【モーリス・ラクロア】2025Watches&Wonders を迎える前にCHECK IT OUT!2024年後半に発表された目玉モデルを一挙にご紹介!
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2月もそろそろ終わりを迎え、3月がやってきます。
3月を過ぎるともうWatches&Wonders 2025もすぐそこ!今年は2025年4月1日~4月8日が会期となっており、各ブランドが様々な時計を一斉に発表します!
2025年はどんな時計が私たちを待っているのでしょうか?楽しみですね!
その前に、今回は2024年後半に発表されたモーリス・ラクロアの時計を一挙にご紹介。
今年の後半はアイコンモデルにフォーカスし、力を入れた1年となりました。素材や限定モデルをベースにこだわりがつまったそれぞれの時計たち…。
では、ご紹介していきます!
マットブラック文字盤がかっこいい!!42mm「アイコン セラミック」
最初にご紹介させていただくのは42mmのブラックセラミックから!
先日発表された際の画像では、文字盤のクルド・パリの凹凸感は少なく感じます。しかしながら、実機はしっかりとマットブラックで仕上げられた「クルド・パリ」となります。文字盤全体の「クルド・パリ」がマットであることで、バーインデックスやモーリス・ラクロアのロゴが映えます!
実機を見ると文字盤の「クルド・パリ」はブラックでも真っ黒ではなく、備長炭のような黒さを持っているように感じます。モーリス・ラクロアとしては初の試みではないでしょうか?
世の中には、さまざまなブラック文字盤がありますが、個人的にはこのマットブラックの文字盤とバーインデックスや針の美しさを引きたせるために、あえて「引き算で、マットブラックの文字盤」を制作したのではないでしょうか?
ブレスもマットブラック?セラミックの良さを引き立たせるための技術とは?
さて先ほどは、42mmの文字盤のデザインについてお話をしてみました。では、ブレスはどうでしょうか?
実は、今回ブレスもマットブラックなのです。ブレスのデザインは通常のアイコンシリーズと異なり、角にポリッシュ仕上げが施されておりません。
しかし、ポリッシュ仕上げは施されていないものの、角は丁寧に落とされており、モーリス・ラクロアらしいこだわりが見えます。
角にあえてポリッシュしないことで、マットの無骨な美しさを表現しています。
またそうすることで、バックルのポリッシュ仕上げの光りが対比となり、ブレスのマットブラックの魅力を引き立たせます。
ベゼルの仕上げなどをみても、しっかりとベゼルのエッジを美しく見せるために、6時位置にあるデザインやベゼルからラグへつながるさいの一段内側への落とし込みを丁寧におこなっています。
マットの質感だからこそ、乱れやびびりが出てくると、光の加減でよくわかるのです。
39mmのホワイトセラミックは、42mmと対照的な仕上げ?それとも人の視認の不思議?
続いては、39mmのホワイトセラミックをご紹介。
39mmのホワイトセラミックは、42mmのブラックセラミックと異なり、セラミック本来の艶感があります。
ユニセックスの時計でもある39mmのサイズ感は、男性が付けても女性が付けても美しく見えます。
マットブラックと異なるのは、ケースの艶感だけではありません。
文字盤に施された「クルド・パリ」模様もしっかりと1つ1つの凹凸がわかるような仕上げとなっております。
また、バーインデックスもしっかりと高さを出しており、立体感を強調することでオールホワイトでものっぺりと印象にならず、キリッとしたイメージを与えます。少し暗い場所で見ると、針もバーインデックスの角にも丁寧にポリッシュを施しているのが分かります。
また、モーリス・ラクロアのロゴの角の綺麗に面取りが施されており、センターに向けて少しカーブをつけているのも美しいです。
ブレスの仕様は?ブラック&ホワイト どちらがお好みですか?
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ホワイトセラミックのブレスは角が丸く落とされており、付け心地がマットブラックと比較すると良いように感じます。
1つ1つのコマの角が丸くおとされ、セラミックの冷たさを感じさせない仕上げとなっております。また、艶感もピカピカというよりか、ブレスにしてもラグにしても、ベゼルにしても角を緩やかに落としていることもあり、そこまで艶感はありません。
セラミックの良さをしっかりと理解した上で作成されいるモデルのように感じます。
実際に、今回のセラミックモデルに関して、さまざまなモーリス・ラクロアユーザーに聞いた上で制作されていると聞いています。
続いては、100本&150本JAPAN LINITED EDITIONについてお伝えしていきます!
