皆さま、こんばんは。谷です。
今年は暖冬ということもあり、例年よりも冬に遊びに行くことが多くなりました。
最近行ったところでは、東大阪にある石切神社が楽しかったです。地域柄として、よもぎが有名で、よもぎ団子によもぎの天ぷら。さらにはよもぎのうどんまで！
坂もあったりするのですが、腹ごなしにはぴったりの散策エリアがある神社でした！プチお伊勢と呼んでも過言ではないほど色々な食べ歩きのお店がありました。
もし機会があればぜひ足を運んでみてください。

さて、今回は「マスター・ウルトラスリム・パワーリザーブ」と同じくして当店に入荷いたしました2024年の新作モデル「レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」ピンクゴールドをご紹介いたします！
前回の「マスター・ウルトラスリム・パワーリザーブ」は説明だらけとなりましたので、今回はすでに発表されている「レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」ステンレススチールモデルと比較しながらご紹介していきたいと思います。
比較していくとあんなことやこんなことが違ったり…。まずは新作モデルのスペックからご紹介していきます！

まずはスペックについて説明していきます。
2024年の新作で入荷した「レベルソ・トリビュート・ドュオ・スモールセコンド」のモデルは、表が20回に及ぶ複雑なラッカー塗装により完成した「サンレイ仕上げのディープブルーラッカーダイヤル」であり、裏側がフランス語で「シュマン・ド・フェール」と呼ばれる縁取りされたミニッツトラックに沿って配置された新しいインデックスが特徴です。

キャリバーは自社キャリバーとなり、Cal854となります。そのため、「レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」ステンレススチールモデルと同じキャリバーとなります。
パワーリザーブは、約42時間で手巻きととても渋い1本です！
手巻き時計といえば、どのタイミングで巻き上げるのがベストと質問をいただくことが多くあります。正直ブランドによって必ずというタイミングが異なるのですが…。
ジャガー・ルクルトでは、24時間以上効果的に作動し続けるために必要なエネルギーをムーブメントに与えるため、常時時計を身につける方でなくとも、毎日時計を巻き上げることを推奨しています。
巻き上がりの感覚としては、リューズに抵抗を感じた時です！この時、腕時計は最大限巻き上げられたことになります。
全ての手巻き時計に言えることなのですが、ゼンマイがフルで巻き上がった状態からさらに巻き上げを行いますとゼンマイを損傷する恐れがありますので注意して巻き上げてください。

どのくらいなのかわからない時は、お気軽に当店のスタッフまで聞いてみてください！

では、時計のスペックについてはこのくらいにして、ピンクゴールドとステンレススチールの比較を行っていきたいと思います！

上の写真2枚はそれぞれ太陽光に当たった状態の文字盤です。
同じブルーの色味ですが、少しずつ色が違います。サンレイ仕上げで同じ仕上げを施しているものの、ピンクゴールドは20回に及ぶ複雑なラッカー塗装により完成したサンレイ仕上げのディープブルーラッカーダイヤルが美しい質感と奥行きで魅了します。
一方で、ステンレススチールのモデルは、ブルーのサンレイ仕上げが行われており、光のあたり方次第では、パープルプルーのようにも見えます。

さらにピンクゴールドの文字盤カラーをみてみましょう！
ゴールドのバーインデックスと時分針が、インクブルーのダイヤルと絶妙なコントラストを織りなしています。
ピンクゴールドの色を際立たせながらも、ブルーの美しさが目を惹きます。
このインクブルーの深みのある色彩は、最低限20層のラッカーを塗布することで実現し、加えてこのラッカー仕上げの各層は、次の層を塗布する前に慎重な乾燥工程が必要となります。
そのため、技術者はさらに慎重に文字盤のカラーを作る必要があるのです。

一方で、ステンレススチールのモデルは、古典的でありながらも都会的な印象を与えます。
サンレイブラッシュ仕上げのブルーダイヤルはステンレススチールの無骨さに美しいカラーを添えます。1931年に発表されたレベルソのオリジナルデザインのアイデンティティを妥協することなく、スタイルのセンスをさらに際立てています。

続いては、裏側を見てみましょう。
ピンクゴールドとステンレススチールのモデルで最も違いを感じるのは、裏側の文字盤です。
ピンクゴールドの文字盤は、バーインデックスが時分針の外側についているのに対して、ステンレススチールのモデルは内側にバーインデックスがあります。
さらに細部もそれぞれ見てみましょう！

ピンクゴールドのモデルは、表も裏もサンレイ仕上げとなっていてとても高級感溢れる仕様となっています。
一方で、ステンレススチールのモデルは、クルー・ド・パリ装飾と呼ばれるピラミット型の凹凸が集まっており、少しカジュアルにも見えます。

また両方のモデルに共通する点としては、24時間表記であること・第２時間帯を設定できること・フランス語で「シュマン・ド・フェール」と呼ばれるレールウェイミニッツで縁取りされたデザインであることが挙げられます。

ピンクゴールドには、バーインデックスの外側に施されたデザインもレールウェイのように彫られています。
ステンレススチールのモデルには、クルド・パリ装飾を囲うように彫られたようなレールウェイがアクセントになります。

どちらの素材も、メインダイヤルとスモールセコンドに施されたレールウェイミニッツは彫りが深く、それぞれ異なる太さで彫られているのが特徴です。

いかがでしたでしょうか？
今回の新作「レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」ですが、ピンクゴールドならではの色やデザインの違いがうまくゴールドの美しさを引き立てているのではないでしょうか？

個人的に色々なゴールドモデルが大好きなので（特に好きなのはピンクゴールド）文字盤との相性や違いなど見比べることが多くあったのですが、今作の「レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド」とってもいいですよ！
ぜひ、実機でご覧いただきたいです！

もちろん、ステンレススチールのモデルも日常使いやベルトの色を変えて遊ぶにはぴったりなので、ぜひ見比べにいらしてくださいませ。

皆さまのご来店をスタッフ一同お待ちいたしております。

商品名：レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド
品番　：Q3982590
価格　：¥3,982,000 （税込）
サイズ：47×28.3mm
ムーブメント：手巻き（ジャガー・ルクルト製キャリバー 854）
防水　：3気圧防水
【その他特徴】
パワーリザーブ約42時間
振動数：毎時21600振動
表ダイヤル：植字された時針, ブルー, サンレイ仕上げ
表機能：秒, 時、分表示
裏ダイヤル：植字された時針, シルバーグレー, サンレイ仕上げ, ドーフィン針
裏機能：24時間表示, 第2時間帯
ピンクゴールド製尾錠
インターチェンジャブルシステム
デュアル素材のブルーストラップ付属

商品名：レベルソ・トリビュート・デュオ・スモールセコンド
品番　：Q3988482
価格　：¥2,076,800 （税込
サイズ：47×28.3mm
ムーブメント：手巻き（ジャガー・ルクルト製キャリバー 854）
防水　：3気圧防水
【その他特徴】
パワーリザーブ約42時間
振動数：毎時21600振動
表ダイヤル：ブルー、サンレイ仕上げ、ドーフィン針
裏ダイヤル：シルバーグレー、滑らかなクルー・ド・パリ、第2時間帯、24時間表示、ドーフィン針