐磁性がある
2、硬質、摩耗しない 耐久性がある
3、注油の軽減 耐久性がある
4、弾性 変形しにくい、戻る
5、耐熱 気候に関係なく安定
6、複雑形状の成型が可能 デザインの幅が広くなる
▼「ULYSSE NARDIN」
1846年、スイスのル・ロックルで設立。以来、ユリス・ナルダンは海の世界からインスパイアされたタイムピース製作で新たな挑戦に挑んできました。
最初は探検への憧れから始まり、初のマリン クロノメーターの製作、そして現代のコレクションのあらゆる所に存在する海からのインスピレーションにいたるまで、メゾンは常に世界全体および海との大胆不敵な関係を築いてきました。
175年以上にわたる歴史に培われた時計製造技術と鑑識を披露し続け、独自のシリシウムテクノロジー、トゥールビヨンや天文学のレガシー、クロノグラフ、エナメル装飾、インハウスデザインといった要素は、いずれも比類なきブランド アイデンティティを構築しています。
ユリス・ナルダンは、自由な精神を尊ぶ方々に革新的なタイムピースをお届けいたします。
金利・手数料0%のoomiyaプレミアムクレジットをご用意しています
例えば、こちらにご案内したモデル【 ブラスト デュアルタイム 1,452,000円】を
’’60回分割無金利クレジット’’でご利用された場合。
→ ’’月々24,200円×60回’’となります。(詳しいご利用方法はぜひ店頭のスタッフまでお問い合わせください。)
※信販会社による審査結果によりお客様のご希望に添えない場合もございます。予めご了承ください。
※金利・手数料は、株式会社オオミヤが負担いたします。
※一部のブランドでご利用回数の制限、ご利用できないモデルがございます。詳しくは、スタッフにお尋ねください。
All Brands Official Retailer
大阪(心斎橋・南船場)にあるジャガー・ルクルト、IWC、タグホイヤー、ジラール・ペルゴ、ユリスナルダン、H.モーザーなどの時計正規販売店です。店内に入った瞬間から心躍るような「お客様にゆっくり楽しんでいただける」空間となっております。