100本限定モデル『アイコンオートマティック JAPAN LIMITED EDITION RED文字盤』
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さて続いては1月11日に発売が開始になったモーリス・ラクロアの「アイコン オートマチック JAPAN LIMITED EDITION」ですが、赤と黄色の2色で販売となりました。まずは、赤文字盤についてご紹介していきます!
今回発表されたモデルの最大の特徴は「限定本数」と「グラデーション」
赤の文字盤は日本限定モデルでありながら、さらに100本限定となっており、数少ない本数でのご案内となります。
さらになんとグラデーションモデル。私は個人的にこのグラデーション文字盤は30万円代のお時計としては、とても魅力的なのではないかと思っております。
赤と黒のコントラストが赤の魅力をさらに引き出す!『アイコンオートマティック JAPAN LIMITED EDITION RED』
最も、クルド・パリの特徴であるピラミットが数を連ねてくデザインであるのにも関わらず、ピラミッドの側面によっては色を四角リト変えているところが、芸が細かいですし、満足度も高いと思います!
よく見るとしっかりととロゴのカーブの間にもクルド・パリ装飾がほどこれており手の混み具合を感じさせます。
ノンデイトであり、センターセコンドの時計、グラデーション文字盤だけらこその清さがいいですね。
個人的には今回のモデルにはデイトを用いらず、グラデーションを引き立てるデザインであることも魅力的です。
ベーシックな「42mm」のサイズだからこそグラデーションのよさが際立つ!
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グラデーション文字盤を制作するにあたってはやはり、サイズ感も大切なのではないでしょうか?
グラデーションダイヤルを作る際にはサイズは大きな意味を持ちます。それはグラデーションをかけることができる大きさでもあるからです。
今回モーリス・ラクロアが発表した「アイコン オートマチック JAPAN LIMITED EDITION」が共に42mmで出たのもここに大きな意味があるのではないでしょうか?
特に今回ご紹介しているRED文字盤は、ブラックとの色のコントラスとその間を埋めるクルド・パリ装飾に1つ1つのピラミッドのようなカラーにこだわる必要があります。
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今年はさまざまなモデルをモーリス・ラクロアはアイコンシリーズで発表いたしました。
センターの赤の色味はスイスの国旗の赤、バーインデックスや針はスイス国旗の白を彷彿とさせます。
また、42mmならではの際まで伸び切った分針やセンターセコンド、あえて日付の窓がない3時位置など100本限定で作成するこだわりを感じますね。
裏スケも見所満点!裏ガラスに記載されている『JAPAN SPECIAL EDITION』
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しかし今回からはNEW BOXでご案内。さらに時計を開ける場所にはモーリス・ラクロアのアイコンマークが。
こうして時計とリンクしてBOXまであるとついつい手にとってしまいますね!笑
また裏側ガラスにはJAPAN SPECIAL EDITIONと記載があり、とてもおしゃれです。
個人的にはこのように裏ガラスにこんな仕上げをしてくるのは、本当に時好きの心をいとめます。
ですが、やはり以前のモデルと比較しても仕上げや外装、ブレスにこだわっていることを実感しますし、技術力の凄さを垣間見れます!
125本限定モデル「アイコン オートマチック JAPAN LIMITED EDITION YELLOW」そのモデルとは?
今回ご紹介いたします「アイコン オートマチック JAPAN LIMITED EDITION YELLOW」は、日本限定モデルでありながら、限定本数であることには変わりがありません。
最もREDが100本限定に対して、YELLOWは125本限定となっております。
またサイズもREDと同様に42mmのサイズであり、同じくグラデーション文字盤となっております。
個人的にREDと少し違うなと感じる点は、グラデーションが淡いということ。REDよりもはっきりとグラデーションがかかっているのではなく、さらに細分化してクルド・パリ装飾にグラデーションがかかっているようにも見えます。
さらにグラデーションの細部を見てみよう!YELLOWとREDの違いとは?
RED同様、分目盛りの箇所に最も濃い黒色がくることはもちろんですが、バーインデックスの位置にあるクルド・パリのピラミッドのような装飾の色味と時分針の軸でもあるセンターにかけてのクルド・パリ装飾のピラミッドの黄色の明るさのグラデーションはより細分化されているように感じます。
また、モーリスラクロアのロゴとアルファベットもRED文字盤の時は白だったのに対して、YELLOWでは黒色で全体的にスタイリッシュに見えます。
一方で、バーインデックスや時針・分針の白はREDの時と異なり太く感じます。
なぜなら、バーインデックスの角の落とし方に対して、黄色の文字盤の反射がキラッと光るからです。これも色による違いではあるのですが…。私は個人的にこちらのお色目がお気に入りです!!
裏スケはRED同様に!「JAPAN SPECIAL EDITION」
限定本数の表記こそありませんが、裏ふたを見れば限定モデルであることは一目瞭然ですね!
日本限定と入っているのが特別感を演出します!!
また、センターロータにもRED同様にモーリス・ラクロアのアイコンデザインが入っており肉抜きされた隙間から見えるムーブメントは機械式時計の醍醐味ではないでしょうか?
時計情報
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ムーブメント | 自動巻き(キャリバー ML115) |
---|---|
ケース素材 | セラミック |
ベルト | セラミック |
防水 | 20気圧防水 |
サイズ | 42mm |
その他特徴 | パワーリザーブ約38時間 振動数:毎時28,800回 3時位置に日付表示 時・分・秒表示 ロジウムメッキのムーブメント、ペルラージュ装飾とコリマソン装飾、ローターにコート・ド・ジュネーブ装飾 サファイアクリスタルガラス、ダブル無反射防止コーティング 無反射コーティングを施したサファイアガラスを使用したオープンケースバック 6つの「爪」がデザインされたベゼル ねじ込み式リューズ ダイアル:ブラック、クル・ド・パリ装飾 アワーマーカー:インデックス、ブラックプレート、ホワイトのスーパールミノバ 針:マットブラックプレート、ホワイトのスーパールミノバ、ブラックプレートの秒針 イージーチェンジャブルシステム |
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ムーブメント | 自動巻き(キャリバー ML115) |
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ケース素材 | セラミック |
ベルト | セラミック |
防水 | 20気圧防水 |
サイズ | 39mm |
その他特徴 | パワーリザーブ約38時間 振動数:毎時28,800回 3時位置に日付表示 時・分・秒表示 ロジウムメッキのムーブメント、ペルラージュ装飾とコリマソン装飾、ローターにコート・ド・ジュネーブ装飾 サファイアクリスタルガラス、ダブル無反射防止コーティング 無反射コーティングを施したサファイアガラスを使用したオープンケースバック 6つの「爪」がデザインされたベゼル ねじ込み式リューズ ダイアル:ホワイト、ラッカー仕上げ アワーマーカー:インデックス、ロジウムプレート、ホワイトのスーパールミノバ 針:ロジウムプレート、ホワイトのスーパールミノバ、ロジウムメッキの秒針 イージーチェンジャブルシステム |
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品番 :AI6008-SS002-530-1
価格 :¥381,700 (税込)
サイズ:42mm
ムーブメント:ML118(自動巻き)
防水 :20気圧防水
その他特徴:パワーリザーブ約38時間
クル・ド・パリ装飾のスモーキーレッドグラデーションダイヤル
イージーチェンジャブルシステム
日本限定100本
商品名:アイコン オートマチック ジャパン リミテッド エディション
品番 :AI6008-SS002-731-1
価格 :¥381,700 (税込)
サイズ:42mm
ムーブメント:ML118(自動巻き)
防水 :20気圧防水
【その他特徴】
・パワーリザーブ約38時間
・クル・ド・パリ装飾のスモーキーイエローグラデーションダイヤル
・イージーチェンジャブルシステム
・日本限定125本
※oomiya限定でラバーストラップが付属
限定本数のため、状況によってはご案内が難しい場合もございます。
詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2024年の後半に発表された新作モデルを一挙にご紹介いたしました。
さて今年はどんな素敵なモデルと出会えるのでしょうか?
コラボレーションや今回のように国限定・本数限定などがあると注目してしまいますよね!
ぜひ、2025年のモデルも楽しみに2024年のモデルを見にきてくださいませ。
スタッフ一同、皆さまのご来店をお待ち致しております!